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九州温泉道 垂玉温泉 山口旅館(被災前)

現在は垂玉温泉 瀧日和として再スタートを切っていますが、以前は宿泊もやっていました。昔の写真が残っていたので、記録として残しておきます。
現在の姿はこちらからどうぞ。

南阿蘇の山の中にある旅館です。
九州温泉道の対象施設なんですが、立ち寄りの時間にいつも間に合わなくて、しかも名物の滝が間近に見ることのできる温泉は宿泊者限定。

これは泊まるしかないでしょ!

ということで、気がついたら予約をポチッとしてました(笑)
ものすごく楽しみにしていたのですが、当日はあいにくの雨でした。17時くらいに到着しましたが、その時にはすでに暗くなっていました。


こりゃ仕方ないですね…。
今回泊まったのは、一泊朝食付きプランです。
少し奥にある、旧館のような建物に通されました。十分な広さです。全く問題なし(笑)
早速、露天風呂に向かいます。
雨が降り、暗いので様子がよく分かりませんが、一旦玄関を出て、しばらく歩くと「滝の湯」という露天風呂があります。

滝の湯(夜)

脱衣場から滝を見る
見上げると滝が…

雨が降っているのもあり、人は誰もおらず。
しかもかなりの雨が降っています(笑)笹にごりのいい湯です。
混浴設定になっていますが、女性にはかなりハードルが高いと思います。確か女性専用時間が設定されていましたし、湯あみ着着用OKだったと思います。

現在の滝(2022年現在)

ちょうど左下あたりに滝湯があったのではないかと思います。
滝の湯の再建については、断念されたようです。
実際に見ればよくわかるのですが、かなり元に戻すのにはハードルは高く
難しいのではないかというのがよくわかります。

部屋に戻って、今度は「かじかの湯」という半露天風呂に入ります。
男湯と女湯が夜朝で入れ替わるようです。

かじかの湯

夜は奥の方が男湯でした。またもや1人。写真はとってみたのですが…。見ての通りで、あんまりよくわかりません(笑)

かじかの湯(よくわからん)

屋根のある岩風呂と、その横に屋根のない小さな露天風呂がありました。
この日はビールを珍しく2本飲み、ごきげんで寝ました。

翌日。
朝、内湯の「天の湯」に向かいます。

天の湯(大浴場)

今日も雨が降り続いているので、あまり眺めはよくありません。
先客が1名いましたが、すぐに上がったので、すぐに貸切状態になりました。ゆっくりと浸かりました。

天の湯
いい湯だ…

現在の大浴場とほぼ同じ形です。
ここは地震の被害が大きくなかったんですね。少しでも以前の形が残っていてよかったなぁ。と思います。
すぐ横の半露天も誰もいないようだったので、ちょっとのぞいてみます。
半露天風の浴槽が1つと、外につぼ湯が2つ並んでいました。
ここもよさそうだなぁ。

半露天風。床の感じが良い。
つぼ湯

朝食

朝食(和定食)

シンプルな朝食。これくらいがいいですよね。
いうことなし!ザ・宿の朝ごはん。
ごはん、おかわりをしました。おいしかった~。

食事場所は個室風に仕切られていました

滝の湯(朝)

昨日夜に入ったものの、あまりにも暗くて何も見えなかったので、もう一度チャレンジをしてみました。

入り口

脱衣場は男女に分かれていますが、お風呂は混浴になっています。
あいにくの大雨で(笑)誰も入っていませんでした…

全景

昨日はぼんやりとしか見えなかった滝がばっちり見えます。
雨が激しく降るので、あまり落ち着いては入れませんが、せっかくです。いろいろ探検してみます。

逆から見た感じ
滝を見上げた感じ
滝を望みながら

滝を見上げながら、お風呂に入るシチュエーションはいくつか経験がありますが、ここは別格ですね。規模がデカい!
湯は他の浴槽と同じ、ちょっと鉄分の入った、阿蘇によくある泉質。
最初はキシキシしますが、徐々に体になじんできます。


様々な温泉に何度も入り、大満足で宿を後にしました。
天気がよければ、言うことなかったんだけどなぁ。これだけはどうにもなりません。また訪れたい温泉の1つになりました。

まさかこの1年後に、地震が起こるなんて、この時は全く思いませんでした。かなりの被害から立ち直ることは、かなりの時間を要すると思いますが、やっと日帰り入浴が復活しました!
宿泊営業は断念したということですが、温泉を応援するということは、その地に赴いて、湯につかることでしかできないと思っています。
近くに寄った際は、ぜひまた入浴したいと思います!

※現在は、垂玉温泉 瀧日和として、日帰り入浴のみ営業しています。



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