#126. スタバでナンパ男にすらしがみつきたい？！

こんにちは！こんばんは！Mimiです。南米アルゼンチンより、心と幸せなパートナーシップについてお伝えしています。

私は夫と出会う前、毎日ひたすら自分の心と向き合っては自分の「恋愛の癖」に気付いたり、その癖の原因となる心の傷を癒したりして、少しずつ「心の在り方」が変わってきたな～と実感しているときがありました。

そうして心を整え、毎日を気分よく過ごしていると、ちょっとずつ「行動してみたい」と思うようになってきます。

それは、「このまま何もしないのは不安だから、何かしなきゃ！！」というような不安ベースのものではなく、「ただ楽しそう！やってみたい！」という楽しみベースのものです。

私もそういう楽しみベースで「そろそろ新しい出会いとかあったら楽しいかな～」と思い始めていたころ、いつものようにスタバでラテを飲んでいたら、斜め前でPCを開いてしばらく仕事をしていたっぽい男性が、席を立つ際に私に近寄り、紙切れを渡して去って行ったんです。

「これ、僕の電話番号だから連絡くれるかな？君はとてもキレイだから。」と言って。。。

ほっほーーーぅ！！ナンパってやつですかぁ。ラテン男は、平日午前中のスタバでPC開いて仕事しながらでも、女を見てるのかよ。。。と感心しつつも、悪い気はしなかった私。笑

ですが、私はこういう手のものには、35年間生きてて一度も乗ったことはなかったんです。（いや、若かりしころにはあったかもしれないけど）

基本、人見知りなので、知らない人から声を掛けられると「怪しい壺でも売りつけられるんじゃないだろうか」と疑ってしまって、ダメなんです。苦笑

でも、このときは、違いました。

ちょうど「そろそろ新しい出会いがあったら楽しいかも！」と思っていたときだったので、「行動してみたい！」とワクワクしたんですね。しかも、その人の容姿は悪くなかったから。。。（容姿くらいしか連絡する・しないを判断できるポイントがなかった）

それで、初めて知らない人から渡された電話番号にメールをしました。

すると、すぐに電話がかかってきて、「ありがとう！君がとてもキレイだったから、また会いたくて！いつ会えるかな？」とな。。。

いや、いくらなんでもそれは急すぎないかい？！メールのやりとりとかあるでしょ？！？！ラテン男のテンポは、そんなもんなのか？！と、引いてしまった私。

で、「今すぐには決められないから、メールで話しながら決めよう」と言って、その場はとりあえず電話を切りました。

ですが、その後もメールで、

「今夜は？」
「今週末は？」
「僕の家に来る？」
「僕の家でヨガのプライベートレッスンしてよ」

と、メール攻撃。（当時私は、ヨガの出張レッスンをしていた）

「君がキレイだからまた会いたい」と言われたのは、もちろん悪い気はしない。でも、メールのやりとりだけでも「何かめんどくさいな～この人。。。」と思ったのが、正直なところ。

で、何日間かメールのやりとりをするなかで、彼の家には行けないけど、まずは外で会おうと返したうえで、彼が指定してきた日は都合が悪かったので、別の日を提案したところ、そこから連絡が途絶えました。

えっ？！こわっ！！。。。
ここで途絶えるとか、謎すぎるーーーっ！！Σ（・□・；）

と、あたふたした私。

私の何が悪かったの？いや、誘ってきたのはそっちだよね？私が「あなたの家には行けない」と言ったのが、気に入らなかったの？私が「その日は都合が悪い」と言ったのが、気に入らなかったの？他にキレイな子をまたナンパしたの？

と、自分の送ったメールを何度も見返したり、なんでここで連絡が途切れたのか真剣に考えましたし、また別の日程を提案してみようかとも考え、なぜか引いていった相手にしがみつきたいような気持ちになってしまったんです。

でも、しばらくして、気が付きました。

いやいやいやいや、こんな面倒くさい謎のスタバでナンパ男なんて、どーでもいいよね、私？！って。。。。

そう、どーでもよかったんです。

そもそも、あなた、誰ですか？って話。苦笑

「キレイだね」と言われてちょっと嬉しかったスタバで声を掛けられただけの、知らない人。スタバで見た容姿は悪くなかったし、メールのやりとりで言ってた仕事も一流だったけど、実際はやっぱり何も知らない人。

そんな、どーでもいい知らない人に、

「私の何がいけなかったんだろう？」
「私が〇〇って言ったのが気に入らなかったの？」
「別の日程でもう一回メールしてみようかな？」

な～んて考えてる自分の人の良さ（いや、自分のアホさ）にびっくりしました。。。

そして、ナンパ男であろうと、「自分のことを大切に扱わない人」に対して違和感を感じましたし、そんな人と関わる必要はないなって、はっきりとわかったんですね。

何かあるとすぐに「自分が悪かったのかな？」と思う癖、相手が自分の思った通りの反応をしないと不安になって考えすぎてしまう癖、どーでもいい人からでも好かれたいと八方美人をかまそうとする癖、これ、ぜ～んぶ私が男性を意識するとやってしまってた「恋愛の癖」でした。

それらの「恋愛の癖」をなおそうと心の仕事に取り組んできたのに、また反応してしまったんです。

でも、この時は気が付くことができました。

そして、自分が何か悪かったわけではないし、相手は自分の思った通りに反応するものでもないし、だからと言って私が不安になって考えすぎる必要もないし、そもそもどーでもいい人に好かれる必要もない！！

と気が付けたので、それ以上そのスタバでナンパ男にしがみつくこともありませんでした。

後から思うと、これは「神様からのお試しレッスン」だったんだな～と思います。苦笑

「神様からのお試しレッスン」をなんとか切り抜けた私は、この経験を通して、自分の無意識でしてしまう反応や行動の癖に「気付く」ということがいかに重要かを、改めて自分にリマインドすることができました。

気付けば、ある程度コントロールできます。もちろん、ある程度コントロールするためには、その癖の根本的原因を解決しておく必要がありますが、まずは「自分にはこんな癖があるんだなぁ」と気付くことが、第一歩です。

今、心の在り方を整えているあなたも、自分が知らずにやってしまっている反応や行動の癖にもっともっと意識的になって、「気付いていく」練習をしてください。

あなたの現実は、あなたのその無意識の反応や行動によるものです。無意識で同じことをやっている限り、現実は何も変わりません。

現実を変えるのは、まずはその無意識の反応や行動の癖に「気付く」ことからです。

引き続き自分と向き合って、ゆっくりじっくりと心の奥底を掘り下げていってくださいね！！

今日も、あなたの愛で満ちた世界を応援していますね！

Mimi

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