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出産の病院選び

私は二人の娘がいます。どちらも幸い、母子ともに健康だったので、病院はどちらも甲乙つけがたいのですが、2か所病院を通って、結構違うもんだなぁ・・・と感じたので、私の記録を公開することにしました。
どなたかの参考になればと思います!
 
妊娠が分かった時、周りにはすでに出産経験者の友人がいたにもかかわらず、病院や出産の知識があまりありませんでした。踏み込んで聞いておけばよかったけど、聞いていいことなのかもわからず・・・遠慮していました。自分が妊娠できるともわからなかったし。
病院については妊娠前から知っていたらなと思うことはたくさんありました。
 
人気のある病院は、妊娠発覚後にすぐに予約を取らないと分娩ができなかったりします。私の自宅は埼玉県、病院は二人とも東京都でした。
 
一人目・・・妊婦検診→自宅近くのクリニック(9か月まで)、出産→実家から通える総合病院
二人目・・・妊婦検診も出産も自宅から電車で40分くらいの病院
 
妊婦検診
体重、脈拍、尿検査など、毎回必ず行う検査は変わりません。尿を提出するときのコップに自分で名前を書くか、すでにシールで名前が張ってあるか・・・くらいの差はあります。あとはトイレから尿を提出できるか、それもと受付までもっていくかなど。
助産師さんとの面談は、一人目クリニック、一人目出産総合病院はありました。
二人目は特にありませんでしたが、看護師さんがよく何かあれば話しかけてくださいと声をかけてくださいました。あとは親子学級があるか、ヨガ教室があるか、など、病院によって色をだしていると思います。ちなみに一人目クリニックは、その病院で出産をしなければヨガ教室には通えませんでした。
 
一人目は、出産は実家から電車で通える総合病院。無痛分娩を行っているところで申し込んだのですが、後に通常分娩となってしまう・・・なので、こういった条件も重要なのかと思います。
定期の妊婦検診は、自宅から通えるクリニックにしました。このクリニックも分娩できたのですが、無痛を行っていなかったということと、生後1か月くらいまでは実家の助けもいるだろうと考えていました。痛みに対して大きな不安や恐怖心があったので、無痛を希望していました。
クリニックには妊娠8か月くらいまで通いました。そのクリニックで分娩する人としない人では、先生が分けられていました。あとは、ヨガクラスなど開催していましたが、申し込むことができなかったです。
 
経済的なことでは、妊娠が確認されると役所に届け出に行くのですが、その際に、妊婦検診費用の補助金チケットをもらいます。その金額、市町村により差があります。私の場合、出産予定の総合病院は定期健診費用が高かった・・・でもその地域に住んでいる人は補助金額が多くもらえていたようなので、窓口で支払う金額は違いました・・・妊娠後期は毎週通うことになるので、結構出費は痛かったです。あとは病院によって検査内容も違うので、クリニックでは受けなくてもよかった検査も総合病院では必須となるものがありました。
 
出産時。持ち物は、身の回りの物すべて持っていくことになりました。なので、大きなスーツケースで来ている人もいました。タオルや歯ブラシ、石鹸、パジャマ、スリッパ、箸やフォーク。これは二人目の病院では、ほとんど持ち物がなかったので、その差に驚きました。
やはり持ち物が少ないほうが嬉しいですよね。心配事、気にしなくてはいけないことは、少しでも減らしたい。
 
いよいよ出産
私は一人目の出産も無痛分娩を希望していたので、計画分娩で出産日が決まっていました。しかしその3日前の検診日当日。早朝に腹痛と出血があり、そのことを検診で伝えると、子宮口が開いてきているというので、そのまま入院となりました。陣痛も始まります。
その総合病院ですが、計画分娩の場合は無痛分娩ができ、その日を外れてしまうと通常分娩となるルールでした。麻酔科の先生の都合もあるようです。元気な時の思考であれば、「働き方改革は必要だよね」と思いますが、陣痛中は「麻酔を打ってほしいっーーーー」の気持ち。入院から出産まで30時間かかり、一晩暗い病室の中、夫に背中を押してもらいながら過ごした時間は今も忘れられません。
そして、その総合病院は陣痛室と分娩室が離れています。陣痛がマックス痛いときに、ほんの数メートルではありますが、歩かなくてはいけません。その距離は果てしなく遠く感じました。
陣痛ベットがトランスフォーメーションして、そのまま動かないで分娩できるのはやはりありがたいと思います。
すっかり無痛分娩で出産する気になっていたので、そんなところまで考えていなかったです、はい。
 
予定よりも早く入院することになり、病室は希望通りではありませんでした。でも1週間のことだし・・・と思っていましたが、これが結構重要だったりします。私は、6人の大部屋、左右に3名ずつベットがあって、カーテンで仕切られていました。
トイレは共同、シャワーは個室以外の人が共同で1つしかありません。(個室以外の人って20人以上はいたと思う)時間予約制で、表を見て空いている時間に名前を書いて予約します。30分以内だったかな。時間は決まっています。
トイレは部屋から近いトイレは狭い・・・なので少しフロアを歩いた大き目のトイレに頑張っていっていました。
赤ちゃんは、ベビールームに。昼間は病室に連れてきてもよかったけど、夜はベビー室に預かりでした。授乳の時間になると、助産師さんが呼びに来ます。
面会は、赤ちゃんとは2頭身までの親族までが可能でした。友人は、ベビー室の窓越しにみてもらいました。
夜間の授乳は授乳室で行いました。出産後のママさんたちがふらふらと集まり、ドーナツクッションの取り合いをして椅子に座って授乳していましたw
助産師さん、看護師さんの人数はとても多かったように思います。
あとは、小児科の先生が赤ちゃんの診察にきてくれたり、何か問題がありそうな子は相談できる点は、総合病院の強みかなと思いました。
食事は、その総合病院で入院している人と同じものを食べるので、味気ないなぁと感じです。友達がふりかけを持ってきてくれたのが嬉しかった。お祝いご飯は、ビーフシチューのようなもので、量が多かったので夫と食べた記憶があります。箸やフォークは病院ではでないので、持ち込みです。
 
二人目の病院
一人目の時に、無痛分娩で出産できなかったため、次こそはと、できるだけ無痛に対応してくれる病院を探しました。友人が出産したところでもあったので、事前に少し話は聞けていたなと思います。ただ、その病院でも、正産期前に出産状態になってしまえば、その病院では出産できないという注意はありました。
妊娠の検査からその病院に行き、そしてそのまま出産の予約。そのくらいでないと予約が取れない病院でした。
病院のおもな先生は一人です。出産はすべてその院長先生が担当されていました。(妊婦検診は外部の先生もいました)
私は、妊婦検診も院長先生が担当してくれました。
妊婦検診の体重測定は、先生の前に体重計があり、そこに乗るという・・・そしてとても数字に厳しいです。体重がある一定よりも増えてしまうと、かなりおこられました。
先生との会話は質素で、なんでも相談できる雰囲気はありませんでした。二人目だったので、あまり質問をすることはなかったのですが、一人目だったら心細いなと思うかもしれません。
4Dエコーもとってもらえました。USBをもらえるので、毎回データを入れるのはうれしかったです。いい思い出。
先生が一人のため、妊婦検診でよく待つことはありました。1日に数名出産するので、出産を見つつ、妊婦検診をしているので、そりゃあ待ちますよね・・・・
出産のとき。持ち物はほとんどいりませんでした。スリッパもパジャマも、歯ブラシもコップもシャンプーも。全部用意してくれました。化粧水は、持っていきました。試供品をもらえたけど、いつも使っているものを持って言った感じです。病室は10部屋弱だったと思います。全部個室。トイレが別の部屋もありましたが、私はトイレ付きの部屋にしました。シャワーは1日10名弱なので、あまりブッキングすることはなかったです。テレビは見放題。
出産後は、木箱のへそのういれや、誕生石のピンキーリングなどいただきました。産声の記録も残してくれました。あとは、ベビータオルや産着などしかも素材のいいやつをいただけました。一人目の総合病院が何もなかったので、この差に驚きです。出産費用は総合病院の通常分娩と同じくらい。
赤ちゃんは、同室でもいいし、夜は預かりもしてくれます。体調に合わせて選べたのと、看護師さんとの距離が近かったので、いろいろ相談はできました。母乳の指導などは特になかったですが、二人目なので・・・という感じでした。
二人目の病院は、妊婦検診の先生の不愛想さに耐えられれば、とても満足です。(先生、産後はなぜか優しい)
ここれまで特徴を書くと、わかる人にはわかると思いますが。
 
まずは妊娠に気を配るのが普通だと思いますが、どこで出産するかも違うため、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。

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