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わたしらしさをつくるために   TROIS Fの生い立ち  #2

こんにちは! オーダーメイドレディスファッションブランド TROIS F(トロワエフ)の運営 mimasです。

今回は、わたしたちがオーダーメイドブランドを立ち上げることにした理由について、さかのぼって書いていきたいと思います。
よろしければお付き合いください!


欲しい服が売ってない!着られる服がない!!

はじめはそんなお悩みからのスタートでした。

 アパレル業界のすみっこで、様々なジャンルの企業や商社、ブランドと仕事をしてきた私に、縁あって声をかけてくれた彼女は、お洋服やおしゃれが大好き、持ち物のセンスも素敵な方でした。
 でも体型にお悩みを抱えており、なかなかイメージどおりの服に出会えなくて、それなら自分で作ってしまおう!と思い立ったとのこと。

 たしかに既存ブランドのサイズ展開は、各ブランドのベースサイズを基準に、サイズの多い通販ブランドでも6サイズくらい、規則的な寸法ピッチの展開であるため、例えばバスト寸に合わせると肩巾が大きすぎてバランスが悪い、ヒップのサイズに合わせるとウエストががばがば(あるいは逆も)
着丈や袖丈バランスが長すぎ/短すぎて自分に合わない等々・・・

彼女のそんな悩みを聞いて、レディスのトレンド系ブランドや、ミセス向けや通販アパレルの生産や企画、パターンの仕事に長年携わってきてなんとなく感じていた違和感〔既成サイズ=だれにも似合わないのかも?〕が実感として強く思うようになりました。

既製服≠みんなが着られる服??

すこし私のキャリアについてお話させてください。

 幼少期より手芸や編み物が好きで、小学生の頃はフェルトでちくちく小物をつくったり、編み物が得意な母の影響で棒針編みやかぎ針であみぐるみをつくったりするのが趣味でした。

 あまり考えずに進学した都内の私立大学文学部を卒業する時期、さあ就職活動をしようと思ったとき、果たして普通の企業でOL的な仕事をすることが長続きするのか??いや無理かも(笑)と気づいてしまい、
自分の1日の時間の1/3以上を費やす仕事という活動は、なるべく興味あること、好きなことに関わりたいと、思い切って文化服装学院のⅡ部(夜間)服装科に、家族の反対を押し切って入学してしまいました。

 在学中に友人の紹介で、繊維商社系の企画会社に潜り込み、そのまま実践で衣類生産の管理、企画、パターンを学び、数社を経て現在は独立、今に至ります。

 アパレルブランドのメーカーではなく、OEM系の企画会社に長らく在籍していたため、さまざまなジャンルの企業やブランド、アパレル以外の医療系、介護系の仕事等、幅広く関わってきた経験の中で、ぼんやりと見えてきたこと、疑念に思っていたことが、彼女に出会ったことでかたちがはっきりしてきたように思いました。

気に入ったデザインならサイズが合っていればいいの?    ほんとうに似合う服ってなに?


自分に似合う、着られるお洋服をつくりたい彼女の紹介で出会ったのが、
フレイムファッションアナリーゼのMALIKAさんでした。

約7年前の私は、骨格診断やフレイムファッションについては全く知識がなく、MALIKAさんのお話を伺っているときも、正直よく理解しておりませんでした。

ちょうどMALIKAさんの2冊目の本が出版されるタイミングでしたので、出版パーティに出席するMALIKAさんとお友達の方々に、パーティ用の服をつくってほしいとのことで、面白そうだったのでみなさんのお洋服をつくらせていただきました。

そのパーティの席上で、MALIKAさんが、TROIS F のブランドをスタートします宣言をされ、オーダーメイドレディスファッションブランドとして、第一歩を踏み出しました!!


TROIS Fのお誕生日🎂 Facebookで[あれから6年]と画像が上がってきて気づきました💦うっかりしてました😅 2018年の7月1日にTROIS...

Posted by 渡辺 マリカ on Sunday, June 30, 2024

とりあえずやってみよう!とのことで、TROIS Fはこんな感じで2018年にスタート。MALIKAさんのフレイム診断を受けられたお客さまにお洋服をつくりはじめました。

コロナ渦もあけた2024年、リブランディングして再スタートを切ったTROIS Fの考えていることについて、そしてなぜ今オーダーメイドを広めていきたいのか、次回にまた書いていきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました!

https://www.instagram.com/trois_f_2024/?igsh=aGM5NDZkcTgxcnUw&utm_source=qr





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