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ドクター・デスの遺産 BLACK FILE(20/11/14-15)

今週は、綾野剛 × 北川景子 主演の「ドクター・デスの遺産」を見守ります。

① 作品紹介

130人を安楽死させた実在の医師をモデルに映画化!とのこと。

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② OP興行

まずはこちらを確認します。

ドクター・デスの遺産

販売数:74,258席
座席数:377,763席
回数 :2,735回
館数 :266館

稼働率  :19.7%
平均キャパ:138席
平均回数 :5.1

続いて、こちらを確認します。

興行収入を見守りたい!との齟齬を修正すると、以下のようになります。OP興収が近い「ラストレター」と比較します。

ドクター・デスの遺産

初土日興収 :1億3,600万円
初土日動員数:10万2,000人
実質座席数 :49万1,000席
★最終興収=(346館×138席×5.1回×20.8%×1,333円)×◯◯倍
ラストレター

初土日興収 :1億3,600万円
初土日動員数:10万1,000人
実質座席数 :62万9,000席

★8億円=(261館×239席×5.1回×16.1%×1,347円)×5.9

2016年以降の実写邦画全体のOP興行でのポジションはこちらです。

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※縦軸が座席数、横軸が動員数。

※薄緑が最終興収10億円未満、緑が10〜15億円、水色が15〜20億円、青が20〜30億円、紺が30億円以上。紺色作品のみタイトルも記入してます。

※赤点がドクター・デス、ピンクが公開中の近作(罪の声、きみの瞳…他)

③ まとめ

「ドクター・デスの遺産」は、1館あたり138席キャパで5.1回を346スクリーンで上映、平均して100席あたり約21人を動員。「ラストレター」は、1館あたり239席キャパで5.1回を261スクリーンで上映、平均して100席あたり約16人を動員。

昨今の他作品と同様に、キャパが押さえられない分を、館数で補う作戦です。

最終興収10億円に到達するには、伸び率7倍以上。はたして…

以上、「ドクター・デスの遺産」でした。

#見守り太郎

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