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「ケアプラン×AI」WEBセミナー開催報告!参加者の声も紹介します!

こんにちは、ウェルモの上堀(かみほり)です。

7月に「ケアプラン×AI」をテーマにWEBセミナーを開催しました。

初めてWEBセミナーを主催したので、どのくらいの方が集まってくださるだろうと内心ドキドキしていたのですが、4日程合計で100名を超えるケアマネジャーさんや居宅介護支援事業所の経営者さんに参加いただくことができました。参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

「AI」というテーマの注目度の高さを実感し、身の引き締まる思いです。今回は開催報告をしながら、参加された方のアンケートからご意見や感想も紹介していこうと思います。


セミナー内容の振り返り

当日は以下のような2部構成でお話させていただきました。

第一部 : 介護におけるAIとは何か?
ウェルモのAIエンジニアが、「そもそもAIとは何か」という基礎的な知識から、介護分野で期待できることについて「床ずれケア対策アプリ」を一例に出しながらご説明しました。

AIは「コンピュータープログラム」であり、AIの本質は「データから特徴やパターンを見つける」ことです。逆に、AIはデータに含まれていない物事を見分けたり、推測したり、価値判断を加えたりすることはできません。

今回一番お伝えしたかったことは、人とAIが支え合うためには、「コンピューターが得意なこと」と「人間が得意なこと(人間らしさとは何か?)」を理解し、人が本当に注力すべきことの見極めが大事ということです。

その上で、人が注力するべきことの中で、AIの予測を何でも鵜呑みにするのではなく、判断や行動の材料とする。または、人がそれほど注力する必要のないことであれば、多くをAIに任せていく姿勢が重要なのではないか、というメッセージでした。

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第二部 : ケアプラン作成支援AI「ケアプランアシスタントのご紹介」
ウェルモが開発中(今秋以降発売)のケアプラン作成支援AI「ケアプランアシスタント」の製品説明やデモンストレーションを行いました。

今回特にお伝えしたかったことは特にコンセプト面です。私たちが目指すシステムは、AIが得意なことを生かしてケアマネさんのケアプラン作成業務をサポートする、ケアマネの「アシスタント」なのだということです。

利用者さんの個別性を理解し、人生に寄り添えるのは、人間であるケアマネさんです。AIが取って代われるわけがありません。AIはあくまでツールとして、知識面、分析面でケアマネさんの業務を支えたいのです。

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介護におけるAIの活用について

第一部のセミナー内容については、約8割(79.6%)の方が「理解できた(非常に理解できた・理解できた)」と回答をしてくださいました!

アンケート結果1

個別のコメントを見ると、

「AIの得手不得手が分かり、心強いパートナーになり得るということが分かった。」  
「介護現場での活用事例を知ることができた」
「時代が変わりつつある事が解りました。共に歩み進む時代が来て共存していくんだと思いました。」

といったコメントがありました。AIをどう生かしていくか、AIとどう共に歩んでいくかを整理して考える機会になったようで嬉しく思いました。

一方で、

「なんとなくのイメージの理解はできたと思うが、深めるまでには至らず。」
「まだよくわからない」

というお声も。AIに限らずですが、知識としては分かっても、実際に使ってみないと納得感を持って理解することが難しい面はあるかもしれません。

私たちのケアプラン作成支援AIはまだ開発中なのですが、製品化したら、デモンストレーションなどで実際に触っていただく機会も増やしていきたいと感じました。


ケアプラン作成におけるAIの活用について

第二部のケアプラン作成支援AIの説明については、72%の方が「理解できた(非常に理解できた・理解できた)」と答えてくださいました。

アンケート結果2

「操作性や、できることを具体的に知ることができて良かった。」
「すべてAIが作るわけではなく、自分で作れることが分かった。」

というポジティブなご意見とともに、

「アセスメントと提案の紐づけの仕組みが分からなかった。」
「理屈は理解できたが、実際に操作してみないと本当の理解はできないと思った。」

などのご意見もありました。

上記以外にも、提案の仕組み、実務・実用面についてはご質問が多く寄せられていました。私たちの説明もまだまだ伝わりにくい点があり、今回のアンケート結果を受けどんどん改善してきたいと思ってます。いただいた個別のご質問には、順次返信しております。


また、以下のコメントは、「まさに私たちの目指す世界だなぁ」ととても感激しました。


「研修でも個別性を強く言われ、安心安全な言葉は使わないと言われています。いかにその人らしいケアプランを作るかは、その人を知っているケアマネだと思い、その思いにいかに近づく事ができるか、時間の短縮でその人に関われる時間が増えたら救われる利用者や家族も増えると思います。」

AIが得意なことをAIに任せ、ケアマネさんがもっと利用者さんやご家族に寄り添う余裕が増える、そんな世界観を目指していきます。(何度もしつこくてスミマセン!)

製品化は今秋以降を予定しています。その際には、このミルモマガジンでも詳しく機能面についてご紹介します。WEBセミナーもまた企画をしていきますので、よろしくお願いします!

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(第1回WEBセミナーで講師や司会を務めたメンバーたち)

\第二弾webセミナー開催決定!/
8月17日(月)、19日(水) に、「介護ロボット」をテーマに、第二弾のwebセミナーを開催予定です!詳しくは以下をご覧ください!



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ウェルモ広報担当 上堀宇花(かみほりうか)
食べることと、体を動かすことが好き。

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