28歳サラリーマンの読書記録 #152|消えない月
おつかれさまです。たにしマン(@millionworkout)です。
またしても畑野作品を読みました。
ストーカー被害者とストーカー、それぞれの視点で物語は進みます。
この世で一番怖いのは、人から嫌われることではなく、嫌いな人から好かれることかもしれません。
好きな人であれば嬉しいことも、嫌いな人にされるとストーカー呼ばわりです。たとえば、サプライズ登場とか。
ストーカーはどれだけ逃げてもついてきます。まるで月のように。ストーカーが最優先するのは自分の正しさであり、相手の感情は関係ありません。
それでいて、相手からの見返りを求めるのでどうしようもありません。
めちゃくちゃ怖いし不快なのに読み進めずにはいられません。
気が滅入るので、疲れている状態では読まない方がいいと思います。
以上です。
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