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スタメンコスメ2021

実利主義者のコスメ観


自分ではコスメや美容好きだと認識していないのですが、家にあそびに来た友だちや家族から「すごい好きなんだね〜」と言われるのと、マスク生活で化粧がはかどらないことにほっとするよりもがっかりしている気持ちが大きいのとで、思っていた以上に好きなんだなあと再認識した2021。自己認識ってぜんぜん当たらない。

コスメに限らず、私の物の選択基準は「実利」「効率」が最上位に君臨しています。
ことコスメに関しては、圧倒的に「実利」と「効率」重視( ∴「広告だらけの美容誌やステマだらけのクチコミではわからない!テストする美容誌」がキャッチコピーの雑誌『LDK』、そのぶっこみとポリシーと意気込みが大好き)。
「見た目がかわいいから機能はいまいちだけどいっか」はほぼない。逆に「これださいけど機能考えたらまあしかたあるまい」はままある。

コスメや服は「身につけていてときめくか」も手にとるポイントのひとつにはなるものの、やっぱり重要なのは期待する効果が得られるか、です。物を買う動機や理由、目的を達成するかどうか、が最も大事。「人は片付けたいジョブがあるからそのために物やサービスを雇用する」というマーケティングのジョブ理論を、そのまま物選びにあてはめています。

以前、ランコムとメイベリンは同じ会社なので成分もほぼ同じというツイートがバズった時、意見が2つに分かれていました。
「デパコスのランコムとドラストで買えるメイベリンでは、使う時の気分がぜんぜんちがう!」派と、「ほぼ同じ成分ならメイベリンで充分」派と、どちらの気持ちもわかる〜〜でも効果近いならメイベリンでいいかも、と思った記憶。

自分のためのコスメ選びは、やっぱり「実利重視」です。(実用重視だから、コスメや美容を「好き」かと問われると困るのかもしれない。好き嫌いの概念ではなく、目的達成のための手段という認識。)

「保湿」「毛穴撲滅」「シワ防止」「くすみ飛ばし」など、求める効果・買う目的があるからコスメを使うのであります。
シャドウは塗りたての発色を夜まで宿していてほしいし、アイラインは涙に負けないでほしい、ハイライトのツヤは終日そこに鎮座していてほしいし、リップは血色をつかまえておいてほしい。

実利主義に拍車がかかったのは、韓国コスメに出会ってから。見事に期待に応えてくれるコスメたちに出会い続けて15年弱、数え切れないほどのコスメを使ってきたなかで、リピートしたアイテムの方が圧倒的に少ない。移り変わりの激しい新製品に目移りし、記憶にも残っていない物のなんと多いことか……。

でも、そんな荒波をかいくぐり、実利主義のわがままを叶え役目を果たしてくれるメンバーたちがたしかに存在しました。
この1年スタメンを守り続けた一軍メンバーたちには、存在してくれてありがとうの気持ちでいっぱい。

使い続けているアイテムのなかでも、ここに挙げるかどうかを分けたセレクトポイントはただ1点、「『これは使おう!!使って!!!』と娘に伝授できるか否か」です(娘いない)。

※前提
私の肌質は、皮膚科医もびっくりな超頑丈肌。化粧品によるかぶれ、季節の変わり目などのゆらぎ、花粉の影響、ニキビなどと無縁で、韓国コスメや海外製コスメも刺激を感じたことはほぼなく。使用する際は自分の肌と要相談!

■スキンケア編

頑丈な肌=美肌というわけではなく、毛穴の開きがずっと悩みの種でした。

毛穴が開いていると汚れも落としきれない確率が高く、皮脂と混ざり合って酸化して黒ずみにつながったりと、負のスパイラルから抜け出せないのです(肌が強いゆえに長らく最低限のケアで済ませていた代償だと思っている)。

後述しますが「メイクは補正」という考え方が強く、肌の基礎クオリティを底上げすることよりもファンデで完璧な肌をつくることに腐心してきた結果、ファンデ必須!ファンデはカバー力が命!というこれまた負のスパイラルが続くこと早X年。

そうしてもはやあきらめていたところ、今年、急転直下の好転を見せました。

好調の要因は3つ。

①脱ファンデ
マスク生活ゆえファンデを塗らなくなった(日焼け止めのみ or 下地&パウダー)ため、酸化や黒ずみの原因が激減した。

②食生活改善
自炊による栄養バランスのよい食事がメインとなり、外食やコンビニ食に豊富な酸化した油や添加物をとらなくなった。

③日常的なサウナでの発汗
よく汗をかき、毛穴の汚れが常時溶け出しやすい状態になった(汗は美肌のもとだと『ためしてガッテン』でも皮膚科医が推奨していた)

この生活改善による土台のうえで、肌をあるべき姿に磨いてくれたのが、以下のスキンケアたち。自分史上最高にプリプリつやつやでハリと透明感の高い肌をつくってくれました。今日が過去の自分の最高年齢であることを考えると、日々の行動&コスメのおかげです。

お風呂から出た直後に「お化粧落とさなかったの?」と、朝起きた直後に「もうお化粧したの?」と聞かれるすっぴん肌になる日がくるとは……。どれが欠けてもこの状態は生まれなかったと思います。

(ちなみに、肌は吸収器官で排泄器官であり、体内(特に腸)の状態が表れる器官。薬を飲むと痛みを感じなくなるように、摂取したものは吸収されて体を巡り皮膚や内臓に作用します。You are what you eat.という言葉は真理で、食生活が肌にダイレクトに影響を与えます。あと睡眠。と、運動。どれが欠けても肌は良くならないと思ったコロナ禍生活。)


Huxley:SECRET OF SAHARA OIL MIST; SENSE OF BALANCE

(オイルミスト)

お風呂から出た後、顔もからだもケアしたいし夏は暑いし冬は寒いしその間にどんどん水分は蒸発していくし、いったい何から手をつけろと!?!?となかばキレ気味だった心を落ち着けてくれました。精神安定のみならず、肌に潤いと治安をもたらしてくれた一石二鳥なアイテムです。

スプレータイプの化粧水では、保湿の役割は果たせないんです。吹きつけた水分はその瞬間から乾燥し始めるうえに、せっかくお風呂に入って水分をたっぷりと含んだ肌からその水分を奪って蒸発してしまうので、とりあえずのつなぎで使うのは悪手。かといっていきなりシートマスクを貼るのもいろいろ不便で、もうこれは解決できない問題なのでは?とあきらめていたところに現れた救世主がこのオイルミストでした。たとえば子どもをお風呂に入れたあとに自分のことはあとまわしになって乾燥に絶望する前の「とりあえず」にも最適。「とりあえず」のつなぎとして使うには恐れ多いほどの頼もしさ。

お風呂を出た後、顔の水気を拭き取った後にさっと吹きかけます。手を横にスライドさせながら、おでこ・目&頬・鼻下と顔全体に3回プッシュしています。その後濡れたままのからだにオイルをオン。からだの水気も拭き取って髪を拭いて服を着て、を優雅にやっても、つやんつやんでツッパリ知らず。なんなら私はスキンケアより先にドライヤーをかけてます。それでも10分15分は余裕。顔がつっぱっていないという物理的な余裕と、焦らなくても顔は乾かないという精神的な余裕とが、こんなにも優雅な所作をもたらすとは……と感動しきり。

毎晩せっせと使って、3か月弱ぐらいもちました(朝は洗顔後即スキンケアするので使わない)。

Huxley、ブランド理念が好き。「肌に負担がかからない最小限でシンプルなスキンケアソリューションを提供」というあたりまえのことをあたりまえに掲げていて、それを実現するプロダクトが揃っているところがラブです。

サハラ砂漠の遊牧生活を支える秘訣・サボテンシードオイルに着目していて、これが本当に良い!オイル界の最高峰(?)との呼び声もあるHABAのスクワランを長年使用してきたけど、このHuxleyやFEMMEはひょいっと飛び越えてくるパワーがありました。(日本公式サイトで12,100円のエッセンシャルトリオも持っていて、早く使いたいんだけど手持ちのスキンケアがぜんぜん減らなくて開封できていない……)

韓国はソウルのカロスキルにある旗艦店も、すっごく素敵。免税店でも買えます。日本で買う時はQoo10のHuxley公式がおすすめ(日本公式ECの半額、ほぼ現地価格です)。韓国から発送されてきたから韓国の成分のまま!なはず。(韓国コスメ、日本で販売される物は日本の薬機法に則る必要があり、韓国版と成分の有無や配合が異なることが多々あります、だから私は現地調達 or Qoo10公式派。)

(ちなみに今や日本でもあちこちで買えるCNPのプロポリスアンプルミスト、こちらも一時期使用していました。Huxleyのオイルミストに比べると、やはりアンプル(美容液)なので保湿力はそこまで。手軽に霧状の化粧水を顔にまぶせるという点では使い勝手はよいけれど、私の場合は「スキンケアまでのピンチヒッター」を求めているのでHuxleyに軍配でした。)

IOPE:AGE CORRECTOR 2500

(スペシャルケアクリーム)

「AGE CORRECTOR」という名前からしてすごい。自信の表れ。エイジをコレクトしてくれます。乾燥によるシワが見えなくなりました。

IOPEは、韓国を代表するコスメ企業・アモーレパシフィックのブランドのひとつ。アモレーパシフィックは、ETUDE HOUSE、innis free、雪花秀、LANEIGE、espoirなど、韓国コスメ好きなら一度は耳にしたことのあるブランドを数多く手掛けています。資生堂のような存在。

なかでもIOPEは「ラボから生まれた高機能性スキンケアブランド」と謳っている、資生堂でいうHAKUのような位置づけ(私見)。

アイオペ(Iope)は皮膚に関する研究はもちろん、素材、技術まですべてのプロセスを研究しています。その研究結果を活かして、皮膚の状態を正確に診断し、安全なバイオ技術で高効能の植物成分を肌に確実に届けるソリューションを提供しています。

https://www.apgroup.com/jp/ja/brands/iope.html

シワに効く成分であるレチノール配合のスペシャルケアアイテムで、私はアイクリームとして使用。

年齢を重ねた人の顔はシワタイプかたるみタイプかに大別されるらしいのですが、私はおそらくたるみタイプ。今までシワはさほど気にならなかったのに、太陽光の下で鏡との距離5cmでまじまじと見ると目の下にうっすらとシワが1本入っているような、、

これに気づいて以来、毎晩スキンケアの最後にこのクリームを目の下と目尻、ほうれい線にのせています。朝起きてもしっかり目元にクリームが残っている濃厚なテクスチャー。シワにふたをして寝られるの、心強い。

アイクリームだけはシワが目に見えなくとも20代前半など早いうちからしっかり塗っておいた方がよいと今ごろ知り後悔ばかりですが、今後の人生で今日がいちばん若い自分だと言い聞かせてせっせと塗り込んでいます。

先端が斜めになっていて、指を使わずにダイレクトに塗れる形状なので、使いやすさは物理的にも心理的にも抜群(顔を触る時は直前にしっかり手を洗い、タオル含め何にも触れない清潔な状態でしか触りたくない潔癖マンなので、、)。


the SAEM: GEM MIRACLE Black Pearl O2 Bubble Mask 

(洗い流すマスク)

保湿と同じぐらい重視しているのが、角質除去。塗る前の肌に汚れや角栓がなく吸収しやすい土壌になっていないと、いくら良いものを塗っても効かないからです。乳酸とか洗顔ブラシとかピーリングとかスクラブとか週替りで各週1アイテムずついろいろやっているのですが、どうしても肌に負担がかかりがち。

そこで肌負担が軽く、手軽に使える物を求めていた時に出会ったのがこのアイテム。サンプルで使ったら良すぎて現品購入パターンです。

黒真珠のエキスと酸素などが配合されて、5つの効果があるんだそう。高貴な原料と科学の融合。こういうフュージョン好き。

5in1の働きでより一層澄んだ素肌へ

肌の汚れ除去・角質除去・肌を整える・肌の引き締め・肌の洗浄 の5つの効果。空気中の酸素と結合し、超微細な酸素泡がシュワシュワっと浮き出ながら、お肌に数万個の膜をつくります。パックしている間、お肌の表面・内側で有効成分の吸収を助け、澄んだ印象の素肌へと導きます。

https://thesaemcosmetic.jp/products/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%A0%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%AB-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB-o2-%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB-%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF

これ、体験がおもしろいんです。一見ふつうのクリームなのに、肌にのせるとシュワシュワシュワ〜っと泡になって見てても感じてても楽しい。使う度に「おおお〜」ってなる。

洗い流した時のつるっと感が好き!角質をやさしく除去できて、ざらつきよサヨウナラと爽やかに言えるちゅるん感にベールされます。

肌負担がなくて、泡で潤いながらもスッキリちゅるんとして、使っている時に楽しい気分になりながらしっかり角質除去効果を感じられるから手放せません。


Dr.Pepti: PEPTIDE VOLUME ESSENCE

(美容液)

「塗るボトックス」として一世を風靡したアイテム。肌の弾力性を高めるペプチドが8種配合されています。私が使っているのはシーズン2ですが、今はさらに進化したシーズン3が発売されています。

これを初めて使った時の衝撃は今も忘れません、、青みがかったクリームがたちまち泡に変化して、シュワワと肌になじんでいく様子は、浸透してる感たっぷり。しばらく置いておくと顔全体が泡でぶくぶくに覆われて犬神家のスケキヨになります。名前を呼ばれてうっかり振り返ると相手の心臓に悪い。洗い流さずにそのままなじませればOKなのも楽ちん。

なにせボトックスを塗っちゃうぐらいですから、ハリが!すごい!

形状が泡だとこんなに浸透率が上がるのか?というぐらい、効果を感じやすいところも好き。

上のthe SAEMのバブルマスクは角質除去に特化しているので数週に1回(ほかのスクラブパックなどもやっているため)、こちらは肌にボリュームを与えるハリ系なので週に何回でも大丈夫!毎日使って日常化してしまうと依存しそうなので、肌を甘やかしすぎないように週1回にとどめています。でも楽しいから本当はもっと使いたい、贅沢な悩みです。


The Ordinary

(スキンケア全般)

これはもう人生コスメ。一生ついていきます。The Ordinaryのない人生はもう考えられない。ここまで惚れ込んだコスメは人生で初めて。

不要な成分なし、デパコス以上の高品質をデパコスの10分の1の価格で実現しているジ・アブノーマル・カンパニーが送り出す最高の面々です。

The Ordinaryについて書いたらここだけで悠に3,000字を超えたので、別記事にまとめました。おすすめアイテムもそちらに記載。

スキンケアのジャンヌ・ダルク:The Odrinary

「スキンケアねえ……劇的に効果のあるアイテムなんて出会ったことないしなあ」と思っている人にこそ!一度は使ってみてほしいプロダクトです。

日本未上陸(薬機法の関係で販売できないっぽい)、買うならオンライン一択でサンプルなどで試せないのですが、400円台(!)から買えるプチプラブランドなので、見るだけ見てみてください〜〜!


■メイクアップ編

実利主義ってメイクアップコスメには何を求めるのさ?というと、補正力です。

私にとってメイクは、いかに黄金比に寄せてなりたい顔に近づけるかの「補正」が目的。骨格、配置、パーツ、パーソナルカラー(顔タイプだけは自分でどうにも判断できずプロのちからを借りたい)をベースに、絵を描いたり彫刻を削ったりするようにメイクしています。

だからなおさら、「パケがかわいい」「香りがいい」などのプラスアルファ的要素でコスメを選ぶことはできなくて、いかに余計なものを消して足りない部分に足せて朝から晩まで同じ顔でいられるかがメイクアップアイテムに求める条件です。旅もワンピースも好きなのでコスメにばっかり投資できないもので、、リップやラメシャドウは本能的に好きでほいほい買ってしまうけど、、

今回のスターティングメンバーズは、これなしでは顔が完成しないと言えるアイテムたち。どういう効果があって何をもたらしてくれるか、の視点でまとめてみました。(本当はクッションファンデも好きでたっくさん持っているけど、いかんせんここ数年は出番がない。)


CLIO:PRISM AIR SHADOW SPARKLING #16 Coral

(アイシャドウ)

(Qoo10の公式にもはやアイテム自体なかった、非公式にもほぼなし、Amazonも在庫切れ、楽天も唯一ここぐらい、、、CLIOの韓国のブランドサイトも見たけど掲載なし、、、嘘だ廃盤だなんて聞いてないぞ)

365日中360日はつけているんじゃないかぐらい、ヘビロテというよりもはやデイリーアイテム。

「まぶたキラキラ〜!」「どこのシャドウですか?」と、年齢を問わず視線を奪い続ける光沢っぷりです。太陽光の下でも屋内でも、感嘆の声を何度も誘ったきらめき。

ラメ耐性ある人は持ってて損なし!このきらめきを知ってしまったが最後、もうこれなしのメイクは考えられません。

CLIOとの出会いはプロシングルアイシャドウ G10(これは公式ECにもQoo10公式にもたっくさんある)。ラメのキラッキラツヤッツヤっぷりに仰天して以来、いくつも買い込んで比較したのですが、長らくスタメンなのはコーラルの方。

ブルベなので本来コーラルは敬遠する色なのですが、このシャドウだとなぜかいける。G10と比べてもちろん色味はしっかりのります。でも顔はくすまず、血色を出してくれる感じ。

というのも主役は断然ラメだから!G10よりもキランキランつやんつやんです。濡れたようなツヤがパアアッとひと乗せで出現。

ラメに目がなく、ラメがきれいと評判のシャドウはかなり試してきました。CLIOのプロシングルアイシャドウのグリッタータイプは軒並み買ったし、一時期日本でも流行ったETUDE HOUSE(今はETUDEになったんですって!知らなかった)のLook at my eyesシリーズや、ラメがきれいと噂になったLAKAなど、ラメのラと聞けば早押しクイズのごとく即座に手を出してきたなかで、やっぱりこの16コーラルには敵わない、、いまだにこの16番の美しさ・発色・モチを超えるものには出会っていません。何度浮気しても数日で戻ってきてしまうシャドウです。大好き。

まぶたをほわっと血色よくしてくれて、でもラメがこれでもかと輝いて、でも主張しすぎずにジューシーに。ツヤと共に高揚と無敵感をもたらしてくれます。

溺愛シャドウです、もう何個使い切ってきたことか、、売ってる限りの在庫仕入れないと。

keybo: 神SPRING GLASS 神Grape coke

(リッププランパー)

「石原さとみになれる」と一躍名を挙げたプランパー。「携帯型の唇フィラー」と公式で謳われています。

「せっかくなら最大効果を」がモットーなので、最も強いタイプの「神Grape coke」にしました。痛みは4段階あって、JUICY LIP PLUS TINT<DOTOM LIP PLUS PLUMPER(ORIGINAL)<高段者SPRING GLASS<神SPLING GLASSの順に強くなっていきます。痛みが強いほど、腫れ具合も強い。

結論、めちゃくちゃ痛い。プランパー界の激痛王1位。まちがって舌で触れようものなら、その痛さは罰ゲーム。「刺激に敏感な方は使用しないでください」の警告にも納得。まさに「オシャレはがまん」を地で行くアイテムです。

でも痛みと引き換えに、「ヒアル打ったっけ、、?」と錯覚するほどにジューシーでたわわな桃が出現するんです。さっと塗るだけで、唇薄いマン憧れのぽってり唇が爆誕。オーバーリップ不要の爆発力です。マスクとの相性は悪いけど、無理にでも使いたいと思わせてくる、抗えない。

Qoo10の公式、モデルちゃんのお顔がまあ尊いのでずっとスクロールしていられるし、イエベ(ウォームトーン)・ブルベ(クールトーン)や腫れの強さで解説されていてとってもわかりやすい。お値段がAmazonでは2倍ぐらいなので、Qoo10公式で買いましょう。


DECORTÉ: フェイスパウダー #00

(フェイスパウダー)

言わずと知れた名品なので挙げるまでもないと思いながらも、名品に敬意を示して。

10年以上チャコットの崩れないパウダーを愛用してきて(今も持ってる)、カバー力と崩れなさがなにより!!派だったのだけど、ツヤ感も足したいな〜〜と長年思ってはいて。でも崩れなさとツヤはトレードオフになりがち。両方を叶えるパウダーはそうそうないだろうなーとあきらめていた頃に出会ったのがこちら。

初めて使った時の衝撃ったら。ふわっと薄付きなのに、しっかりアラは隠してくれて、でも透明感はアップ。粉っぽさがなくツヤっと仕上がって、丁寧に磨いた肌に見せてくれます。そして使い続けていても、毎回感動する。「なんだ、このあかちゃん肌は!」と錯覚できます。

今はしっかり肌をつくりこむ機会もめっきり減ったけど、人と会う時はぜったいこれ。ファンデを塗らなくなって1年半以上経ち、下地に粉で仕上げるベースメイクが定着しても、どの下地にもフィットして「もとからこの肌ですが?」な発光をくれる、強い。

新品の中のシールを剥がす時、内蓋まで一緒にはずれがちなので要注意。私はめちゃくちゃこぼして泣きました。


番外編:ブルベ向きリップコレクション

律儀というか潔癖なタイプで、ファンデやリップを同時進行するのが品質管理の観点からできなくて(まあリップは毎日7個持ち歩いているけど、、これ以上は、、)。だから買って以来、長蛇の待機列ができています。。未開封の方がまだもつから。。

リップコレクションの一部。

リップが大好きすぎて70本以上保有しているけど、使ってない物はレビューできないので、せめて現地で色を見て選んだブルベリップをここに置いておきます。

どれもクチコミ良いアイテムばかり(渡韓前にリサーチしまくって大量に購入リスト作って行ってる)。ブルベに合うと評判のリップでも、実際にテスターで見るともっと合う色があったりしたから、参考までに。ベリー系かピンクかレッドに偏りがち。(パッケージからそのまま引用したから英字表記のままですみません。)

hince: ENHANCER SHEER  S004  AMBIENCE
hince: ENHANCER MATTE  M007  ENVY ME
hince: ENHANCER LIQUID GLOW  LG0003  TRUE MOMENT 

DEAR DAHLIA: LIP PARADISE INTENSE SATIN  806  RUBY
DEAR DAHLIA: LIP PARADISE INTENSE SATIN  809  KATE
DEAR DAHLIA: ALLURE SHINE LUSTROUS LIP PLUMPER  TEMPTATION
DEAR DAHLIA: PARADISE DREAM VELVET LIP MOUSSE LIP TINT  CRANBERRY

rom&nd: JUICY LASTING TINT  #06 FIGFIG
rom&nd:CREAMY LIPSTICK  WINTER ROSE
rom&nd: zero gram  SWEET PEA

JUNG SAEM MOOL: High Tinted Lip Lacquer  # Muted Pink
JUNG SAEM MOOL: High Tinted Lip Lacquer  # Brick Moment

PONY EFFECT: OUTFIT VELVET LIPSTICK  # MY HERITAGE
PONY EFFECT: FAVORITE FLUID LIP TINT  # FATAL ALLURE
PONY EFFECT: FAVORITE FLUID LIP TINT  # FLAWLESS

BbiA: LAST VELVET LIP TINT  19  Dazzling

CHICOR: SUPER-DEW PETIT LIPSTICK  RED OVERDOSE
CHICOR: SUPER-DEW PETIT LIPSTICK  ROSE MACARON

ETUDE:Better Lips-Talk  PK012  Rose Moca
ETUDE:Better Lips-Talk  PK011  Beef Power
ETUDE:Better Lips-Talk  RD304  Cherish Me 
ETUDE:Dear My Enamel Lips-talk PK002

(1回の渡韓でこんなにリップ買うんかい、いつ使うんだい、と我ながら思う。日本でも買えるけど、ツワモノたちを前にして現地で買わない選択肢はないよねえ。)

まとめ

スタメンと銘打ったからにはせめて9人揃えようかと思ったのですが、The Ordinaryを1つにまとめたら浮かばず。思ったより少なかったのは、今の手持ちアイテムへの満足感がストップ高だからかもしれません。

がっつりメイクする機会がガクッと減り、リップはほぼ塗れなくなり、あれこれトライする気持ちにならず、今のアイテムたちに不満がなくむしろ満足なので、(途中で飽きたり存在を忘れたり目移りしたりしなかった点で)これぞ真のサステナビリティ……!と思っています。

2022年も当分スタメンは固定でいきそうです。目指せ常勝肌。



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