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ライブ配信を病まずに"楽しむ"ための5つの心がけ

こんにちは、ライター・声優のゆぴ(@milkprincess17)です!

今回は、ライブ配信をゆる〜く楽しむためのコツをお話しようかな、と思います。

なぜなら、まわりにライブ配信にとらわれて病んでしまったり、はりきりすぎて疲れてしまったりしている人がいたから。

ライブ配信は本来、楽しいものであるべき!!

というわけで、ライブ配信を楽しむためにわたしが実践している"5つの心がけ"、いってみよ〜!

1. "配信する目的"を忘れないようにする

これは、配信初期に他のライバーさんに教えてもらったことです。

「本来の目的を忘れて、ライブ配信にのめり込んでしまう人が多いから気をつけて」と言ってくれました。

わたしはまだそこまで配信していないのですが、会社員をやりながらトップライバーをしている方が、「ライブ配信は人によっては仕事やアルバイトよりも簡単に稼げてしまうため、仕事を辞めてしまう人も多い」とも言っていいるくらい、お話をするのが得意な人には合っている職業だと思います。

「面白いね」「かわいいね」「綺麗だね」「すごいね」

そうやって声をかけてくれる人も多いので、承認欲求が満たされる心地よい世界でもあります。(甘美ですなぁ)

だからこそ、折に触れて目的を思い出さなければ、ライブ配信にのめり込んでいってしまう恐れがあります。

わたしの場合は、「声優として活動する」という夢があるので、いつかライブ配信アプリで声優オーディションの話が来たときに、応援してもらえる人になりたいし、仕事をいただいたら報告できるようになりたいし、トーク力も磨いていきたい、そんな目的のもとに配信をしています。

もちろん、「楽しむ!」ことが目的ならばそのままで良いけれど、ライブ配信を通して実現したいことがあるなら、目的を見失わずに。

2. "ライブ感"を大切にする

番組と違って「台本」がないのがライブ配信の良いところ。

わたしの配信は「歌配信!」とか言いつつ、配信時間のほとんどがリスナーさんとの雑談だったりするのですが、そんな「ライブ感」を楽しむと割り切って配信したほうが苦しくないです。

「"雑談"こそがライブ配信の醍醐味」と言われたことがあるくらい。

「自分が思い描いていた段取りじゃないな」と思っても、その場の雰囲気に身をまかせて楽しむ。ライブ配信は誰がくるかわからないし、思わぬ化学反応もポンポン起きる場でもあります。

だからこそ、「神回」が生まれるんです!(笑)

段取りをキッチリ決めると苦しくなっちゃうので、無理せずゆる〜く続けるのが良いと思います。

3. 配信時間・視聴時間を決める

ライブ配信ってやり始めると楽しくなって際限なくやり続けてしまうので、「気付けば3時間経っていた…」なんてこともザラにあります。

同じように、視聴する側も延々と見てしまいます。わたしもリスナー活動にハマっていたときは、料理をしながら、ごはんを食べながら、仕事をしながら、お風呂に入りながら…というふうに1日中観ていました。

すると、何が起きるかというと、「ヤバイ、今日何もしてないじゃん!」という事態に陥ります。(そして自己肯定感が下がる)

ちなみに、人間というのはマルチタスクができない仕様になっているので、仕事をしながらライブ視聴をしているとマジで捗りません(笑)。コメントをしているならなおさら。

なので、配信時間と視聴時間をちゃんと決めることは結構大事です。

最近のわたしは、配信時間は1日1〜1.5時間までに留めて、仲の良いライバーさんの枠回りは、寝るまでのあいだ、と決めて動いています。(イベントや応援のときは別だけど!)

4. リスナーさんとの関係性は"フラット"だと捉える

これはアイドルやアーティストなどにも言えることなのですが、いわゆる「ガチ恋」で売っていくか、「夢」を売っていくかだと思っています。

わたしにとって、ライブ配信は「ステージに立つこと」に似ていると思っていて、自分のトークや歌でリスナーさんに楽しんでもらって、「楽しい!」「応援したい!」という気持ちをギフトに込めてもらっているようなイメージです。

アーティストのライブチケットを買ったり、物販を買ったり、円盤を買ったりするのと似ている。

たとえば、わたしの永遠のアイドル、田村ゆかりさんは、ファンにとって「彼女が笑顔で、幸せに生きていればそれで良い」という尊い存在となっていますが、それが1番理想的だなぁと思っています。

たしかに、ギフト=お金かもしれません。

でも、そうやってリスナーさんに応援してもらってるのは事実だとしても、わたしだってリスナーさんに楽しい時間を提供できている! と考えないと苦しくなっちゃうと思うのです。

最近、GACKTさんの著書『GACKTの勝ち方』を読んだけど、「夢を叶えられないファンのためにGACKTは夢を叶えて魅せる」という一節があって、そんな関係性であるべきだな、と思いました。

媚びない、擦り寄らない、「大好き」って軽々しく言わない。全力で楽しませ、自分の生き様を見せていく。

自分の本質的な部分を出して、応援してもらえるようなスタンスをこちらから見せることも、また大切だなと思っています。

5. "ライブ配信がすべてじゃない"ことを忘れない

1日中ライブ配信アプリに入り浸っていると、その世界がすべてのような気がしてきます。

イベントで上位が取れないわたしは、向いていないのかな、とか。
一般人なのに可愛い子ばかりで、わたしはブスなのかな、とか。
全然リスナーさんが来てくれなくて、必要とされていないのかな、とか。
ギフトを投げればい自分に価値はないのかな、とか。

そんなこと、絶対にないからね!!!

トップライバーだって、他のライブ配信アプリでは「それ、誰?」と言われるような存在だったり、無名の子が1日でトップを勝ち取ったり、ライブ配信界隈はすごく狭いし、特殊だし、変化スピードも速いです。

トップが取れなくて泣いていたり、悪意で通報されて垢バンされたり、ギフトに課金しすぎてすっからかんになったり、そんな人もたくさん見てきたけど、個人的には「この世界がすべてじゃないよ!」って言いたい。

ライブ配信は自分の生活をぶち壊すものではなく、豊かにするものであってほしいです。

動けず、病床に伏せっているリスナーさんもいました。無職でやることもなかったけど、ライブ配信で生き甲斐を見つけたというライバーさんもいました。

SHOWROOMの前田裕二さんが、幼少期に路上でギターを弾いていた経験からSHOWROOMを作ったと話していたように、ライブ配信は頑張る人が応援される場所。頑張る人を応援できる場所。夢を叶えられる場所。夢が叶う瞬間が見られる場所。

そんなふうに、「楽しむもの」だということを忘れずに、ライバーもリスナーも配信を楽しんでほしいな、と思います。

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