自分のことを「赤ちゃん」って思うと、いいことがた〜くさんある
よく友だちと「ヘルシーな赤ちゃんライフを送っていきたいよね」という話をしている。ヘルシーな赤ちゃんライフ、すなわち思うがままに生きながら愛されたいという至極我儘なライフスタイルである。
ところで、自分のことを「赤ちゃん」と思うといいことがたくさんある。コイツはいきなり何を言ってんだと思うが聞いてほしい。
まず、基本的に自分に対して、「赤ちゃんだからしょうがない」と過度な期待をしなくなる。何かミスをしたり、やらかしたりしてしまっても、「まぁわたし、赤ちゃんだからな…」と思えて自己肯定感が下がりづらい。
そもそも「自己肯定感が下がる」のは自分に過度な期待をしすぎているからである。いやいや、実際は何もできねぇのよ。やればできないこともたくさんあるのよ。
次に、「赤ちゃんだから誰かに助けてもらおう」と素直に思えるようになる。責任感強めな人ほど「自分ひとりで何とかしなくちゃ!」と思ってしまいがちだが、ひとりでできることって本当に限られている。
そんなとき、「赤ちゃんだから」というマインドが根底にあると、素直に周囲に助けを求められるようになる。「ここの数字わかんない、助けてぇ」とか、「東北に行きたいけど車がない、乗せてぇ」とか。
うちらはひとりじゃ生きていけない。ましてや赤ちゃんなんてか弱き存在である。ぜひともスキルのある人たち、かつ赤ちゃんの面倒を見るのが好きな人たちに助けていただきたい。もちろん、お返しはちゃんとするよ!!!!
そして、赤ちゃんだと自分の想いに対して敏感になれる。しばらく赤ちゃんマインドで過ごしてると、「なぜわたしは赤ちゃんなのにこんなことをしなければならないんだ」「こんな仕打ちを受けてるんだ」と思えてくる。
たとえば、適当な扱いをしてくる人がいたら、「わたしは愛されるべき赤ちゃんなのにそんな扱いをされるなんて意味わからん」と思えるし、重ためな仕事が降ってきたなら「いたいけな赤ちゃんに残業させるなんてありえねぇ」と思えてくる。
「大人だから」理性でなんとか抑えて飲み込んできたものに対し、「イヤだ!!」と言えるようになるのだ。
ところで、わたしは以前、「赤ちゃんの写真が表紙の本」がベストセラーとなっている四角大輔さんに非常に失礼な質問をしたことがある。
「『とりあえず外国の赤ちゃんを表紙にしておけばオッケー!』だと思ってません?」
それに対して、彼はこう言ったのである。
つまり、ざっくりまとめるとこのnoteで伝えている「自分のことを『赤ちゃん』って思うと、いいことがた〜くさんある」と大きくズレてはいないわけだ。
というわけで皆さん、ぜひ赤ちゃんになってみてはいかがでしょうか?(うるさい)
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