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読みおわった本の行き先は?

「今、こんな本を読んでいる」と報告すると、「読み終わったら感想教えてね」と言ってくれる友だちがいる。

いつもあまり考えずに「オッケー」と言っていたが、今日たまたま読んでいた本に「何かが起きたらすぐに人に話そう。それで思考が整理される」と書いてあり、納得した。

友だちの一言は、わたしに「アウトプット前提のインプット」をするきっかけとなっていたのだ。

ところで、今は友だちに会う機会も減ってしまい、誰かと話すことも減り、代わりに以前にも増して読書をしたりアニメを観るようになった。

おそらく現在、引きこもりを強いられている誰もが「インプット過多」になっていると思う。

良い本、良い映画、良いアニメ、良いゲーム。

今それらに触れることができるのは大きいけれど、話したいと思える相手に会えない今、そのアウトプット先はどこになるんだろう。

人はインプットよりもアウトプットを多くしないといけないと『アウトプット大全』には書かれていた。

わたしはもともと記録厨なのでアウトプット場所が決まっていたりする。

本はブクログ、映画はFilmarks、日々の日記はnoteといった具合に、それぞれの置き場所を決めてあげるのだ。

人に話すよりもちょっと味気ないかもしれないけれど、せっかく自分のなかに取り込むのだから、血肉にして残してあげないともったいない。

「読み終わったら感想教えてね」

その言葉の代わりに書き記そう。

話し相手がいないことによるアウトプット不足ってきっと馬鹿にできないと思うのよ。




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