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ゆぴの10分日記

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帰り道の10分間で書く独り言のような日記。よわっちくても生きてるだけでえらいえらい!
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2020年1月の記事一覧

「ふつうのしあわせ」を受け入れられない病

ずっと自分に自信がなかったので、「どうも自分は人よりもがんばらなくちゃいけないらしい」と自分に付加価値をつけるために動いてきたつもりだった。 こんな自分は誰にも好きになってもらえない。でも、価値をつければきっと大丈夫。という具合に。 「自分には価値がない」という思い込みが、わたしを突き動かしていたのだ。 でも最近、「無価値」な自分を好きでいてくれる人が出てきて、うっかり「自分には何もなくても良いのかもしれない」なんて思ってしまって、燃え尽き症候群みたいになった。 その

やわらかいところに触れちゃだめだよ

別に今日言われたわけじゃないけど、「悩みがなさそうだね」って言葉が嫌いだ。 何の気なしに言った言葉だというのはわかるけど、そんなこと言われたら、「まあね」以外に返せる言葉があるだろうか? でも、そんなところまで規制してしまったら、誰とも会話ができなくなってしまう。 そんなことわかってるけど。 前に、精神的に病んでしまった友だちがいて、それを別の友だちが慰めていたことがあった。 わたしも以前病んでしまったことがあるから、気持ちはとてもわかるのに、「あなたは大丈夫だよ」

気持ちわる!って思えるくらい好きなこと

友人に、「自己理解」が好きな人がいる。 「自己理解」って何やねん!と思うけど、まあ字面まんまで、要するに自分について深掘りして理解していくことである。 今日はその友人と久しぶりに会ったのだが、この半年間、何していたの?と聞いたら、「自己理解してた!」という清々しいまでの答えが帰ってきて、思わずこう返していた。 「気持ちわる!」 そうしたら、友人はなんと返したと思う? 「ありがとう!」 と言ったのだ。 どういうことかというと、いちばん傷つくのは「無関心」であって、「

「メンタル」に強いも弱いもない

最近やっと3ヶ月に渡る「物件探し」にピリオドを打つことに成功した。 審査が通って1週間以内に入居しなくてはならない条件だったので、慌てて引越し業者を手配し、徹夜でパッキングし、掃除をし、家具や家電などを揃えた。 しかし、引越し準備〜引越しをしてからのあいだ、見事に何も手につかなかった。 毎日のように届く大きな荷物に、捨てても捨てても減らないゴミ、住所の変更、家具の組み立て、ガスの立ち会い、管理人さんとのやり取り、積もり積もった家事… しかし定常的な仕事はあるので、床の

「みんなでがんばる」方法がわかんなかった

「みんなで力を合わせてがんばろうね!」 いわゆる青春モノと呼ばれるアニメやドラマではこんな言葉がしばしばリーダーや監督から発せられる。 客観的に見ていたときは全然気付かなかったけれど、自分にはその「みんなでがんばる」方法がわからないことに気付いた。 毎日がサバイバルのような感覚だった。 海外に行ってからはより一層。だって個人で動かないと死んでしまうのだ。中学から授業は全部選択制で、まわりに合わせて選ぶことなんてひとつもない。 「ひとりで動く」ことが当たり前になってい

がんばればできること、がんばってもできないこと

誰かを動かすのが苦手だ。 どういうことかと言うと、適切な指示を出して誘導することや、ルールに沿っていないことを注意することなど。 いわゆる「先輩」や「責任者」や「リーダー」のような立場のこと。 苦手な理由はよくわからない。 事前準備までは何とか頑張るのだが、いざ 「指示を出してください」 と言われるとテンパる。 指示を出すなんておこがましい!という具合に。 これは、もしかしたら自分にいわゆる「後輩」という存在がいないことも起因しているのかもしれない。 中学2年生

三度の飯より好きですか?

「この仕事は、三度の飯より好きじゃなきゃやってられないよ」 ピシャリと言われて、わたしの脳裏にはさまざまな思いがよぎった。 「三度の飯より好きなもの」ってどのくらいあるだろう。 絵を描き始めたら8時間ぶっ通しで描き続けるようなわたしは、それを「好き」な基準にするのがとても怖いと思った。 なぜなら、大抵のものが三度の飯より好きだと思えてしまえたからだ。 要するに、「三度の飯」が自分にとってはたいして特別なものではなかった。昼食を食べ損ねるなんて日常茶飯事のことだし。

ロジカルとエモのバランスを取りたい

「ロジカル」という言葉を知ったのはおそらく社会人になってから。 「それは感情論であってロジカルじゃない」 なんて言われて、え、逆に感情以外に何があるの?と驚いたのを覚えている。 悲しいから悲しいと言う。嬉しいから笑う。そこに何が特別な説明がいるだろうか。 わたしは「はじめてのおつかい」が好きで、毎回おつかいをがんばる子どもと自分を重ねて泣いてしまうのだが、そこに理由なんていらないと思うのだ。 「はじめてのおつかいは、こういうストーリー構成があって、ここで山場があって