プラスチックの弁当箱 ~瞑想小話~
瞑想に関するちょっとした話です。
”リラックス” や ”精神の安定” といった、最近注目されている瞑想の効果。
その効果の背景には、”この世の全てのものとの一体感を感じる” という事があるように感じます。
これはもう、かなり深く瞑想世界にハマって数年が経った頃の話ですが…
ある時、職場で昼食時に、家から持参したプラスチックの弁当箱をぼーっと眺めていた。
この箱が今、目の前に ”存在する” という事は…
●ある時、どこかで原油が掘り出された。(自分が生まれるより前かも知れない…)
●その原油が精製されたり加工されたり、様々な工程を経て、ある時ようやく箱の形となった。
●当然そうなるまでに、多くの人や機械、工場などが関わって、仕事してきたはずだ。
●弁当箱となってからも流通、販売され、最終的におれの手に渡るまで、車に乗ったり、船に乗ったり…? その移動にも人や車や船、さらに天候の影響なども関わっているだろう。
●そもそも、最初にどこか外国で原油が掘り出された事には、地球の気が遠くなるような長い時間が関わっている。
●そしてその地球という星を誕生させたのはこの宇宙だ…。
そう考えていると、このプラスチックの箱と自分は、
いるべくして、今一緒にここにいる、
と感じたのです。
そして、無機質なその箱と自分の間に、深い繋がり、一体感のようなものを感じた。
この感覚は、少し深く瞑想した場合に感じるものと、同じものでした。
と、いう話です。
そういう感覚で身の周りのものや他者を見ている時、少し普段より穏やかでいられる気がします。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
全てはうまくいっている…
ありがとうございます! (ノД`) 頂いたサポートは、いつの日かパンを、 パンが無ければお菓子を食べればよいので、 お菓子の専門学校で作り方を習う必要性、 そうなってくると学費とか交通費、 え、ちょっと待って下さい、 紙に書いて考え直そう、そうするとやはりパン、 いやペンか、ペ