『えんぴつで蕪村、一茶』をなぞって味わう。

私は、文字を書いていると心が落ち着くアナログ人間です。

 春先まで、『禅の言葉』という禅語を学びながら文字の練習にもなる練習帳を書いていました。

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最近は、『えんぴつで蕪村、一茶』をやっています。

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 今の職場で働き始めて2ヶ月ごろに、
職場の同僚から「横山さんは字が綺麗。」と、言われて、
字を褒められたのが初めてだったので、嬉しくて、
ますます文字を書き続けたいと思っています。

 毎朝一句ずつ書いているので、のんびりペースなのですが、
このなぞり書きも、もうすぐ終わりそうです。

 この練習帳では、季語を学んだり、
蕪村と一茶の「ひととなり」に近づいた気がします。
字を書くのも、丁寧に美しくなった気がします。

 さらに、監修の玉城司さんが「終わりにー俳句と余韻」というあとがきを書いているのですが、玉城さんは、あとがきで、いちばん好きな蕪村と一茶の句を、それぞれ一句だけあげて、蕪村の喪失感や、一茶の寂しさに気づかせてくださいます。
さらに、優れた俳句が持つ余韻と、ほんとうに大切なものが何かに気づかせてくださいます。

俳句をとても味わうことができたように思います。

 私は、玉城さんが解説してくださる俳句の世界にとても惹かれました。
玉城さんが書いている蕪村と一茶の本を読んでみたい。
 

 さらには、この「えんぴつで」のシリーズの奥の細道を旅してみたいと思うようにもなりました。

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