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ミニマリストチャレンジ

ミニマリスト的な考え方や、ものの所有の仕方が好きだけど、今まで、収入の良い夫と、お金持ちの夫の実家のおかげで、お金に全く困らなかったので、徹底的にものを減らす、ということが出来ませんでした。

ありがたいことにお金に不自由な思いをすることなく23年、結婚生活を続け、子どもも2人できました。

ところが年々、夫婦としてのコミュニケーションがなくなり、もちろん私自身は改善を求めて努力しましたが、通じ合えることもなく、ただただ同じ家にいることを苦痛と感じるようになり、私から希望して離婚をしました。

長女は、もうすぐ社会人という時期で、私とも仲良くやってきましたが、お父さんが1人になるのはかわいそうだし、一人暮らしの練習のためと称して、お父さんと二人暮しをすることを選びました。

そして私は、大学生になったばかりの次女と二人暮しをはじめました。

それまで貯めたお金で自分好みの新しい家具や食器などを購入しました。

あっという間に自分の貯金はなくなりました。

家賃は、次女が卒業するまでの約束で、夫が出してくれることになり、まとめて10ヶ月分を振り込んでくれました。

ところが、今までの感覚で買い物していると、自分の派遣社員での稼ぎなんてたいしたものではないので、先にもらっている家賃分までどんどん減っていきました。

そして、はたと、このままじゃヤバいわ!と気づきました。

次女の大学の費用も、全て元夫に出してもらうことになっているので、生活費のみですが、ただでさえ少ない給料、残業をそれなりにして手取り20万行くか行かないか。

それがコロナの影響で、在宅勤務になり、ほぼ残業がなくなったので、手取りはガクンと減りました。

結婚してから離婚するまで何不自由なく生活していたので、そんなに贅沢しているつもりはなかったのですが、服代、美容院代、外食費、交際費、など特に節約するなんて感覚がないまま、気付いたら、あれ?これじゃ足りなくなる・・・

ヤバい、と思って初めて本気で節約を考えるという、計画性のなさ。

笑うほど楽観的。

ミニマリストになりたいと思いつつ、どちらかと言うと部屋をシンプルにしているだけで、自分ではどれも必要だと思って買い物し、かなり無駄が多かったように思います。

改めて、様々な無駄を見直していこう、そのため決めたことは、「欲しいものではなく必要なものを買う」という基準。

人生一度だけだから、欲しいものを買ったり、好きなことをして楽しもうよ、というのが本来の私。

その部分は変わっていないのですが、「今」は、とにかく必要なものだけにしとこう。

当たり前だけど、このまま好きに暮らしていたら、お金はなくなってしまう。

そうだ、ミニマリスト になろう。

今あるものを最大限使い、できるだけものを買わない生活。

買おうかな、と思ったら、それホントにいるの?なくてもいいんじゃない?って確認する。

ないことを逆に楽しむ。

ないなら何か別のもので代用してみたら?

頭を使う前に今まで、買うことですべて解決していたけど、いやいやちょっと待って。

買わないで済ませる方法は?

考えて買わないで済んだ時の清々しさ。

お金がある時には絶対に思いつかないひらめきが湧いてくるのが楽しい。

しばらくこんなミニマリストチャレンジ。

続けてみようと思います。






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