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人事を尽くして天命を待つ。

「人事を尽くして天命を待つ」とは
人間ができることの最善を尽くし
あとは天の定めた運命に任せるという意味です。

人間の力で出来ることなんて
たかが知れているかもしれません。

だとしても
自分に出来ることを模索して
〝これ以上は無理かも〟
という所まで踏ん張ったら
自分自身が全力を出し尽くしたと思う事ができて
どんな結果だとしても
心穏やかに受け入れようという
気持ちが湧いてくる
そのような期待をする諦観の念のことです。

〝諦観〟とは仏教用語で〝諦める〟を指します。

「諦める」と聞くと
現代ではネガティブに感じられますが
本来は
真理を明らかにして超然とするという意味です。

変なこだわりは捨てて
できるだけ穏やかにいられるよう心がけた上で
〝これは自分の主張や行動を貫く強さが
試されているのだ〟と、そのように思うことで
どこかポジティブな諦め
可能になっていきます。

悪いことが起こった時には
その原因がどこにあるかをしっかりと見つめて
必要な行動をすることが大切ですね。

「人事を尽くして天命を待つ」ことを
求められる瞬間が
多かれ少なかれ、どんな人にも
一生のうちに一度は必ずあることでしょう。

諦観することは
無駄に落ち込むことなく
ひたすら自分の役目を徹底する為の
手段のひとつだと、私は思います。


実は、数日前に愛犬みるくが血尿をしまして
動物病院で診察をしました。

膀胱炎という診断でお薬をもらったのですが
それとは別に「心音に雑音がある」ということで
エコー検査をしたところ
左心房と左心室の間の弁が弱まってきていて
血液の逆流が少し見られると言われました。

これに関しては
老化なので治すというよりは経過観察をしていき
酷くなるようならば薬を…との事でした。

血尿は落ち着いたのですが
今日は午前中から何度も嘔吐して
夕方以降にやっとチュールを食べることができて
とりあえず、ひと安心という1日でした。

ここから先に何度
「人事を尽くして天命を待つ」という瞬間が
やってくるのだろうと思いながら
戒めつつ、記事を書きました。

私に出来ること出来ないことをふるいにかけて
無駄に落ち込むことなく
可能な限り何とかしようと
そんな風に一生懸命に見守っていきたいと
あらためて感じました。

1日でも長く一緒に居られたらいいね、みるく。

我が家にきて良かったと思ってくれたらいいな🕊𓈒 𓂂𓏸

最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまたね。

そのお気持ちがとっても嬉しいです。 心から…ありがとうございます(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚