吐き出さないと息ができない
自分の中で次々にうまれる言葉たち。
飲み込み続けて、溜め続けて。
頭の中はいつも言葉でいっぱいなのに、どこにも出さずにいるから、うまれては消えていってしまう。
このままでは自分の中の言葉の海に溺れてしまう。
苦しくてどうしようもなくなって、書き出してみることにした。
きっとずっと書きたかった。
書きたいことが多すぎて、何をどう始めていいかわからなくなっていた。
何も考えずぼーっと過ごす時間なんて、私には無い。
常に言葉がうかんで、くっついて離れて絡み合って、ずっと頭の中でしゃべっている。
おしゃべりな頭が一日中やかましくて、実際の私の口からは言葉はあまり出てこない。
話すことは難しい。
たくさん考えてるけど、思うこともあるけど、言葉にならない。
誰かの話を聞いては考え、文章を読んでは考え、絡み合った考えが私を占領する。
食べるとか動くとか話すとか、そんな日常生活を送ることもままならないほどに。
今日もいつもと変わらない一日。
都心のファミレスで、一人静かに過ごす。
たくさんの話し声が聞こえる。
みんな、それぞれの人生、自分が主役の世界の住人。
私も例に漏れず、私が主役の世界に住んでいる。
書きたい。何かを書きたい。頭の中はいっぱい。
まとまりのあるテキストなんてきっと書けない。
きっと、書き手の顔も読み手の顔も見えない。
それでも、書く。
思いつくままに。
そして世界にたったひとつしかない文章はうまれる。
言葉にならなくて、泣きたい。
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