見出し画像

「石橋じゃないところを渡る」元甲子園球児流 新しいことに挑戦する精神

今回取材したのは、インターン生としてMiletosに参画している広木遥斗さん。甲子園に出場経験があり、その後一人でバックパック、アメリカ・ワシントン州に1年留学など、型にはまらない方です。

また、この記事が出るころにはイギリスの院に進学、環境開発学を学ぶために渡英しています。これまでの経歴から察するに、挑戦心にあふれる人なのかなと予想しています。

中でも、そもそも環境開発学とは何なのか、なぜ臆することなく新しいことに挑戦できるのか。なにか将来やりたいことがあるのか?色々聞きたいことがあります。

もうすぐ渡英されるということで、今回は広木さんがイギリスに渡る直前に取材をさせていただき、彼の人物像を探ってきました!

――――――
広木遥斗(ひろき はると)立教大学卒、英サセックス大学院在学。春日部共栄高校の一員として甲子園出場経験あり。大学に進学してバックパッカーを始め、大学4年の夏から1年間ワシントン大学に留学。
――――――

画像1

環境開発学を学びにいざ渡英!でもなんでカンキョウカイハツ学?

山根(筆者):渡英前で忙しい時にありがとうございます。コロナの時期で渡英自体が大変だったと思いますが、まずは院進学おめでとうございます!

広木さん(以下広木):ありがとうございます、本日はよろしくお願いします。

ビザの申請とか色々大変でした...

山根:あれって申請だけでもややこしいのにこの状況ですもんね.....ひとまずお疲れ様です!

行き先はイギリスのサセックス大学で、環境開発学を学ばれると聞いています。

広木:そうなんです、実はバックパック旅行を通して途上国や開発学に興味を持ったのがきっかけで、院に進学することにしたんですよ。

山根:それにしても海外の院は思い切りましたね。

広木:開発学の分野が進んでいるところで勉強したい想いが強くあったので。

山根:なるほど。でも開発にも色々分野ありますよね、例えば経済開発学とか、人間開発学とか。その中でなぜ環境を選ばれたんですか?

広木:実は明確にあって、ニーズがこれからも増えそうだからです。

画像2

(しっかり理由があるようです)

山根:と、いうと?

広木:国際協力っていろんな分野あるじゃないですか、例えば貧困、保険、教育とか。今挙げた分野って、少しずつですけど全体で見ると改善傾向にあります。具体的は、医療にアクセスできる人口、識字率とかですね。

でもそんな中、環境問題だけ悪化しているんですよ。なので、打算的な理由ですけど、これから環境に精通している人材がもっと必要になってくるだろうと。それで環境開発を学ぼうと思ったのがきっかけです。

山根:将来を見据えて、ということですね。

...ちなみにすごく初歩的な質問で恐縮ですが、環境開発学って何をする学問ですか?

画像3

(筆者は分からないことはちゃんと聞くことをモットーにしています)

広木:ざっくりした質問ですね笑
捉え方はいろいろありますが、主に環境問題における二つの解決策を追求する学問だと思っています。

一つは緩和策(mitigation) で、もう一つは適応策(adaptation)。緩和策の例を挙げると、「省エネ義務化!」みたいにルールを作って温暖化現象の抑制をする、広い範囲をカバーする策です。

対して適応策は自然や人間社会の在り方を調整して解決を図るアプローチ。「農家さんが温暖化の影響で作物が取れない時に、どうやって適応するのか」を考えるので、個別的な策。

山根:なるほど。範囲が広いか限定的か、で分けられそうですね。最終的にどちらかの専門になることが多いということですか?

広木:そうなると思います。

山根:広木さんはどちらの専門になりたいとか決まっています?

広木:実はちょうどいま過渡期で。勉強し始めた当初は適応策メインでやりたかったんですけど、今は緩和策を専門にやりたいと考えています。

山根:それはまた何故?

広木:より広域に大きなインパクトを与えられそうなのが緩和策なのかな、って思ったんだよね。

というのも、環境問題って民間企業が寄与している部分がすごく大きいんですよ。

画像4

(聞いていて勉強になります)

山根:そうなんですか。

広木:気候変動に一番寄与している産業が食と繊維と航空って言われているんですけど、全部ビジネスじゃないですか。正直個人でどうにかできる部分ではないと思うんですね。

山根:確かにそうかもです。

広木:じゃあ企業の在り方を変えた方がインパクトあるのでは?と思った時に、自分が推したいのは緩和策なのかなと。

山根:広く影響のある解決策ということですね。

広木:そう。例えば、ESG投資って聞いたことありますか?

山根:ないです。

―――――――
ESG投資とは?
ESGは(environment, social, governance)の頭文字。環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行う投資のこと。ESG評価の高い企業は事業の社会的意義、成長の持続性など、優れた企業特性を持つと言えます。
―――――――

広木:ESGのEnvironmentにある通り、環境に配慮している企業に投資をしましょう、といった性質のある投資形態です。裏を返せば、環境に配慮しない事業形態を持つ企業への投資を控えるところが増えてきている。

山根:なるほど、この投資形態がメジャーになれば確かに環境改善に繋がりそうですね。

広木:これは一例ですけど、企業が絡んだ対策なら影響も広いと思うんですよね。

山根:確かに。ちなみに最初はなんで適応策を推していたんですか?

広木:それは自分が農家さんを支援するインターンを経験していたからです。どちらの策も大切だし必要なんだけど、この学問を学ぶうちに自分はより広くインパクトを求めてみたいなと、現時点ではそう思っています。

院進学、バックパック、留学...その挑戦心はいったいどこから?


山根:甲子園を目指して、その後海外経験なしで留学したり、海外院に進学したり。挑戦が多いのかなと思っています。昔からそうなんですか?

広木:そうかもしれないです。原点はいつだろう...中学生の時かな。

野球で埼玉県の県選抜のセレクションメンバーに選ばれたことがあって。コーチの推薦だったんですけど、これが初めてコンフォートゾーンを抜けた時で、最初はストレスだったんですよ。

山根:ストレスというのは?

広木:当時同期が8人しかいない野球部でやっていたんだけど、いきなりプロを目指す人らばっかりの県選抜に入るとレベルが全然違うんですよ笑

画像8

(笑顔で当時を振り返ってくれました)

「自分やっていけるのかな」っていう期待と不安が大きかったです。だけど、終わってみると成長できているし、切磋琢磨できる環境って楽しいなって思えた。

山根:なるほど。甲子園を目指しているいときも同じような感覚でした?

広木:その時は心地よいストレスでしたね。部員が150人くらいいるので、ポジションを争うやつが7人とかいる。その中で一番、最悪二番じゃないと試合に出られないから、そこは良い緊張感をもって取り組めました。

山根:なるほどなぁー。

広木さん、その後バックパッカーになったり、留学を経験されたじゃないですか。野球で未知の環境に放り込まれる楽しさを覚えたから、新しい環境に挑戦するようになったのかな、と今ふと思ったんですけど。

広木:言われて初めて気がついたけど、あるかも。
県選抜、甲子園でストレスにさらされながらも成長できたのが楽しくて、新しい環境に身を置くという意味でバックパック、留学、海外の院に行く、ってなったのかもね。

山根:新しいことするの怖くないですか?留学とかイギリスの院進学とか。

広木:留学とか院はあんまり怖くないですね。それより高校進学とか、大学1年の時英語のサークルに入ったときの方が怖かったと記憶しています。

山根:本当ですか?スケールで見たら前者の方が怖そうだけど...

広木:自分は最初の一歩を踏み出すのが怖いんですよ、多分。高校の時は初めて全国を目指す環境に放り込まれたし、サークルは英語が全くできない中で帰国子女だらけの環境に放り込まれた。

画像5

山根:客観的に聞いていると、上に上に行く感覚がありますよね、広木さん。

広木:かもね。Miletosもそうかもです。

山根:そうなんですか?現在広木さんはデータアナリストとしてインターンをされていましたよね。 

広木:これから歩もうとしているキャリアパスにもつながるんですけど。

将来環境開発の分野でデータサイエンティストとして研究やビジネスだったりをしてみたいな、と漠然と思っていまして。

とはいえデータを触った経験がなかったので、そのさわりを経験したかった、という理由でMiletosに入りました。

山根:やったことがない分野に飛び込んでいける行動力は素晴らしいですよね。

広木:大体見切り発進ですよね笑

とりあえずやってみて、ダメだったらやめる。「石橋じゃないところを渡る」っていう造語を座右の銘にしています。

山根:なるほど、でも野球とか留学、院にバックパパックすべてに当てはまっていますよね。ぴったりの言葉だと思います!

将来は「バケットリスト」を潰していきたい

山根:先ほどデータサイエンティストとして活躍されたいとおっしゃっていましたが、それまでのプランとかは考えてますか?

広木:院を卒業して、まずは企業で働いてお金を稼いで、その後環境と開発の世界に戻る、ってことまでかな。

山根:院を出てそのままデータサイエンティストというより、一回就職を考えているのですね。

広木:親に院進学のための費用を借りているので、まずそれを返す目的と、新卒でいきなり開発の最前線に携わるのは難しいと思ったので、まずは社会人としての基礎を身に着けたいなと。

画像6

山根:なるほど。

広木:自分は道筋を立てるというよりも、バケットリストを潰すことが人生の目的だと思っていて。

山根:やりたいことリストですよね。たくさんあるんですか?

広木:今までで100個くらい書き出してあるんだけど、それを全部達成したいです笑

院留学もそこに書いていたし、サーフィンしたい!とかもある。もちろんデータサイエンティストになりたい、とかも書いていました。

山根:「とりあえずやってみる精神」がここにも宿っていますね。結構変わったキャリアになりそうです。

広木:ですね。

同期は今社会人二年目で、自分はまだ学生じゃないですか。しかも海外院進学ってそうある話ではないと思うんですよ。

山根:確かに海外経験ないと真剣に考えない選択肢だと思います。

広木:「いつ働くの?」って皆からなじられたりするんですけど笑 確かに日本では珍しいかもですけど、世界で見ると結構こんな人いるし。「別にいいんじゃね?」って。

山根:それはひょっとして留学で培った感覚ですか?

広木:はい。留学中は自分を主張しないと相手にされなかったので。「主張する」ことの大切さを学べた気がするし、ありていだけどポジティブに物事を捉えられるようになりましたね。

画像7

山根:なんだかこれからもどんどん新しいことに挑戦し続けていくんだろうなと思いました。また院卒業後もお話聞いてみたいですね。

広木:今との比較ができたら面白そうです笑

山根:ですね笑 是非!環境開発学のお話とか、自分も色々勉強になったのでまた聞いてみたいですね。

広木:当分は院が忙しくなりそうですが、時間があればリモートでMiletosの業務に参加したいと思っていますので、その際はまたよろしくお願いします。

山根:もちろんです、本日はありがとうございました!


ーーーーー

取材を終えて、自分のやりたいことに忠実でいてしっかり行動している、しかもしっかり将来を考えている方なんだなという印象を受けました。広木さん、サセックス大学院でも頑張ってください!

最後に筆者が感じた広木さんの魅力をまとめて終わりたいと思います。


広木さんの魅力まとめ
・思考が柔軟
・「とりあえずやってみる精神」の持ち主
・常にチャレンジ


次回はMiletosのメンバーとしてコーポレートを支えてくださっている長内さんに取材をしてきました。「筋トレ×Miletos」という、今まで出してこなかった新しい会社の側面に関わる方です。こうご期待!

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
6
Miletos株式会社についての情報を発信しています!現在、経費業務DXプラットフォーム"SAPPHIRE"を中心に事業展開中です。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。