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アスリートのキャリア

皆さんこんにちは、公認会計士の姫野です。
今回は久しぶりに、アスリートのキャリアについて書きたいと思います。

アスリートの引退後のキャリアはセカンドキャリアと言われてきましたが、最近ではアスリートとしての期間もキャリアの一部分であり、人生そのものを一つのキャリアと位置付けるデュアルキャリアという考え方も注目され始めています。

アスリートは「アスリートとしてのキャリアが全てである」と考えがちです。小さい頃から競技に打ち込み、すべてをかけて取り組んできたからこそ、引退後に競技を離れると「自分は他に何もできない」と考えてしまい、これから先の長い人生におけるキャリア形成に諦めているケースが見受けられます。

人生80年と考えた場合、選手として活動できる期間はほんのわずかです。その期間が終わったとしても、その先の人生の方が確実に長いわけですから、「何もできない」と諦めてしまうのは非常にもったいないことです。

アスリートがこのようなマインドに陥るのは、アスリートである期間に「競技だけに集中しすぎている」からだと私は思います。
つまり、アスリートでの期間においても、その後のキャリアを意識した環境に身を置いていないことが要因かと思います。

特にジュニア時代含めた若いうちにこそ、キャリアについて意識させる教育を指導者が行なっていくべきであると考えます。
アスリートは、ただ特定の競技において秀でた才能を発揮するだけではありません。厳しい鍛錬を積み重ねていく中で人間力が培われていくとともに、一般的には体験できないような経験をすることで、その経験がアスリートの活動以外のキャリアにも活かされてされます。
さきほど非常にもったいないと表現したのは、このアスリートの経験がいろいろなキャリアに活かせるのにそれをしようとしない、または活かし方がわからないアスリートが多いからです。

指導者は、選手の競技能力の向上や課題克服のためだけに存在しているのではなく、アスリートがキャリア形成に備えるための指導もしていくことが求められるのではないでしょうか。
特に若いうちは、理解させるのが難しい時期でもありますので、無意識に行動できるよう、時には強制的に練習以外の時間に指導する場を設けることも必要になってくると思います。
また、大学生や社会人になると、選手自ら考える力がついていますので、ただ教えるというよりは、うまく導いてあげられるように相談に乗るといった対応も必要になってくるでしょう。

アスリートの、目標に向かって一生懸命取り組む行動はとても価値があることです。その行動を無駄にしないよう、人生という長いスパンのキャリアを見据えて広い視野でアスリートをサポートできる指導者が増えることを願っています。


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株式会社HIFAS代表、公認会計士の姫野省吾です。 資金繰り管理システム「milestone」を提供しています。 幼少期からバドミントンしかしてこなかったところから一転、会計士になり経営者となりました。 会計や経営・アスリートのビジネスキャリアについて独自視点でブログを書きます!