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【実際のカード明細も公開!】オーストラリアワーホリで出稼ぎって本当?それとも物価が高くて稼げない?Part1

こんにちは、Milaです。

今回は日本でも度々報道されている、
オーストラリアワーホリ」と「出稼ぎ」について
発信していきます。

少し前にこんな記事が出ていました。

また、Abema TVでも特集されていましたね。

記事やYoutubeでも紹介されているように、
オーストラリアにワーホリする若者の数が過去最高だと言われています。

この要因については、
一時より落ち着いたものの円安が引き続き続いていること、
オーストラリアのアルバイトの最低賃金が高いことから、
出稼ぎ目的で渡航する人が増えたのではないかと言われています。

この報道について、
2年間オーストラリアに住んでいて、納得できる部分もあれば
少し疑問に思うこともあります。

今回は
本当にオーストラリアでワーホリをすると日本よりも稼げるのか
出稼ぎ報道は本当なのか
について、私の経験をもとにお話ししていきます。

長くなってしまうので、
今回はPart1として主に
オーストラリアの仕事事情や収入と出費」について
投稿します。


オーストラリアの仕事事情について

東京の約3倍!オーストラリアのアルバイトの最低賃金

実際に東京とオーストラリアの最低賃金を見ていきましょう。

まず初めにオーストラリアから見ていきましょう。


こちらの記事では、

カジュアル 最低賃金 30.13ドル

上記オーストラリア留学センターより

と書いてあります。
だいたい日本円で2,900~3,000円前後です。
ちなみにこの「カジュアル」という雇用形態が、
日本でいうアルバイトになります。

カジュアルは他の雇用形態とは異なり
週に働ける時間数の保証がなかったり、
「明日から来なくていいよ」と即日解雇される不安定な雇用形態のため、
その分時給は高く設定されています。

ちなみに私は現在フルタイム(日本でいう正社員)
かつ年俸制で働いています。
時給に換算すると約28ドル、2,800円程度です。

カジュアルよりも時給が低いですが、
その分有給休暇が貰えますし、簡単にクビになることはほぼありません。
働く時間の保証もされています。

では、ここで東京の最低賃金を見てみましょう。

上記記事によると、
東京都の最低賃金は1,163円
オーストラリアのおおよそ1/3ですね。

このように最低賃金だけ見ると、
確かにオーストラリアの方が稼げそうと思いますね。

ただし雇用形態によってはクビになる・シフトが減らされる危険性も

このように賃金が高いと働く側としては嬉しいですが、
雇用主側は「どうにか人件費を削れないか
効率化できないか」と常に必死です。

そのため例えばアルバイトで働いている職場で
仕事上ほんのちょっとでもミスをしたり、
働きぶりが悪いと、
すぐにシフトを減らされたり、クビになる可能性もあります。

実際に私の夫はシフトを週4→週1に減らされました
ダーウィンのレストランで働いている時に、
テイクアウトできないメニューをテイクアウトで承ってしまったのです。

ただ正直一度のミス、本来なら「次回気をつけてね!」で済む話だと思います。
しかし、夫は当時時給が高く(30ドル以上)、
働きぶりについて、かなり厳しい目で見られていたのだと思います。

また海に囲まれたオーストラリアでは、
冬になると一気に観光客が減ってしまうエリアも多いです。
そのためレストランやカフェだと季節によってシフトが増えたり減ったり、
突然解雇になってしまうケースも見受けられます

実際に私がダーウィンのレストランで働いていた時に、
雨季が近づいて来て観光客が減ったため
シフトが週30時間→18時間まで減りました

このようにワーホリや留学で来る人の多くが働くホスピタリティ業は、
シフトが安定してもらいにくい側面があります

オーストラリアでの生活費事情は?

外食費は約2倍!インフレ続きで生活費が高騰化するオーストラリア

私が生活していて特に「高い!」と気になるのは、外食費

日本では朝から晩まで激務だったので、
毎日3食外食やコンビニで済ませていました。

ですが!
オーストラリアでは外食費が日本約2倍です。
日本と同じ生活をしたら破産してしまいます(笑)

実際に見ていきましょう。

先日夫と二人でFish Bowlというお店で、
日本の海鮮丼やハワイのポケ丼のようなものを食べました。

Manly BeachのFish Bowl


このだいたい丼一杯分のFish Bowlを食べた時の
実際のカード明細がこちらです。

42.30ドル引かれていますね。
つまりこの丼二人分で約4,100円です。高くないですか?
ちなみに飲み物も頼んでいません。

流石にこれでは
日本みたいに毎日外食は出来ません

家賃事情は?

また外食費と並んで高いと感じるのは、家賃

元々私たち夫婦は東京都23区内のマンションに住んでいました。
駅から徒歩5分の2DKで共益費込みの月13万円+光熱費2万円ほどでした。

今住んでいるシドニーのお家は、
シェアハウスで光熱費込みで月1,800ドル。約18万円です。

ちなみにどんなお家かというと、

・私と夫、オーナーさんの3人のシェアハウス
・駅から徒歩5分の2LDK
・シャワールーム付きの部屋(マスタールーム)はオーナーさんが、
もう一つの部屋は私たち夫婦が寝室として使用
・私たち夫婦の寝室の横に専用のシャワールーム有り

こんな感じです。

値段だけ見るとものすごく高いとは感じませんが、
それは私たち夫婦とオーナーさんの3人で家賃を折半しているからです。

私たち夫婦だけでこの家を借りようとすると、
2倍以上の値段がかかります。

まとめ

今回の記事では、オーストラリアの給料や仕事事情、
家賃や外食費について見ていきました。

こうやってみると
稼げるけれどシフトが安定して入れなかったり、
すぐクビになるリスクもあったり、
支出も多かったり、
一概に「出稼ぎ」ができるとは今のところ言いづらいです。

ただ実は私たち夫婦は、
月30万円ほど貯金できています!!

次回Part2ではその他の生活費や、
私たちの貯金事情などを詳しく見ていきます。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。
次の投稿でお会いしましょう!



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