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都内のマーケティング会社でマーケティングしています。 気づいたらマーケティング関係ないことばかり書いてます。 Twitterはこちら → https://twitter.com/murtsyk

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「贈与」としてのマーケティング(part1)

150年ぶりくらいのnoteです。 最近読んだこの本からもやもやしていたことを言葉にしてみたくなったので、したためております。 読んだのは哲学者の近内悠太さんの著書「世界は贈与でできている」です。 まず最初に質問してみます。 「一人の消費者として、あなたには信頼できる会社が何社ありますか?」 「その会社が炎上していたり、経営的に厳しくなっていたとしたら、何とかして助けたいと素直に思える企業はどれだけありますか?」 ・・・ たぶんほとんど無いんじゃないでしょうか…? あ

    • イノベーションとリノベーション

      ブランドを好きになってもらうには、イノベーション的発想が必要  ブランドを好きになってもらう、ずっと付き合っていたいと思ってもらうには、顧客が無意識に"欲しい"と思っていたことを、満たすことが大事で、「そうそうこれこれ」と、満たしてもらうことで初めて"欲しい"が顕在化するような体験にしていくことが必要だと思っているなどしてますが、  日々業務でもこの体験をどうやって作り出すのがいいだろう?と考えあぐねる今日この頃です。 でも、それって難しすぎない? ですが最近、こういう感動

      • 初めて転職して1年経ってわかった転職する前の心得

         去年の4月に転職してもうすぐで1年が経ちます。 僕にとっては初めての転職でした。そしてほぼ1年ぶりの投稿です。  ちなみに前職では広告代理店で広告コミュニケーションのプランニングなどをやっていました。そして1年前に転職し、デジマの戦略立案だったりサービスや体験のデザインなどの仕事をしています。  マーケティング業界での経験ではありますが、それに限った話ではないかと思いますので、転職してから今までの約1年間を振り返りつつ、少ないですが心得としてしたためておこうかと思います

        • 新人としてどう振る舞おう

          来週から4月になりますね。 これから新入社員になる方も多いのではないでしょうか。不安な方も楽しみな方も、働き始めてから悩む人もたくさん出てくると思います。 ちなみに僕も4月から新しい会社へ転職するので自戒の念も込めて心得として記しておこうと思います。 僕自身が社会人になりたての頃、こういう悩みをもっていました。 「自分ができるオリジナリティのある仕事はなんだろう?」 「自分らしさはどこにあるだろう?」 と。 だから、自分は人と同じ仕事をしていてはだめだ、こんなこ

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          仕事はできるけどやりたいことがない人

          って結構いそうですよね。かくいう僕もそんな感じです。別に自分をほめてるわけではないです。読んでいくとそういう感じじゃなくなってきます。 ******* 納期を守る、仕事の取り掛かりが早い、いろいろ丁寧、報連相の徹底 大体こういうことができている人は、入社して数か月で優秀だといわれ始めると思います。特に新卒はそうだと思います。 こういう人って、学生時代は成績が良かったんじゃないでしょうか?優等生タイプ。 テストで良い点数を取るために一生懸命勉強するんです。先生からする

          仕事はできるけどやりたいことがない人

          「成長している業界で、一旦がむしゃらに働いて力をつけておきたい」という動機は思考停止じゃないかという話

          今年も新卒の就職活動スタートしましたね。 ちなみに私は少し前までベンチャー気質があると言われる広告代理店で働いていましたが、そのときの志望動機はこうでした。 「正直やりたいことが明確にあるとは言えない。とにかくスピード感があって成長している市場の中でがむしゃらに働いて力をつけておきたい」と。 一見ユニークな感じはするんですが、ITとかベンチャーとかだと意外とあるあるな志望動機だと思うんです。この会社に在籍していたときに、学生さんの面談を結構してきましたが、しゃべる学生さ

          「成長している業界で、一旦がむしゃらに働いて力をつけておきたい」という動機は思考停止じゃないかという話

          辛さの程度

           仕事など辛かった時の話をするとき、他人の辛かった話を聞いて、自分の方がもっと辛い体験をしたことがあると心の中でそう思ったことはあるのではないですか?  そういう時、おそらく頭の中でこういう方程式が成り立っているかもしれません。 「辛い体験をした=すごい、えらい」    しかし、主観的な辛さの程度はあったとしても、客観的なそれはないはずです。 他人の辛さを自分の辛さと比較することは意味がないし、比較したことにならないんですよね。   正確にはこう表現するべきだと

          辛さの程度