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解釈は何度だってしていい。

『それ、勝手な決めつけかもよ?』 この本に出会って、思い出したことを書きます。 誰にも言ってませんでしたが、25歳くらいのころ、キャリアカウンセラーの養成講座に通っていました。 自分でもなんで通っていたのかわかりませんが、なんとなく以下のような思いがあった記憶があります。 ①人事職能に興味が湧いていた ②仕事で採用に関わる機会があった ③カウンセリングの基礎があれば、自分が進路に迷っても自己解決できるんじゃないかと思った ③にいたっては、プロの方にはお叱りをうけそう

    • 人生の解釈を変えてくれる人との関係性に、人は名前をつけたがる。

      伊坂幸太郎さんの小説と出会ったのは、高校生のころだった。 初めて読んだのは、『重力ピエロ』。読書習慣があまりなかった自分を「本を読む人」の側に連れてってくれた、引力のある一冊だった。 『重力ピエロ』は、重い。 何が?設定が。 厳しい描写はないけれど、考えるほど辛くなる。 主人公一家を好きになるほど、切なくなる。 なのに、ひとたび物語の世界に入ってしまえば、軽快なセリフと文章のリズムに身をゆだねてしまえる。それがこの小説のテーマであり、不思議な魅力だと思う。 私には、好き

      • 風穴の先にある景色

        私は、あの瞬間がこわい。 学校の班学習で。 就活中のグループディスカッションで。 会社の研修で。 仕事中の打ち合わせで。 自分が何を言ってもダメな魔の時間に陥る。 自分が自分の発言に「つまらん」と気づいてしまう瞬間。 人には伝わらないようにテンションを必死で保ちつつ、きっと気づかれてる。 そんなとき、「ことば」以外のチカラに助けられてきた。 そう気づいたのは、けっこう最近になってからだ。 仕事で展示の企画を考えるときも、WEBサイトの設計を考えるときも。 膠着状態のまま

        • 子ども時代を思い出させてくれる出会いは、人生を変えるチャンスと信じている。

          「美しいだけのデザインを壊したかった」アートディレクターの副田高行さんが講義の冒頭におっしゃった言葉だ。 副田さんのつくられてきたものがつまった一冊。 講義は、各クリエイティブができた背景、思い、メッセージを この講座向けにチューニング頂いた内容で聞ける贅沢な3時間30分。 かっこいいだけでなく、きれいだけでなく。 ヘタウマ。 『こうするべし』という固定観念をとっぱらって、いろんな表現を発見してきた方。 その自由さ、あたたかさ、懐かしさ。 破壊と閃きへの熱意を、燃やし続け

        解釈は何度だってしていい。

        • 人生の解釈を変えてくれる人との関係性に、人は名前をつけたがる。

        • 風穴の先にある景色

        • 子ども時代を思い出させてくれる出会いは、人生を変えるチャンスと信じている。

          熱狂が、越境を生む。

          今までの人生、感動したことは、何度もある。 けど、本当に「感」じて「動」いたことが、 果たして人生で何回あるだろう。 3月6日から、ここで学べることになった。 ここに至る背景に、以下に関わってくれたメンバーがいることを、ちゃんと打ち明けたい。 私はずっと「クライアント(お客さん)」であることに劣等感をもっていた。プロを前にしたら頼ってしまうし当然、自分なんかより何倍も面白いことがでてくる。 自分にレッテルを貼って、予防線を張っていつの間にか考えることをやめる。そうなり

          熱狂が、越境を生む。