NANA

売れない職業作詞家、ピアノ弾き語りもします。

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【Lyric】水彩の歌

「水彩の歌」 (1) そばにいるあなたのこと わかってあげたい ガラスみたい壊れやすくって ちいさな声でささやいて 庇ってあげたい ほかの人誰ひとり気づかなくっても 春の薄緑色のそよ風のように そっとココロの扉を開けて 君の横顔 ステキだよと 照れ笑いして 髪をかくのね 夏空のレモン色 ふたりで色合わせればいい そばにいるあなたのこと 誰より知っている 強い風に吹き飛ばされそうでも ちいさな私の身体 守ってくれる 頬を寄せ 近くに

    • 作詞と太田裕美ちゃんと庄野真代さんと児島美ゆきさんと…

      なんかめちゃくちゃなタイトルですが これが今の僕の行動範囲と人間関係の一部なんです… ググっていただくと僕のブログ見つかるかもしれなくって そこにちょくちょく書いてます… ①作詞と太田裕美ちゃんと これは 太田裕美ちゃんのライブ日帰りいける範囲行きながら 毎度あいかわずの作詞チャレンジ ただし27年全敗記録更新中 でも 2021年2022年2年連続ライブ参加最多勝 ②庄野真代さんと 実は30歳時以来の習いごと 合唱レッスン通ってます その名も「INA星空コーラス」 ③

      • 「福岡紀行 -青い前置詞-'87」

        「福岡紀行・-青い前置詞-'87」 【まえがき】 太田裕美ちゃんtwitterへの返信に 別の方からコメントいただいたのを きっかけに 1987年17歳で福岡にきた時のこと 文字起こししてデータもあったので クラウド中から upしました 何分にも古い書き物で 表現も拙いのですが 当時のものほぼ修正せずいます… 後書きだけ加筆しました お口汚しにならなきゃ幸いです 【Chapter.1-'86.冬休み-】 北風が行く道を阻む 高校で唯一公認の冬季バイト 郵便局の年

        • 【Lyric】オペラグラスの夜明け

          「オペラグラスの夜明け」 (1) 明けない夜が明けると そこは朝の草原 すべてが無色で 広がる色のない景色 むくわれなくてもいい あなたがいるからわたしは生きていたい (2) 空は宇宙へ突き抜け 水色の世界が限りない 風のさざ波もかき消され ひとつの声も聞こえない わかりあえなくてもいい あなたといっしょにわたしは生きていたい (3) 日の光に溶けて 君の言葉は見えなくて 信じられるのは 白いあなた白いあした めぐりあいたい一度だけ わたしはあなたのために生きている

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        【Lyric】水彩の歌

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          37本

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          【Lyric】白い夏

          「白い夏」 (1) ひとりで残されたベンチは 季節外れの寒さに震えています あなたが春に居なくなって もうだれも来ないのね ついこの間摘んだばかりの花たちの ほほえみがあたたかだったのに ラ ララララララララララ ひとりで恋はできない ラ ララララララララララ 似てるね あなたとわたし (2) 冷たく月のない夜には あなたを想い出して泣いています 沈みかけの冬の大三角 あんなに輝いてたのに 夕陽の時間が長くなるのは あなたを待てと諭される

          【Lyric】白い夏

          【Lyric】kahsan -どうして?-

          「kahsan -どうして?- 」 冷たい知らせを聞いて 駆けつけた小部屋 昨日まで元気な声の母さん 変わりはてた姿 幼稚園で先生に誉められたこと 喜んで頭をなでてくれた 大好きだった母さん 動物園からの帰り道 疲れたぼくに 「もう少しね」 やさしい声 つないだ手があたたかかった 行き場のないこころで 泣きじゃくった雨の夜 暗くまどろむ病室の中 何も言わず ぼくの言葉を聞いてた母さん 突然逝ってしまった母さん どこへ行ってしまうの? な

          【Lyric】kahsan -どうして?-

          【論説】2021年今年の憲法記念日に寄せて…

          今日は憲法記念日。 でも 為政者から簡単に憲法改正の 言葉が飛び交っていたことみれば 現行憲法に どれだけの人が敬意持ってるのかな? そのこと考えると よく目を塞ぎたくなります。 たとえば 徴兵制とその義務が日本に無いのは 第二次世界大戦で敗北したことだけが 原因ではなく 現行憲法が存在していること がいちばんの原因なのです。 ご存知かもしれませんが 憲法13条には いわゆる幸福追求権という権利が 規定されています。 この規定から考えれば 個人の自由だけでなく コロナ禍

          【論説】2021年今年の憲法記念日に寄せて…

          【Lyric】海へ行こう

          「海へいこう」 まだ冷たい波の砂浜 気の早いサーファーたち 水平線を見つめる僕の 背中に頬をうずめる君 海に行けばすべてが流されると 君はそっとつぶやく 波の間に間に見え隠れ 君の気持ちが知りたい 泳ぐ魚のように 自由(キママ)に生きてきた 君という海に出会い 「愛すること」を知ったんだ 今は何も言わないで そこにそのままいてよ 大きな喜びはないけれど 小さな幸せならここにある 【※(注)無断転載禁止 当該掲載文の著作権所有します】

          【Lyric】海へ行こう

          【Lyric】心友

          「心友」 (1) 遠く離れてる夜が居ても いつも近くだから 受話器向こうで囁くよに 君はいつも言う ひとりはさびしくない そう言い聞かせてきた日々が こんなに僕のからだ鎧だらけに ねぇそばにいてよ 君がいいのだから ねぇそばにいるから 君と僕は心友 (2) 誰にも言えない君のこと 聞いた夜は朝まで なぜかホッとした空気が心地よいもさ 見栄などほぼない君 あまりにいつも素直ばかりで 会うたび僕はとても心配してるの ねぇそばにいてよ 君がそのままがいいから ねぇそばにいるから

          【Lyric】心友

          【Lyric】New moon の孤独

          「New moon の孤独」 やがて陽は落ち 西の空高く上弦の 金のまつげがしなるよ あなたはよいの明星みたいに そっと眼に口づけた あなたが見えない日はnew moon 夜空を探してた 通り過ぎてく星屑たちは 私の涙の欠片 夕闇降り 手が届きそうな影を 包んで消えてく 人影無い夜の駅にはひとつ わたしの白い息 あなたがくれたマフラー抱きしめ 木枯らし立ちすくむ ポケットに手を入れ 握ってそっとあたたかさ映してくれた だけど今は 失くした手袋 片手だけしているよ あなた

          【Lyric】New moon の孤独

          【Lyric】もうひとつの虹

          「もうひとつの虹」 (1) 雨上がりの空には ふたつの虹から きれいな水彩画が ぼんやり浮かぶの ベランダ越しに不意に 見上げた風には おひさまの匂いが ほんのりかすむの 遠い想い出 忘れさせる くすんだ雲たち 彼方へさったら もう一度 わたし 受話器を握るの ダイヤルしたのいつか忘れたけど 指が覚えているの あなたのメモリー 穏やかなしぐさ あなたの相槌 声が聞きたい ただそれだけが 心を震わす (2) 冷たく長い雲がつづく時はね  待つことを覚えるレッスンしてるの 廊下

          【Lyric】もうひとつの虹

          【Lyric】サーフ・ライフ

          「サーフ・ライフ」 (1) 初夏の街並み 歩くたびに 流れ着くよ 君の残した 貝殻たち 笑顔少し散りばめて 「自由になろう」 そう言って 君を離れ 流れ流れて この街へと 戻ってきたのさ Lala lovin’ you 君のこと Lala lovin’ you 嫌いじゃないと 言っても泣きすがっていた あのころはただ旅の中 生きたかった (2) あれからどう暮らしているかと 気にはしても 返事がないのが無事な証 昨日ばかり振り返るよ 「会いたかった」ら君がくるさと やせがま

          【Lyric】サーフ・ライフ

          【Lyric】ひと粒のヴェール

          「ひと粒のヴェール」 (1) 君はあなたを待ってるように降り出した 涙も見えない 走る闇に流れて消えた 初めて知った想い あまりにつたなくて 自分の気持ちさえも うまく言えない 傘が持つ手から そっと音もなく落ちてく 言葉に言えないインク 滲んで広がる 嘘と言って 信じないの 嘘は言わない 傷つけたくない 心がうたれて折れ曲がるほど止まらない 見てても ひと言言わず 私は見つめる (2) 初めて知った恋は あまりに離れてて あなたの言葉はきっと届かないの 青空の向

          【Lyric】ひと粒のヴェール

          【Lyric】春色レンズ

          「春色レンズ」 (1) やわらかい夜が降りて 星が春を欲しがるの 軽いステップ刻む靴音たち れんげ草のにおいがした ねぇどこへ行きたい? そう訪ねてくれるの待ってるの 同じ電車乗り違えるたび あなたの色が気になって かかと踏み外してみようかな そっと気づいてほしいから (2) やかましすぎる発着メロディ あなたの声が聞こえない ねぇ何を言ったの? そう聞きたくて待ってたの あなたは上りわたしは下り ガラス越しにはくちびるしか あなたの気持ちは伝わらない (3) 閉じた目

          【Lyric】春色レンズ

          【Lyric】ガラスの雨宿り

          「ガラスの雨宿り」 (1) ゆるやかに流れる向こうは ほんのり冷たい 静かに音も立てず 影が近づくのよ 耳もとに唇寄せてくすぐったくて 聞こえない台詞が鼓膜通り抜けた 雨が音を立てずにほら手招きして 濡れた髪にはほのかなシャンプーの香り 静かにもっと静かに吐息の音だけ あなただけそう見つめる (2) 雨粒流れ落ちてく ガラス窓はあなたのこころを 見えぬようもやに煙る 雨が少し強くになってきて 雨宿りの軒下釘付けのまま どうしてこんな見えない あなたの横で こころからそっと

          【Lyric】ガラスの雨宿り

          【Lyric】銀の時計

          「銀の時計」 いつもデートに遅刻をする 「ゴメンね」の素敵な笑顔 冷たい雨に打たれた夜の 「サヨナラ」に凍てついた 「遅れないでね」とあげた時計は 電池切れで止まったよ ピカピカ光り まぶしかったのに 錆びついた銀色さ 帰ってきて 私の手を握って 「あたためてあげるさ」とふれた口唇(クチビル) ひと晩中泣き続けた夜がもうすぐ明けるよ あなたが残した涙も そそいだ風たちが運ぶあなたの残り香が きっと そっと 忘れさせてくれる きっと ずっと あなたを忘れない… 【※

          【Lyric】銀の時計