家を購入するならどうする？娘が生まれ、考え直したポイント

私たちは、結婚前にマンションを購入している。

将来子供は1人できると想定し、3LDKの70平米。仮に子供ができなくても、2人で住むには充分な広さだと思った。

しかし、生活が続くにつれ、部屋にはどんどん物が増えた。正直、物を捨てればいいのだが、我々夫婦は物が捨てられない性格のため、どんどん増えてゆく。

仮にモノを捨てたとしても、夫が実家からプラモデル、古い服やらを持ってくるので、モノが減らない。かつてはミニマリストに憧れた日もあったけど、おそらくその道は険しそうだ。

さらに、今年は娘も産まれた。娘のアイテムだけでも、部屋１つ丸々埋まる位にモノを買ってしまった。今後もどんどんモノが増えそうな予感。

モノに溢れる部屋を見て、何を思ったのか私は「もしマンションが手狭になったら、この家を売って中古の一軒家買うのはどうだろう？」と思い立つ。

やがてSUUMOや中古物件情報サイトをチェックしたり、リノベーション物件紹介のテレビ番組を見るようになった。

リノベーション物件紹介の番組は、中古物件の見極めポイントをプロ達が教えてくれるので、物件探しに役に立つと思う。

しかし、私が住むエリアの中古物件は既に高騰化しており、めぼしい家は中古でも買えそうにない。

私自身、家買う時は妥協できるポイントとできないポイントは絶対に譲れないタイプなので(これは結婚相手探しでも同じかもしれない)、「これだ！」と思う物件じゃなければ絶対に手を出さない。

よく考えてみれば、「この家欲しい！買いたい！」と思えた家を買えたのはラッキーだったのかも。実際、家を購入してから夫婦の運気もあがったような気もするし。

おそらく、結局は節約しつつ今の家になんとか住み続けることになるんだろうけど、今回の記事は「もし私が、今後中古物件を買うなら」を想定して、気をつけたいポイントを紹介しようと思う。

①役所、駅、スーパーに徒歩で行ける

私が物件探しで絶対に外せないのが、役所と駅が近いこと。

私は持病の関係で、車が運転できない。子供が大きく育つようになると、送り迎えも必要になる。しかし、私が乗れるのはあくまで自転車だけ。子供の帰りが遅くなっても、私は送り迎えが出来ないのだ。

よって、車がなくても生活できる物件じゃなければ生活が厳しくなる。そのため、駅やバス停、タクシー乗り場が近くにあるかどうかは外せない。スーパーも、できれば徒歩圏内に2店舗くらい欲しい。

あと、外せないのが役所。これはなぜかというと、役所近くは地盤が良い、インフラ整備されていることが多いそうな。

なぜこんなこと知ってるかというと、不動産やリノベーション関係の番組を常日頃見ているから。番組内で、不動産のプロは役所近くをあえて選ぶそうだ。

それ以外にも、住民票発行、確定申告提出(私の住むエリアでは、役所でも提出可能)、マイナンバーカード発行などなど。

フリーランスの私には、役所が近くて助かったことが腐るほどある。車の乗れないフリーランスにとって、役所はまさにライフライン。歩いて行ける範囲に、役所は欲しいなぁ。

②セレブすぎず、教育熱心すぎず、治安悪すぎず。子供にとって、ちょうどいい教育環境

私の住む愛知県で「ちょうどいい教育環境」を探すのは、正直難しい。

私が思うに、愛知県は地域による教育環境の差が激しすぎると思う。セレブエリアか、下町か。東か、西か。北か、南か……。

ちょっと移動するだけで、街の雰囲気がガラッと変わる。できれば無理をせず、自然を感じながら子供をのんびり育てたい。

けど、治安が悪いのは困る。周囲がお受験お受験で、勉強についていけそうにない環境も困る。

塾や習い事がそこそこあって、不審者や酔っ払い、警察官が夜中にウロウロしていない環境。なかなか難しいけど、住むならそういう所がいい。

③土地が四角く、物件に凹凸がない。

これは風水の家相的な問題。

風水では、土地が尖っていたり、物件に凹凸が多いものはNGとされるから。しかし、中古物件で「場所の割に安いな」と思うのは、大抵このタイプ。

土地が尖っている、間取りのバランス悪い、駐車場が一列で止められるようになっており土地が出っぱったりしている。

④前の物件を手放した人の理由が、不幸じゃない点

これは以前、中古物件を夫婦で閲覧しまくっていた頃の話。

「家主が癌で死んだ」「一人暮らしをしていたが、寂しくなって」という理由を聞かされ、一気に購買意欲を失ったことがある。

他にも、こんな中古物件に多く遭遇するたび顔が真っ青になったものだ。

・玄関に「死ね」と大きく落書きされてある大型マンション(なんで消さないのか？)
・壁に大きなクラックあり
・窓から墓地、工場が見える
・川に囲まれている(雨降ったら、すぐ増水しそう。堤防なし→水害やばいよね？)
・トイレが臭すぎて気絶しそうになった
・障子に、子供の手形がブァーーーってあって、完全に事故物件、心霊現象状態の和室あり
・玄関が壊れてて、ガムテープで補強されてあるマンション
・高速道路、幹線道路が近い

ネガティブな理由で手放す人は多いとは思うが、どうしても不幸な運気が停滞していそうで怖い。

個人的に理想的なのは、高齢者夫婦が介護施設に入るために売る(お金持ちが多いイメージがある)、転勤(できれば栄転している)、新しく家を買うために手放すなど、いい意味で手放した物件。

そういう物件ならお金持ちの人が住んでいる可能性が高く、床にワックスつけてもらっていたり、リフォームされている、綺麗に扱われているケースが多く、痛みも少ない。

また、新しく住む側もポジティブな気持ちで過ごせると思う。物件自体の運気も良さそうだし。

そもそも中古品で最も怖いのは、持ち主の運気を拾ってしまうこと。とくに財布は、風水でも持ち主の運気をダイレクトに受け取るので中古は絶対NGと言われている。服など、身につけるものも要注意。

物件も、以前住んでいた人の気を吸収すると思うので、以前住んでいた人がどんな人だったか、なぜ手放したのかをよく聞いた上で購入した方がいいかなと。

(逆に、自分よりランクが上、お金持ちの人から新品の財布を購入してもらうと金運が上がるそう。

金運上げたい方は、ぜひ試してみてね。お金持ちの知り合いに、お土産で買ってもらいましょー！)

さてさて。

そんな感じでワガママかつ理想が高い私のため、おそらく納得のいく中古物件を見つけることなく、今の物件で細々と暮らすことになりそうだ。

モノに溢れた状態で、暮らし続けるのはキツいけどなぁ。

それでも、いい物件見つけてからの行動は恐ろしいほど早いので、もしかしたらサッと動くかもしれない。

これからも、定期的に中古物件をチェックし続けよう。