私がライター講座を受けなかった理由
Twitterのタイムラインにて、ライター講座に関する話題があった。
実は私自身も、本当はライター講座を受けてみたいと思っていた時期がある。
そして、今でも良さげな講座とか時間さえあれば学んでみたい気持ちがある。
そこで、今回の記事ではそんな私がライター講座をあえて受けずにこのままズルズル過ごしてしまった理由をそのまま紹介しようと思う。
※ちなみに、ほぼ言い訳のオンパレードである。
1.時間が合わなかった
行きたいなと思う講座は、正直いくつもあった。
しかし、残念ながら時間が夜遅かったり、土日開講が多かった。サラリーマンの副業向けともなると、どうしても平日夜か土日になってしまう。
私は仕事よりも夫との時間を大事にしていたので、平日の白昼じゃないと通うのが厳しかった。
これからは、時間と場所を気にせず参加できるオンライン講座があればいいなーって思う。
2.年数が経過してしまった
残念ながら、結局講座を一切受けずにズルズルと4〜5年が経過。
流石に年数が経つと、今更初心者講座にも行きずらくなる。
あと、これはライターとは全く関係ない業界の話ではあるが、私が参加していたヨサコイサークルでさえ1〜2年経てば「教える側」に回らなければならないという法則があった。
その場所は、いつまでも教わる側ではなく人に教えられるようになってはじめて1人前という考えだった。
この経験があったため、その後ライターを始めてからも「積極的に吸収できるのは、始めてから1〜2年。そこから先は独り立ちを考えないとダメだ」という概念がずっとあったように思う。
今となっては、何年経っても学ぶ、吸収するという姿勢は大切だと思っている。
ほんと、学びたいと思ったらいつでも勉強した方がいい。そのうち、勉強できる時間すらなくなってしまうなんてこともあるからだ。
とくに女性は、妊娠出産育児によってライフスタイルも大きく変わる。ほんと、自由に動けるうちに、やれることはやった方がいいと思うよ。
3.「初心者向け」のワードが当事者の頃から苦手だった
ライターをはじめた頃、お世話になった社長に「初心者だけど、頑張ります!」と報告した。
すると「初心者?あのね、俺たちは土俵に上がったらみんなプロなんだよ!だから、みくちゃんも今日からプロだぜ!」と言い返されたのである。
あれから、私は「初心者です」とは口が裂けても言わなくなった。
そのため「初心者向け」という言葉を見ると、意識的に避けるようになってしまった。
そもそも一般的な講座は初心者向けが多いので、自分自身も「あっ初心者なんだ」と思われるのも嫌だし、そう思って仕事したくないという考えが常にあった。
初めて記事を納品した頃から、社長には「プロの意識を持って仕事して欲しい」と、ずっと言われ続けてきた。まぁ、そうは言っても当時の1記事報酬は500円だったんだけど。
なお、その社長からの仕事は今は一切引き受けていない。それでも、社長と出会ったことは私にとって大きなターニングポイントだったように思う。
また、ある程度年数が経てば講師やセミナー登壇するライターも少なくないだろう。
経験年数の度に「どうせ行くなら、もはや教わる側ではなくて、私は前に立つ側じゃね?」と、どんどん勘違いがヒートアップ。
よって、結局ずるずるとこのままなのだ。
しかし、このような勘違いは後々成長を止めてしまうのではないか、と今は反省している。
何度も繰り返すが、自分を奢らずに吸収する気持ちはいつまでも忘れないこと。最近になり、それを痛切に感じている。
4.クライアントさん達からのフィードバックが手厚かった
とくに最初の頃は、契約する時はなるべく大手メディアか出版社がいいなと思っていた。
その理由は、大手、出版社であれば就職すら難しいはず、つまりある程度の大学を卒業しており、教養のあるクライアントが多いのではないかという偏見を持っていたからである。
フリーランスからすれば、こういう考え方する奴は大嫌いな人が多いんじゃないかな。
でもね、婚活長年やってるとさ、やっぱり大手企業の男達は教養と余裕がある。話せば話すほど学びがあるから、もっと話したいと思えた。
そもそも婚活女子が合理的な考えしかできないのは、色んな職業の人たちと接するからだと思うの。(私も、だてに合コン1000回以上も参加していないよ……)
さて話は少し飛んでしまったけど、私は婚活で出会った幾多もの男達との経験から「どうせ学ぶなら、就職活動では絶対に相手にされそうもない会社と取引をたくさんしよう」と思ったのである。
大手さんや出版社さん達は、みなフィードバックが手厚い。
もちろん厳しい指摘も多いけど、どんな風に記事を書けばいいのか丁寧にアドバイスをしてくれる。なかには「この本を読むといいですよ」と、オススメの本を紹介してもらえるなんてこともあった。
「書いて納品したら終わり」という仕事は基本的に少ないので、仕事を受ければ受けるほど勉強になった。
よって、文章力を鍛えるなら思い切って大手メディアや出版社、新聞社あたりに応募してみてはどうだろうか。
狭き門というイメージもあるかもしれないが、意外と募集しているメディアも少なくない。
確かにフィードアップは厳しいかもしれないが、本当の意味で成長したいなら仕事しまくるのが一番ではないかと思う。
5.あれこれしてるうちに、単価が上がった
数年経てば、どんな人でも多少なり単価は上がっていく。
私も単価が上がっていくにつれ、気がつけば脳裏に「講座行きたい!」という思いが薄れていった。
もし今後どこかの講座に行くなら、ワードプレス、カメラ、Webデザインの講座に行ってみたい。それに、同期の仲間とか出来たら楽しそう。
うーん、でも私も今や妊婦。子供できたらそっちが第一になるから、やっぱりオンライン講座を誰かやって欲しい。
できれば「ママ向け講座」とか、下手にお母さん向けにするのもキラキラ女子の起業向けみたいにするのも無し!こっち系のインスタ広告多すぎて正直目障りなので、何とかして欲しい。
さてさて。ワガママに言い訳ばかりを書いてしまったものの、そんな私も今の状況に奢るのは危険だと自負している。
初心と学ぶ姿勢は、今後もずっと忘れないでいよう。
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