
建築学部時代のこと。 [part 1: 絶望的に模型が作れない。]
10月の展示に向けて、ZINEを作成している。
10月の展示についてはこちらのページ。
ZINEには建築の作品も載せて、ポートフォリオとしても見れるようにする予定。今はその制作途中なので、
建築学部時代の作品を振り返りつつ、エピソードも交えてみる。
1. 建築学部1年生 前期
建築の学部に入ってから、私は完全に来るところを間違えたと思った。
模型が絶望的に作れないのだ。
手先が器用ではなかった私は、昔から工作が大の苦手だった。
模型が苦手、もはや嫌いで、入学当初から建築の設計の授業が苦痛。
1年生で通るであろう、アルヴァ・アアルトの建築の模型を作るのも、本当に嫌だった・・
夏休みの宿題として出された、どこかの西洋建築の図面。
死ぬかと思った。友達もまだできていなくて、質問や相談も気軽にできなく、あの時は本当に大変だった。毎日実家で泣きながらやっていた。(イヤイヤ泣き)。笑。
1年生の夏休みまでは、建築が嫌いだった。
高校受験や大学受験で落ちた時のように、自分は”できない”人間なのだと、考えるようになっていた。
つづく。
明日は [ 2. 建築学部1年生 後期 ]
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Miku Kawai
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東京を拠点に、建築やモード、演劇を包括する第8-X芸術の制作を行っています。ウィークリーマガジン連載中。
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