見出し画像

わがまちが好きな人たちとの時間

2019/1/9~10。今年の宮城暮らしのスタートは、職場の1つの研修旅行からスタート。

宮城の暮らしの拠点、石巻から車を走らせること約1.5時間、宮城と福島の境にある宮城県丸森町を訪れた。丸森といえば、約6年前に仕事で福島県の相馬に行く際に通りかかった、というぶりで(もはや初めて?)しっかり訪れた、知ってはいるけどこれまでなかなかご縁のなかった場所。(丸森にゆかりのある人たちには日ごろからお世話にはなっているのですが。)

雪がちらつく中スタートした2日間の訪問先(出会い)をリストアップすると以下の感じ。

丸森CULASTA / 丸森町役場 / 齋理屋敷 / 筆甫まちづくりセンター / ひっぽ電力株式会社 / MARUMORI-SAUNA / 赤パンツ専門店ザミラ /  大蔵山スタジオ / 石塚養蜂園

たった2日の間によくこれだけ。しかも1つ1つの訪問先/出会いが濃い。
そんなコーディネートをしてくれたのがこの人。

丸森町の地域おこし協力隊の柴田くん。上記のリンク先を読んでいただければわかるのだが、「丸森」の地域おこし協力隊にも関わらず、着任早々石巻に住み込んで修行!というユニークな協力隊活動を行う彼。石巻にいたころに私も同僚の多くもお世話になっていたので、再会も嬉しい研修に。

柴田くんは、丸森出身でないものの、なんだか丸森愛に満ちている。なので、彼がコーディネートしてくれた人々もなんだか丸森町だったり、自分の暮らしのあるまちへの愛に満ちていた。

丸森街の筆甫(ひっぽ)地区名産のへそ大根を茹で上げるお母さんも

まちの自然の恵みである伊達冠石の魅力を世界に届ける社長さんも

20年近く前に丸森に移住し、美味しいハチミツをつくる養蜂家さんも、

自然あふれる丸森のまちには、自分のくらしのある場所、自分の取り組む仕事を愛する人たちがいっぱいいた。

(誤解をおそれずに言えば)別に愛を注ぐまちは丸森じゃなくてもいいかもしれない。でも、これだけまちに思いを注ぐ人たちが周りにいるのならそこに暮らしたくなる、関わりたくなる人はこれからも確実に増えていくのではないか、という気がした。

自分自身が、どう丸森町に何かの形で今後関われるかは当座わからないけれど、私も自分のまちに人が訪れたときに、彼らみたいにまちへの思いをちゃんと伝えられる言葉体験時間を用意したいと改めて実感する機会をもらった2日間だった。

普段、「」なんて言葉をこうも発することもないけれど、養蜂園で味見させてもらったハチミツくらい甘々に発してもいいんじゃないか?と思う温かさを感じる時間があったのでした、ということ。

といわけで、私も「ほしい未来を自分たちでつくっていこう」という再確認とともに今年も宮城のみなさんにもお世話になる日々のスタートです。
2日間お世話になったみなさまありがとうございました

二拠点生活にトライアル中。 各地域のこと、暮らし方のこと拙い文章ですが発信したいなと思います。サポートは移動費のカンパとして活用させていただきます。