チャールズ・スポルジョン『朝ごとに』2024年4月4日

14なぜなら、キリストの愛がわたしたちを駆り立てているからです。わたしたちはこう考えます。すなわち、一人の方がすべての人のために死んでくださった以上、すべての人も死んだことになります。
15その一人の方はすべての人のために死んでくださった。その目的は、生きている人たちが、もはや自分自身のために生きるのではなく、自分たちのために死んで復活してくださった方のために生きることなのです。
(中略)
20ですから、神がわたしたちを通して勧めておられるので、わたしたちはキリストの使者の務めを果たしています。キリストに代わってお願いします。神と和解させていただきなさい。
21罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです。

"For he hath made him to be sin for us, who knew no sin; that we might be made the righteousness of God in him."2 Corinthians 5:21
「私たちが彼を通して神の義を得られるようにと、神は罪を全く知らなかった彼を、私たちのため罪に定めた。」(第二コリント5:21)


Mourning Christian!
why weepest thou?
嘆き悲しむクリスチャンよ、なぜ泣くのか。

Art thou mourning over thine own corruptions?
自分の堕落を嘆いているのか?

Look to thy perfect Lord, and remember, thou art complete in him;
thou art in God's sight as perfect as if thou hadst never sinned;
nay, more than that, the Lord our Righteousness hath put a divine garment upon thee, so that thou hast more than the righteousness of man—thou hast the righteousness of God.
あなたの完全な主を見よ、そして思い起こせ、あなたは彼において完全なのだ;
神の目には、あなたは罪を犯さなかったかのように完全である;
いや、それ以上に、私たちの義である主は、あなたに神の衣を着せられた。
だからあなたは、人の義以上のもの、神の義を持っている。

O thou who art mourning by reason of inbred sin and depravity, remember, none of thy sins can condemn thee.
おお、生来の罪と堕落のせいで悲しんでいるあなたよ、思い出しなさい、
如何なるあなたの罪も、あなたを罪に定めることはできないことを。

Thou hast learned to hate sin;
but thou hast learned also to know that sin is not thine—it was laid upon Christ's head.
汝は罪を憎むことを学んだ;
しかし、罪は罪ではないことも知った。
罪はキリストの頭の上に置かれたのだ。

Thy standing is not in thyself—it is in Christ;
thine acceptance is not in thyself, but in thy Lord;
thou art as much accepted of God today, with all thy sinfulness, as thou wilt be when thou standest before his throne, free from all corruption.
あなたが今立っているのは、あなた自身によるのではない。
-それはキリストにある;
あなたが受け入れられるのは、あなた自身ではなく、あなたの主によるのだ。

O, I beseech thee, lay hold on this precious thought, perfection in Christ!
おお、私はあなたに願う。
どうか、「キリストにおける完全」という尊い思いを抱いてほしい!

For thou art "complete in him."
あなたは「彼によって完全である」からだ。

With thy Saviour's garment on, thou art holy as the Holy one.
救い主の衣を纏うことで、あなたは「聖なるお方」同様に聖なる者となる。

"Who is he that condemneth?
It is Christ that died, yea rather, that is risen again, who is even at the right hand of God, who also maketh intercession for us."
「私たちを罪に定め得るのは誰か?
それは死んだキリスト、いや、むしろ復活されたキリスト、神の右におられ、私たちのために執り成してくださる方である」(ローマ8:34)

Christian, let thy heart rejoice, for thou art "accepted in the beloved"—what hast thou to fear?
クリスチャンよ、心を喜ばせよ、
あなたは 「愛する者に受け入れられた」のである。
何を恐れることがあろうか。

Let thy face ever wear a smile;
live near thy Master;
live in the suburbs of the Celestial City;
for soon, when thy time has come, thou shalt rise up where thy Jesus sits, and reign at his right hand;
and all this because the divine Lord "was made to be sin for us, who knew no sin;
that we might be made the righteousness of God in him."
Let thy face ever wear a smile;
あなたの顔に微笑みを与えよ。
あなたの主のすぐそばで生きなさい。
この地上を「天の都の郊外」だと思って過ごしなさい。
やがてあなたの時が来れば、あなたは「あなたのもの」となってくださったイエスが座っておられる所に立ち上がり、その右の座に君臨するのだから。
それらは全て、神聖なる主が「私たちが彼を通して神の義を得られるようにと、罪を全く知らなかった彼を、私たちのため罪に定めた」からである。
あなたの顔に、いつも笑顔を纏わせなさい。





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