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ダイヤモンドを留めた結婚指輪|種類と印象の違いについて


結婚指輪といえば、プラチナのシンプルなデザインを思い浮かべる方が多いと思いますが、近年では、少し華やかさがあるデザインを選ばれたり、他の人と被らない個性的なデザインを選ばれる方も増えてきています。

婚約指輪では定番のダイヤモンドを、結婚指輪にも一粒だけ留めてさりげない印象にしたり、いくつか並べて留めて輝きの強い華やかな印象にしたりと、数や留め方によって印象が大きく変わります。

本稿では、ダイヤモンドを留めた結婚指輪のご紹介をいたします。ぜひお二人の指輪選びの参考にしてくださいね。


1.結婚指輪にダイヤモンドを留めるメリットとデメリット


ダイヤモンドは、「地球上で最も硬い宝石」と言われています。

宝石には一つ一つ”石言葉”がありますが、ダイヤモンドの石言葉は、その硬さや輝きの美しさからお二人の関係性が崩れることのない「純愛」や「永遠の愛」「純潔」などと言われています。

そのため、プロポーズにはダイヤモンドが留まった婚約指輪が贈られることが一般的ですが、お二人が永遠に結ばれることの象徴である結婚指輪に留めることでもぴったりな宝石のひとつです。

きらきらと輝く華やかな結婚指輪はとても魅力的ですよね!

オーダーメイドの結婚指輪を取り扱う鶴では、ダイヤモンドの大きさ、位置、留め方を細かく決めていただくことができます。

指輪の小さな面積にミリ単位のダイヤモンドを留めることは熟練された職人技が必要ですが、ひとつひとつ手作業で丁寧に留めているため、ダイヤモンドが持つ繊細な美しい輝きを存分に発揮した仕上がりとなります。


ダイヤモンドを留めるメリット


ダイヤモンドが留まった結婚指輪は留まっていないシンプルなデザインと比べると、遠くから見ても輝く、存在感を持った指輪となります。

また、結婚指輪単体で着けたときの強い輝きはもちろんですが、婚約指輪と共に着けた際は、重ねた二本の指輪がお互いを引き立てるようにどちらも輝き、お手元がさらに映える印象となります。

ダイヤモンドを複数並べて留めると指輪全体がきらきらと輝く華やかな印象、ワンポイントとして一石留めると、シンプルな中にもデザイン性を感じることのできるおしゃれな仕上がりとなります。


ダイヤモンドを留めるデメリット


”結婚指輪は日常的に身に着けるもの”ということを考慮した上でしっかりと留めていることが前提となりますが、強い衝撃でダイヤモンドが外れてしまう可能性があることなど、気にしなければならない負担も増えてしまいます。

また、ダイヤモンドは”新油性”という、油と馴染みやすい性質を持っています。そのため日常的に身に着けていると、ダイヤモンドの表面に手の油やハンドクリームなどが付着することで白っぽく濁った印象になってしまうことがあります。

鶴では納品後、ダイヤモンドの輝きを戻すことはもちろん、リングの表面の汚れを取り除く”超音波洗浄”を永年無料でご案内しております。

特別なお出かけの前はもちろん、日頃のメンテナンスとしてもお気軽にご利用していただけます。また、ダイヤモンドのぐらつきが気になる際には修理も承っておりますのでご安心くださいませ。

鶴のアフターケアについて

2.ダイヤモンドの留め方と印象の違い


サイズ感が同じダイヤモンドでも留め方が違うと、見え方や印象が変わってきます。

「さりげなくダイヤモンドを留めたい!」
「しっかりと存在感があるように留めたい!」


など、ダイヤモンドを留めたいと思っても、それぞれお好みのデザインは違ってくると思います。

そこで、ここではダイヤモンドの代表的な留め方について3種類紹介いたします。ぜひ、お好みの留め方をみつけてみてくださいね。

①彫り留め



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ダイヤモンドを囲うように4つの爪で押さえた留め方です。タガネという工具で、爪となる地金を残しながら表面の地金を彫り、その彫った部分にダイヤモンドを留めていきます。

後から爪を丸く抑えてダイヤモンドを留めることで、囲う4つの爪がきらきらと輝き、石留め部分が華やかな印象となります。

②後光留め



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彫り留めと同じようにタガネを用いてダイヤモンドの周りを彫りながら留めており、星のような形から「星留め」や「五光留め」と呼ばれることもあります。

ダイヤモンドの後ろから光が差すように強く輝くことで、ダイヤモンドがより大きく存在感のある見え方となります。

③伏せ込み



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彫り留めや後光留めと違いダイヤモンドを留める爪がなく、地金の中に伏せ込むように留めています。

丸く縁取られた輪郭が特徴的なすっきりとした見た目から、さりげなくダイヤモンドの輝きを出したい方におすすめです。

3.ダイヤモンドの数による印象の違い


次に、ダイヤモンドの留める数の印象の違いをご紹介いたします。

1石〜複数



一部分にダイヤモンドを留めることで、シンプルなデザインの中にきらめきがプラスされ、アクセントのある仕上がりとなります。

ダイヤモンドが一石だけでも留まると、お手元が明るくなるだけでなくキリッとメリハリが出てきますね。

また、留め方や留める位置にこだわり、よりオーダーメイドを楽しむことができるのも大きな魅力です。

ハーフエタニティ



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エタニティとは、ダイヤモンドを一列に並ぶように留めたデザインのことで、輝きを贅沢に楽しむことができます。

こちらの指輪は、リングの半周にぐるりとダイヤモンドを留めた「ハーフエタニティ」です。正面から見える位置に並べて留めることで、リング全体がきらきらと輝く華やかな印象となりますね。

また、ダイヤモンドの大きさには個体差がありますが、鶴では一粒ずつ選定を行い、綺麗に真っ直ぐ並ぶようサイズ感を合わせて留めています。

そのため、どの角度から見ても連なるダイヤモンドが美しい仕上がりとなります。

4.鏡面とマットの印象の違い



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こちらは二本の地金が重なり一つとなった「ギメルリング」のデザインです。プラチナ側は艶々に磨き上げた鏡面仕上げ、ピンクゴールド側は艶消しのマット加工を施しています。

表面加工が違うと、上から留まったダイヤモンドの見え方の印象も大きく変わります。

鏡面(プラチナ側)


光を受けて反射する鏡面の上から留めることで、ダイヤモンドの輝きが目立ちすぎずシンプルに身に着けることができます。

さりげない印象で、派手になりすぎない上品な仕上がりとなります。

マット(ピンクゴールド側)


艶をしっかりと抑えているため、ダイヤモンドの輝きがより映え、輪郭がくっきりと浮かび上がるような見え方となります。

より一粒が際立つため、ダイヤモンドを目立たせたい方におすすめです。

5.最後に


ダイヤモンドを留めた結婚指輪についてご紹介させていただきました。

ダイヤモンドの留め方や留める数によって、さりげない上品な印象にしたり、遠くから見てもきらきらと輝く印象にしたりと、ご自身のイメージに合わせてアレンジをすることが鶴のオーダーメイドでは可能です。

ぜひお二人の結婚指輪選びのデザイン参考になりますと嬉しいです。


鶴では、理想のデザインを結婚指輪として形にできるよう、これから先永く使うことを視野に入れながら丁寧にカウンセリングさせていただきます。

ダイヤモンドを留めた結婚指輪のデザイン一覧
鶴のオーダーメイドについて

結婚指輪選びでお困りの方はぜひお気軽にご相談くださいね!




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