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手作りポットマットを作る

きっかけは今日の職場での出来事から始まる。初めて私は本当に良くない気分というものを味わった。乱暴な表現はこういう場ではしたくない。あえてでも言うなら『胸糞が悪い』だろう。
職場で私は昼休みの時間、はっきり言えば見ていてあまり良い気分とは言えないものを目の当たりにした。
実はだが、私は元カレがいた身である。が、今日ほど自分自身の判断は間違っていないのだと自覚した。元カレが新しい彼女をこさえたからだ。別にそれについて、ああだこうだ言うつもりはない。私自身、それには決着がついた。
それについては後の投稿で書くとして、ホームに戻り、少し苛ついていたので、心を鎮める為に裁縫をしてみた。

「そうだ。どうせなら手作りのポットマットを作ってみよう」

それで本日中に完成させる事が出来たので記録として製作手順を書いておく。何か変わったものが作りたい方は参考にしてほしい。

用意するものは、まずポプリ。
それから綿の布地を最低2枚。無いなら「さらし」等のもので代用可能。それから表地となる布と裏地となる布を1枚ずつ。
それからバイアステープもあると良い。ある程度知識がある人は自作してみるのもオススメだ。知識があまりない方や経験が無い人は既成品のバイアステープを。

さて、このポットマットの肝のポプリだが、これは皆さんの好きな香りを選んでください。ちなみに作者のポプリは約2週間程熟成させたポプリを使っている。最低でも1週間は熟成させたものを使ってほしい。
中身は例として私のを挙げると、ローズマリー、ローズ、マリーゴールド、レモンバーム、ブルーマロウ。香りにはエッセンシャルオイルを使っている。エッセンシャルオイルはローズアブソリュート、ローズマリー、ラベンダーフレンチ、ゼラニウム。
一言で言えば、生理が近い時期のために女性ホルモンのバランスを考えたポプリである。これは作者の好みがそのままなので、ポプリの配合は皆さんの自由にしてほしい。
写真を載せるとイメージが湧きやすいだろうか。こんな感じである。



それから私は実はもう1種類。別のポプリを混ぜた。レシピはローズゼラニウムの葉と、フレッシュローズマリー、レモンバーム。エッセンシャルオイルは柑橘系を使っている。レモン、グレープフルーツ、レモングラス、ゼラニウム。
こちらはフレッシュハーブを中心に使っている。ローズゼラニウムの葉はベランダで育てているものを摘んだ。
一言で言えば、おまじないみたいな気持ちで災厄除けに植えている。

さて、次は表地作り。
この表地はそもそもはボロ切れにしていいからと無料で頂いた手作りエプロンだった。しかしとても柄が綺麗なのでならば、パッチワークやバイアステープの素材として使ってみた。私としてはこのアイデアは正解だった。パッチワークで表地のデザインをする。組み合わせ次第で別の柄に出来るのがまた良い。パッチワークを30分くらいで終わらせた。


次の手順として、このポプリを布地に仕込む作業だ。ここで綿の布地が必要なのである。
机に広げて作業した。


まずは、裏地となる布地を置く。
そして綿の布地を1枚置いて、その上にポプリを広げる。私の場合はこんな感じ。



次にまた綿の布地を1枚置いてポプリの上に載せる。そして最後に表地を置く。
そうしたら、まち針なので固定しよう。無い場合は手近な針で代用しよう。間違っても指に刺さないようにしよう。痛いからね。
アップで撮った写真だとこういう感じ。参考になればと思う。



コツは裏地となる布地と綿の布地はあえて大きくしたままにして表地となる布地を基準にして考えた事かな。表地となる布地と裏地となる布地が大きさが合わないと色々大変だと思って、余裕を持たせたのがコツ。
よし、固定完了。
そのまま針で縫い始めた。
嗅覚からは柑橘系の気持ち良い爽やかな香りと熟成させたローズアブソリュートとその他諸々の香りがふくよかに刺激する。やっぱりアロマテラピーは良いよね。このポプリ入りのポットマット作りはアロマテラピーを兼ねるのでとても良い。
表地から裏地にかけて針を通し縫い合わせること、20分くらいで縫い終わった。



そして、今度ははさみを入れる。
表地に合わせて、裏地ごと切っていく。こうすれば、裏地と表地が合わないと嘆かずに済むよ。



今度はパッチワークの基本だ。
ただの布地ならばここでミシンなどなどでキルティング加工を施すだけでOK。大体、2cm幅でキルティング加工を施そう。
こちらはパッチワークだから、ますに合わせて固定するように縫い合わせる。その時、中のポプリが全体的に広がるように適宜で調整しよう。



よし。出来た。
次はバイアステープを着ける。
ここで注意というか、コツは、必ずバイアステープは仕付け糸で仮縫いをすること。特に初心者さんには鬼のような難易度なので、心を折らないように仕付け糸で仮縫いをしようね。私も仕事場で何度、ここでつまずいたか。わからないよ。
写真を載せるとわかり易いと思う。



仕付けが終わったら、本番だよ。
ここでこだわりたいのは糸の色かな。
糸でデザインをするか、バイアステープの柄でデザインするかでだいぶ変わると思う。
私はバイアステープの柄でデザインだから糸は目立たない色にしたよ。
仕付けをしてあるから、安心して本番が出来るよね。バイアステープの端のキワを縫うイメージだね。そうすると綺麗にバイアステープを着けられるよ。
この時は慌てないでゆったりと針を進める。一針ずつ丁寧に縫う。
嗅覚が気持ち良い匂いを嗅いで喜んでいるよ。そうこうしているとまずは裏側が完了した。
次はバイアステープを完全に固定する。
この時にまち針でバイアステープを固定しておけば更に楽に出来る。針を指に刺さないように、気を付けようね。痛いから。



製作を始めて3時間程で、こうしてポットマットは完成した。後は仕付け糸を取って、細かい所を整えて。
完成しました。



久々の記事を書きました。
ポプリを仕込んだポットマット。
コロナ騒ぎが収束しない時期に、やる事は無くてつまらないなーという方やハーブティーばかりでは無くてポプリも楽しみたい方はいかがでしょうか?
このポットマットを上に置いたティーポットで淹れるハーブティーはきっと最高の贅沢を味合わせてくれますよ。

ここまでの記事を読んでくださった皆様、ありがとうございました。

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