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守護霊なんていない

ハイヤーセルフと繋がる方法というもので、私が本やYouTubeから知った方法が主に2つある。

①感謝して生きる

②頭を空っぽにして、ボーッとする。

そして、守護霊なんて居ないという話も聞いた。ハイヤーセルフと言う高次な自分にアクセスして知ったヒラメキで行動しているだけで、事件や事故から守ってくれる存在なんて居ないらしい。

その理由は、塞翁が馬。

例えば事故で入院したとして、病院で出会った人と結婚したとする。ハイヤーセルフは結婚するという経験を望んでいただけで、もし守護霊がいたとして事故を防いでくれていたならば、結婚相手と出会う事も無いからだそうだ。

先日、旦那と共通の友達を駅のホームで偶然見かけた。私は電車から降りたところで、彼女はその電車に乗るところだった。私が彼女の特徴的な歩き方でそれが分かったが、彼女は私の方にも気付かず、電車に乗って行った。年賀状のやりとりはずっとしていたが、短大卒業後私が色んな場所に引っ越していたので、会ってゆっくり話すこともなく、共通の話題ももうそんなに無い。旦那が亡くなった事を喪中はがきで知ってびっくりしたその子が、「落ち着いたら連絡ください」と書いてあったから旦那が死んじゃった経緯を書いた手紙を出したけれど、そのまま返事は無かった。

彼女の友達の彼氏がいて、その彼氏と同じ大学だったのが旦那だった。

短大でオリエンテーションがあった時に、電車の乗り方すら分からない山口弁の残る田舎娘だった初対面の私と一緒に行動してくれたその親切な彼女の事を思うと、そこで話しかけられなかったら私は旦那と出会っていないし、娘も居なかったんだろう。そして彼女と友達になりたいと思ったヒラメキは、きっと守護霊でもなくて、ハイヤーセルフか、もしくは未来の私がほらほら!と教えてくれていた事なのかもしれないと思う。

そして「またいつか会えたら」とか「コロナが収まったら」とかいう理由でもしこちらから「いつ会おうか?」と連絡をしても具体的な約束をする事なく返信が無い人というのは、会おうと思えば会える近さに住んでいたとしても、会う気は無いんだろうな。逆にどれだけ物理的に離れて暮らしていても、ライブがあったら会う約束をして会える人、今近くにいるから会わない?と突然連絡が来ても、「会う会うー!今から行くからちょっと待っててね!」と言って会える人というのは、きっと同じ周波数で共鳴して会う事が出来る人なんだろうな…と思った話。


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