冠帽印 二
引き続き、赤松連城(あかまつ・れんじょう、1841-1919)の使用印。
「无所住」
『金剛般若経』に「応無所住而生其心」という語があるそうで。宗門の人間ではないので全く解らないのだが、浄土教典ではない仏典から採っている。所謂「禅語」的な語句を好んで使用するあたりが、現代的な宗派的境界をあまり意識させない明治期の学僧の自由闊達な在り様をうかがわせる。
18153
引き続き、赤松連城(あかまつ・れんじょう、1841-1919)の使用印。
「无所住」
『金剛般若経』に「応無所住而生其心」という語があるそうで。宗門の人間ではないので全く解らないのだが、浄土教典ではない仏典から採っている。所謂「禅語」的な語句を好んで使用するあたりが、現代的な宗派的境界をあまり意識させない明治期の学僧の自由闊達な在り様をうかがわせる。
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