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アメリカ大統領選がおもしろい?!〜バーニーーー!!、私は応援しているよーー!!

トランプ大統領のライバルとなる民主党の大統領候補選び。

MikkoとMamiが応援するバーニー(サンダース)は、ますます苦境に、、、

でも、2人はあきらめてはいません。

予備選から既に撤退しているカマラ・ハリスがバイデン支持を表明しました。
(その前に、バイデンがスピーチのなかでうっかりバラしてしまいました。)
カマラは信念というよりも、その時その時、人気のある政策を選んでいく人です。
大統領選の初期、どの候補も「我こそがプログレッシブ」と名乗りを上げていました。
カマラは今の民主党ではもっともプログレッシブな環境政策 Green New Deal の共同提案者だし、Medicare for All を支持すると表明していました。
バーニーが提唱するMedicare for All は、single payerシステムといって、民間の医療保険を一切廃止して、政府が運営するシステムに統一しようというものです。
大統領候補レースの初期、インタビューで「民間医療保険を廃止するのか」と聞かれ、カマラが「We’ve got to」と答えたのを私ははっきりと覚えているぞぉー!
ディベートの舞台で、Medicare for Allを支持する人と聞かれて、手を挙げたのを私は覚えているぞぉー!


でもその後、彼女はシラっと「いやいや、民間保険を廃止するなんて言ってませんよ。」って、態度を変えちゃったんですよね。
バイデンの医療保険改革案は、オバマケアを改善しようというもので、全候補のなかでも小規模な方。
(とはいっても、バイデン案の通りになれば現在のオバマケアよりは前進しますが、ようは「やる気」がそこまでないんじゃないかという問題なのです。しかもオバマケアは今共和党によって最高裁に訴えられていて、総合的に違憲と判断されてしまうかもしれない状態)
バイデンの環境政策も、環境団体から低ランクをつけられている。
エネルギー業界から献金を受けているので、大きな改善は期待できません。
だから、政策としてバイデンに賛成しているというのは、ちょっと違うと思います。
また、先日も書きましたが、カマラは最初のディベートで、バイデンをかなり強烈に批判した経緯もあります。
カマラはバイデンに向かって「あなたは、隔離政策主義者と協力して、busing に反対しましたよね。でもカリフォルニアで、当時毎日バス通学していた女の子がいました。その女の子は私です。」と言い、聴衆を驚かせました。
そこでカマラは評価を一気に上げて、しばらくは「カマラが有力候補」と見られていたのです。
(もちろん、本気でバイデンを恨んでいるとか仲が悪いというのではなく、ディベート上の戦略です。)
(注)busingとは、貧困地区の子どもたちをバスで強制的に地区外の学校へ通学させて人種均衡を図るシステム。
そんな彼女がこの段階でバイデン支持を表明。
副大統領狙いかな。
正直言って、もしバイデンが候補になったら、カマラ・ハリス副大統領は非常に良いと思いますけどね。
これで、また形勢はバイデンに傾きました。

バーニィーーーーー!!
私は応援しているよ!!
ウォーレンはまだ何も発表していません。
2016年と同様、予備選では誰も支持しないのかな。
もし、もし、もしバーニーを支持してくれるのなら、火曜の選挙の前にしてほしいです。
https://twitter.com/ewarren/status/1236394948360056837

これを見たら、一緒に頑張るのはバーニーだよね?
予備選の段階でバイデンを支持するとは思えないよね?
ね?(涙)
やっぱり愛憎関係なのだろうか...。 

Mami「あぁー、流れはもう急激にバイデンさんに変わっていったのね。Mikkoみたいに、ずーーっとウッチしている人は、そんなにいないから、候補者の主張の矛盾とか、気づかないし、クローズアップされないのかしら。そもそも、候補からも外れたら、過去の主張なども気にされないのかもしれない。でも、これまでを見てきた人には、良心の呵責もなく、コロコロと意見を変えていく人は信じられないね。。。」

「一貫して信念を貫いて、実行しようとしているバーニーさんは、本当にすごいね。」

カマラが悪いとは思わないけどね。
もともとバイデンとは仲が良いのだと思うよ。

ただ、政策優先の判断じゃないことは確かね。もしカマラが本気で政策を打ち出していたとしたらね。

まみちゃんのいう通り、信念を貫くのは、本当にすごいことなんだと思う。
このあいだ AOCも言ってた。「権力に屈服させようという圧力がどれほどのものか、ワシントンにいない人には想像できないと思う」って。

今回の予備選を見ているだけでも、ほんとみんなどんどん変わっていくのがわかった。

バーニーは頑固で嫌われやすいところもあるのかもしれないけど、それくらいじゃないと、貫けないんだろうね。

Mami「この後、また流れがかわるような展開を期待したいっ。なんだか、新しい時代が来るような気がしているから、もしかしたら、、、なんて期待しちゃうけれど。」

「あぁ、いつの時代も同じなのかなぁ。政治によって劇的に世界が変わるという希望をもつのは、切ないことなのかも。そして、ほとんどの人が変わることを願っていなくて、変わらないことを願っているのかも。」

「新しい世界はもしかしたら素晴らしいかもしれないのに、見たことがないし、経験したこともないから、怖いと、、、いうのもあるのかな。」

うん!まだ諦めるのは早い!

このあいだも書いたように、バイデンのリスクはバイデン。
バーニーが何にもしなくても、自分で転んじゃう可能性もある。
もちろん、そんな風にして流れが変わるのは望ましいことじゃないけど...。

恐れじゃなくて、愛(heart)でリーダーを選択できたらいいね!

Mami「まさに💖💖💖自分の人生も同じ!恐れではなく愛で選びたい!!

黒人市民権運動のリーダー、ジェシー・ジャクソンがバーニー支持を表明してくれました!
これはGOOD NEWS!
不利な方に支持を表明するって、勇気のいることだと思う。

1988年に、ジェシー・ジャクソンが大統領選に出た時、バーニーはジャクソン支持を表明したの。それで、ジャクソンは白人多数のバーモント州で勝つことができたんだけど、そのあとバーニーは自分の選挙に負けちゃった。

当時はまだ白人候補が黒人候補を支持するのは少なかったみたい。
すごい人たちはすごいな!

続く、、、

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