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高品質VRでリアル体験を創造する技術力|株式会社Leoline【会員インタビュー】

株式会社Leoline 代表取締役 畠山 琢 様へのインタビューです。


ーVR事業を始めたきっかけは何でしたか?

Googleストリートビューで店内も閲覧できるインドアビューというものがあり、2015年にこの撮影をしていました。
その過程の中で、自分たちでもプログラムで組んでVRを作成していこうと考えたのが始まりですね。

ー御社の強みを教えてください。

まずVRといいますと360度カメラ等の専用カメラで撮影するイメージをお持ちの方が多いかと思うのですが、私たちは一眼レフカメラを使ってで撮影し素材を繋げてVRに仕上げていくという作業をしています。
360度カメラ等で撮影したものと比べますと、画質面で違いがはっきり現れてきますので、弊社のVRをご覧になった方はほぼ全員「画質がすごくきれいですね!」と驚き、感動してくださいます。
VRは見て終わりではなく体験してもらうことも非常に重要ですので、臨場感といいますか、そこにリアリティがないと「すごい!」という体験にはならないですよね。
また、VRの技術部分ですと、仮想空間内に何かを出したり、アクションを起こすというギミックやトリック等の仕掛けのある制作が得意です。
例えば、JR北海道様(北海道旅客鉄道株式会社様)と作り上げた「北海道新幹線VR H5系」ですが、10両全ての客室内と外観を一眼レフで撮影し、繋げていきました。
VR内では、様々なアクションができるようになっておりまして、外観のパンタグラフの上げ下げや連結器カバーを開閉したり、ライトのON/OFFなども可能になっています。
(残念ながら公開期間が過ぎたため、現在は閲覧できません)


私たちは制作を始める前に、お客様に念入りなヒアリングをさせていただき、お客様のやりたいこと、解決したい課題などを深く掘り下げてから、企画を考えていきます。
技術力という部分にフォーカスされがちなのですが、お客様とともに生み出していく企画、そこに到達するためのコミュニケーション力を発揮して、一歩先行くご提案ができるところも私たちの強みだと認識しています。

ー飛行機のVRも制作されていらっしゃるのですね。

▲代表取締役 畠山 琢 様

お客様が航空業界の専門学校さんなんですが、専門学校を卒業して企業が採用した場合、即戦力として働いて欲しいというのが企業側の希望としてありますよね。
ですので、専門学校さんとしては実践といいますか、いかに実習に近い座学を作っていくか?というのが目的でした。
そのため作って終わりではなく、効果を出していかなければなりません。
私たちが培ってきたVR技術とウェブページとを組み合わせてウェブ教材を作っていくという内容で年度をまたぎ継続して進めておりまして、飛行機の機体もできる限り実機に近づけられるようリアルに再現しています。
やはり学生さんは中々実機を見る機会もありませんので、ここは私たちが実機と遜色のない形で、かつ受動的ではなく、能動的なアクションと合わせてご提供していくことで、航空整備をはじめとした各学科が実習に近い座学になっていくのではと考えています。

ーなるほど、質の高い教材としても提供できますよね。

はい、現在も専門的な業種の企業様から、人材育成を早めるためのVR教材に関するオファーが来ておりまして、今後も十分にニーズがあると確信しています。
先程もお話させていただきましたが、作って終わりではなく、育成速度を向上させるためにはコンテンツの改良や追加をしていかなければなりませんので、お客様とコミュニケーションを丁寧に繰り返しながら進めています。

ーお客様とコミュニケーションで大切にしていることはありますか?

まず私たちとしては、お客様のスタンス、目標、何がしたいのか、なぜ必要なのか、そういった目的や方向性・ビジョンからブレることなく、お客様と共に私たちの技術力と企画力で新たな価値を作っていく、ということが大切だと考えています。 そのマインド部分の土台があり、その上でお客様の想像を超えていくものを提供していくべきだと思っていまして、そういった仕事を丁寧に、丁寧に続けていく先に、逆にどれだけ楽しい仕事が待っているのかワクワクしています。

ありがとうございました。


株式会社Leoline様をご紹介させていただきました。
インタビューの際に過去制作したVRを拝見させていただきましたが非常に高精度かつ様々なアクションが搭載されており、とても面白かったです。

株式会社Leoline様、ありがとうございました。

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