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Houdiniひとくちtips(makeLoopでふわふわシュミレーション編)

この記事はBoze Advent Calendar 2020に登録されています。

こんにちは!三日坊主です!アドベンドカレンダーも5日目!やっていきましょう。

先に言っておきたいのですが、今回はHoudiniのIndieライセンスの購入と SideFX Labsのインストールが必要になります。この際ライセンスを買っちゃおう!(ダイレクトマーケティング)

HOUDINI INDIE
独立系アニメータやゲーム製作者が、事業化を目指すインキュベーション段階において Houdini を必要とする場合、Houdini Indie を導入すれば、Houdini のアニメーションおよびビジュアルエフェクトの全ツールを制限付き商用ライセンスで利用できます。

2020年12月4日現在
1 YEAR RENTAL
NODE LOCKED
$269 USD 2 YEAR RENTAL
NODE LOCKED
$399 USD
26% SAVINGS
参照:https://www.sidefx.com/ja/buy/#houdini1


SideFX Labs

SideFX Labs は、150 以上のツールの実験場で、Houdini を出来るだけ早く使いこなせるようにデザインされています。 SideFX Labsツールは、共通なワークフローをまとめ、日々使用するソフトウェアと緊密に統合されるようにリリースされています。参照:https://www.sidefx.com/ja/products/sidefx-labs/

下のtweetの動画が完成形です!こんな感じのふわふわした表現を作ってみましょう!


まず、Voronoi Fractureを使用して破壊シミュレーション用の破片をつくります。(つくりかたは何通りもあるので色々調べてみてください~)

今回はこの破片を地面に落下させるシミュレーションをつくります。

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次に、コライダー付きの動かない床をつくっていきます。別Geometryでgridを追加し、選択している状態で、シェルフのCollisionsからStatis Objectを追加します。そうすると、Dop Networkが追加され、GridのGeometry内が変化します。

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破片側のシミュレーション設定もしていきます。破片用のGeometryを選択した状態で、シェルフのRigid BodiesからRBD Objectsを選択します。

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破片用のGeometry内部を見ると、新たに三つのノードが追加されていることが分かります。これで再生ボタンを押すと、シミュレーションが始まります。ここまでが下ごしらえ!

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次に、このままだとシミュレーションのスピードが速すぎるので、Time Shiftを追加し、MethodをBy timeに変更、Timeを$T/8に変更します。これで最初よりはゆっくりのシミュレーションができます。

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あとはLabs Make Loopを追加するだけ!

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これでふわふわシミュレーションができたと思います!

この.hiplcファイルを置いておくのでよかったらお使いください!

おわり!


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