【夢日記】trickじゃん20220531

右手には開け放された和室。その横の廊下案内されながら進む。2回右曲がったところで、半身ずつずらしながら男とすれ違った。そして正面を向くと、案内人の姿はどこにも無かった。

なーんて消えたわけではなく、男によって視線が遮られた瞬間、別のシャツを着て柱の陰の椅子に座っただけだ。はたから見たら別人だが、タネを知っていたのでそう簡単にはひっかからない。確かにあまりにも早業ではあるが。

気を取り直して廊下を戻る。2回左に曲がった途端、再び彼の姿が消えていた。左右を素早く確認し後ろに振り返ると、彼が座っていたので思わず

「trickと一緒じゃん」

何が一緒かは不明だが、この一連のやり取りが山田奈緒子と上田教授とそれっぽく感じたのだ。

(終わり)

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