noteを始めて3ヶ月

4/2に初めてnoteの投稿をしてからもう3ヶ月

山口雄也さんの文才に惹かれて、彼の文章を読みたいが為に始めたnoteだったけれど、6/6に山口さんは亡くなり彼の新しい文章に触れることは叶わなくなった

今再び遡って彼のこれまでの記事を読んでみると彼の気持ちが心の深いところで伝わってくる

死がいつもすぐそこにあることをこの何年もの間ずっと感じてきた人

急変や劇症化も十分にあり得ることを見越しての記録の数々だった

私は、彼の言葉の中にガンジーの言葉との共通項をとても感じていたけれど、振り返って読んでいたら彼自身ガンジーの「明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ」この言葉を文字通り実践してきていたのだった

余命宣告を受けてなお、成功率の低い治療に挑戦し、病状を公開していた彼

本当の本当は絶対に生きたかっただろうし、最後の最後まで生きることを諦めない姿勢に私たちも固唾を飲んで見守っていたんだと思う

24のジャックバウアーが絶対死なないようにいつの間にか彼はフォロワーにとって病と闘うヒーローでこの世界にまだまだ必要な人、絶対に生きる人!と思い込んでいたような気がする



彼がガンになって良かったと言いたい、という境地にまでいったその過程はわかる、究極の自己肯定だったはずだ。ガンになってしまった以上、ガンを否定して生きることはできなかっただろうし、ガンになって考えたこと、知ったこと、出会った人々、全てのことが彼のかけがえのない人生に深みをもたらしたのだと思う

ただただやっぱり助かってほしかったと思う
人には寿命があって、それはもう天命であり、偉い人、立派な人、優しい人が必ずしも長生きするのではない
だけど、彼のこの先を見たかった
どんな人になり、どんな学びをして社会人になっていくのか、どんな発信していくのか、
まだまだ見たかった

残念という言葉は使いたくない

文章は残る
形として残る
しかも、思想がしっかりと残る

今私が書いているこんな拙い文章も私が消さない限り残るのだなと思う

そう思うとちょっと怖い
Twitterのように日々流れるように短い文字で綴るのとは違って、こんな風に自分でテーマを定めてそれについてのあれこれを、自分の考えを綴る責任を考える

彼の終活の記事を読んで、私も少し変わった

誰もが突然死ぬかもしれない
家庭における重要な書類をまとめておこうと思った

まずは
保険や年金、預貯金、投資信託、のファイルを作った
銀行口座、届け印の一覧もだ

今後やらなければならないのは
利用アプリ一覧
電子マネー一覧
IDとパスワード
クレジットカード
それらのまとめだ

まだまだある
仕事上で私しかやっていないことについて、記録しておくこと
月々の支払い、従業員の給料やボーナスの計算、社会保険や労働保険の手続き関連
会計士への月次資料作り

何となく過ごしてこなしていい気になっていたけれど、キチンとしなきゃな、と
これも

山口君に教わった大事なことです。

終活という言葉は怖かったけど、これはやらずに死んでったり大病したらみんなに恨まれるーというポイントでしっかり考えていかなくては!と思っています

#山口雄也
#終活









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