梅ヶ枝湯(兵庫県高砂市)

#銭湯 #コラム #写真

夏に書いた記事をアップし忘れておりました。。


今年の夏は猛暑で、しかも長引くそうですね。多汗症で赤面症で躁病の私には地獄のお知らせであります。いっそ首を括ろうかと思い立つ前に、お風呂屋に駆け込み陰鬱な気分とべとつく体をサッパリ洗い流そうではありませんか。そこまでの気分に至った事の無い貴方も是非に。

灼熱の針さすような太陽の力が少し弱まるのを見計らい、やって来ました。

兵庫県高砂市の阪急高砂駅、徒歩10分程にある梅々枝湯です。

なかなか良い感じの郷愁漂う商店街を抜けた所にあるのですが、高砂に銀座。後日調べた所によりますと、この界隈は昔、花魁、花街だったそうです。ずいぶん活気があり賑わっていたことでしょう。
と言いつつ現代の今日も、お祭りの最中だったようで賑わっておりました。




なんという独特な佇まい。木造と赤煉瓦の融合、増築を繰り返したのか用途不明の箇所も見受けられます。外観だけでは内部の構造が予測出来ません。

この写真の扉の奥には、沢山の薪が堆く積み上げられておりました。薪で湧かしている風呂は、湯あたり柔らかく湯冷めしにくいという特性がありますので興奮気味、四方八方から外観鑑賞致しました。

建屋背面です。煙突のへりに突出した建物は何でしょう、物干のような物が見えますが、これ以上視姦すると不審者に見間違われる恐れがある気が致しましたので、そそくさと暖簾入り口を探します。



後方とはまた違った趣の表情であります。無骨なモルタル造り。二階はおそらく居住地でしょうが、生活がみえません。不思議は尽きない。


平成も終わりを告げようとしている雰囲気のある今、私はどこに来てしまったのでしょうか、期待を裏切らない燻し銀の靴箱。勿論、ぶっ壊れている鍵多数であります。



脱衣所入り口ですが、この景観という概念をものともしない雑然さ、恐れ入ります。

ずっと気になっていたのですが、銭湯にある地元企業の広告の費用っておいくらなんでしょう。


脱衣所の隅に、ちょこんと座るパーマ台のドライヤー(として使用)未だに、長い髪の私はこれの扱いに難儀しています。短髪なら問題は無いのでしょうが、全体を乾かす前に頭頂部が焼けひりついて途中で断念してしまいます。コツなどあればご教授願いたいくらいであります。

一度、常連客の方から「髪の毛を折りたたんで、かわかすんや」とアドバイス頂きましたが、理解力不足で未だに謎として心に残っております。

そして、子供用の象型じょうろと団扇もひっそり常備されてあります。


浴室の全体像です。切れてしまっていますが、手前両端には数台のカランが備え付けられています。しかし、シャワーがあるのは左のカランの上の一台のみとなっております。常連さんを見ておりますと、やはり頭髪を洗う際にはこのシャワーを交代で使う様です。皆様、頭を洗うと速やかに他の洗面台に移られておりました。この場所を占拠しない様にお気を付け下さいませ。

中央風呂は、熱めの深湯となっており、右手角は小規模な浅湯であります。多分どちらも温度設定は一緒だと思われますが、浅湯は小さいので温度調整が出来るようです。熱いと言って、浅湯にカランの冷水を桶で汲み、調節する方がいらっしゃいました。



この銭湯で一番気になったのがこちら、入り口すぐ右手に、カラフルでありながら優しい色合いのタイルで彩られた円柱があります。飲料水と書かれているので頂点の突出物から水がでるのかなと触っていると常連さんから「壊れてて水、でぇへんよ」とお声が掛かりました。残念。


一番奥のタイル画です。近所の風景を模したものでしょうか、住宅か煙突の様な物が付いた工場らしき建物が見えます。


中央のお風呂には、あまりお目にかかる事の無いタイプの噴出口から、勢いよく湯が噴き出しております。
放射状に溢れ出す構造は、どういった効果を期待してのことなのでしょう。ダイナミックさの演出、それとも飛沫によるマイナスイオン効果をでしょうか。


最後に、冒頭の商店街の写真左手角にあった『うお高』さんで鰻を食しました。お風呂は、なかなかカロリーを要する行為です。癒され、ほぐされた体に、ぐうとなる腹。たらふく堪能させて頂きました。合唱。


■梅が枝湯
■兵庫県高砂市高砂町次郎助町1593
■電話0794−42−0985
■16:00〜23:00
■木曜日定休






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