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進学に悩む

2,3日休んでしまいました。
ミキタです。

先ほど前にいた派遣会社に行ってきました。
お世話になった派遣先の社員さんにも一報入れました。
軒並み言われるのは「大学は辞めなきゃいけなかったの?」
と一言。

みんな応援してくれてたからこその一言をもらいました。
でも、それでも辞めてやりたいことがあるとしか言えませんでした。

僕の高校は地元では有名な低偏差値の高校でした。
かと行って悪い高校ではありません。中学時代あまり勉強ができなかった人でも高校の3年間しっかり勉強して資格を取ってそれを使って大学に進学をすると行ったギミックです。勉強ができないならできないなりに努力する場所でした。
中学時代から別に僕は賢くはありませんでしたし、授業態度もよくありませんでした。中学3年の冬の成績表には“1“がしっかり刻まれていました。
しかし親や兄弟の影響もあり、大学へ進学することは8割型決まっていたので母校を選択して入学しました。

自分で言うのも何ですが多分高校生活の間が一番勉強して人並み以上に努力していたと思います。
馬鹿なら馬鹿なりに何とかなるのが我が母校です。
そこで怠った人間は容赦なくふるい落とされます。特進コースへ入り込むために様々な条件が必要です。
先ずは1年生の間に進路をある程度決めて日商簿記の2級を獲得しなければ生き残れません。
僕は部活も簿記部にして朝から晩まで簿記漬けにしました。
当時のタイムスケジュールはざっとこんな感じ。
・6時起床-7時登校
・7時半〜朝学習、そのまま授業へ
・16時授業終了
・21時くらいに部活終了

これを毎日繰り返しです。ちなみに高2からはある役職について前後プラス1時間って感じでした。
その時の僕のマインドは「地元で高校3年間青春するより東京に行ってやりたいことをやりたい」と言うものでした。
これは今でも間違ってはいないと思っています。

結果それなりに努力して進学した明治大学は無事退学するわけですが、
退学したからと行って全てが0になるわけではありません。

よく大学に行くべきか否か見たいな議論を年上の方としたことがあります。
実はこんな僕ですが後輩の進学相談に乗ったり、母校の進路ガイダンスに呼ばれたりもしていました。
ガイダンスも進学か否か問題の時も僕は迷わず「行くべき」と話をしていました。
年間100万近くの授業料だし気軽に行きなよとは言えません。
ですが親にその支払い能力があったり何かしらの推薦で安く行けるなら行ったほうがいいと何度も説明してきました。
専門学校と大学どっちにしようかなって悩む後輩が母校にはとても多くいました。
結構みなさん
「やりたいことが無いなら専門に行って手に職を」
「学びたいことがあるなら大学に行くべき」
と行った案内をしたりしますが、僕の場合は真逆です。
高校の時点で専門職の何かになりたいと決めているのなら専門学校か就職
まだあやふやなら大学に行ったほうがいいと伝えています。
専門学校は目標があれば続きますが大抵目標がなく興味のない分野に手を出したところで続かなかったりします。
大学は薄っぺらく聞こえるかもしれないですが人脈づくりに最高な場所です。いろんな学部があって、遊びに来たやつ・法律などの専門分野を学びたいやつ様々な人間がいます。、4年間就活までにそんな人たちに囲まれて自分が果たして何をしたいのか探すにはもってこいの場所だと思っています。

6年間大学生として在籍してきてその意見は全く変わらないです。
高い学費払ってまで何もやりたいことが見つからなかったと言う意見もあるかもしれません。でもそれは本当に何か探していないからだとしか思えないのです。
人間誰しも才能があるわけではありません。最初は絵を描いても下手かもしれません、でもいろんなことを試して自分がどこに才能があるのか探す努力を辞めてはいけないと思うんです。
ネット社会がどんどん進む今では自分の作品を世に出したら批判もきます、中傷もされます。でもそれを恐れたら正当な評価や客観的な意見は手に入らないのです。臆せず発信していろんなことに手をつけてみることはいいことだと思います。
発信しなければ何もなく終わってしまいます。
「アイツ〇〇になりたいらしいよwww ダセェwwww」
そんなことを言う友達も出てくるかもしれません。でもそんな奴は捨て置くべきなんです。新しく始めたことを興味持って話を聞いてくれて、一緒に馬鹿な夢だって笑いあえるくらいの存在が友達なんです。
何かに挑戦する人間を笑う人ほど何も持っていない人間はいません。
何にも挑戦しないで終わった人に新しく何か挑戦する人間を馬鹿にする権利はないのです。
夢は笑われるくらいの方がいいんです。きっと。まだ叶えてないからわからないけれど。でも笑われる暗いのが非現実的で叶った時がすごいのは間違い無いです。

前に記事にも書きましたが長い付き合いになる僕の地元の友達は大半が会社員として働いていません。みんな何かのプロになりたくて各々がんばっています。
お茶割り飲みながらゲラゲラ笑いながらやりたいことについて各々の視点から話し合って、解散するときは「頑張れよ〜」って言い合える仲間がいるのは本当に心強いです。
東京の友達も趣味が似通ってて一緒に楽しんでくれます。
写真なんて興味なさそうな奴2人が最近カメラを買って一緒に楽しんでくれています。最高か。

会社員になることが悪いわけじゃありません。自分がやりたいことがどこにあるか見極めた結果、僕は学歴がなくてもやれる。いち早く土台を作らなきゃいけないって6年も大学生をしてやっと気づけたのです。
中退してもいいんです。学歴はもったいないですが、でも辞めても仲良くしてくれる友達を作れたら大学の高い学費も儲けものです。
友達って簡単には作れないんです。

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そう思った3連休でした。
2泊3日で我が家に泊まり込んで写真撮ってプラモ作って実感しました。
何やっても楽しい人って大事なんですね。50時間一緒にいても飽きないんです。そんな友達を作れただけでも恩の字です。

この高い勉強代はしっかりと親に還元したいって改めて思えました。

今日のトップ画像はそんな写真友達が撮ってくれた写真です。

我が人生に幸あれ。

フルサイズのカメラに進化