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今、小説を書いている。それについて。

わたしは専業の作家ではない。だから、小説執筆にあてられる時間も限られている。

今日ふと思ったことなのだが、最近の自分は、ずいぶんと潔い。

「キリのいいところ」で、スパッと書くのを止められる。それが、自分でも不思議でならない。

続きに関しても、ぼんやりとした構想があるが、それを書くのは、また次の時間のあるときで大丈夫だと思える。今、ぼんやりとしたイメージでしかないそれを、無理矢理に形にして、忘れないように書いておかなくちゃ、という気持ちにならないのだ。

学生の頃、甘ったるい感傷じみた小説を書いていたことがあるが、そのときも、今と同じ状態であった。

今、あわてて続きを書かなくても大丈夫。訳は分からないが、そんな確信があった。

さて、今、書いている小説がすべて書きあがった時のことは、しょうじき、まだ考えていない。(前回のnoteで小説を書いている話をしたときには、何かの賞にチャレンジするのもありかと思ったが)

今回の小説のおおもとにあたるストーリーは、15年以上も昔に出来ていた。当時は、ただ人目につきたくて、男女の性的な絡みの描写を入れさえすれば良いだろうと思っていた。実際、そんなふうに書こうと思って挫折していた。

今回は、おおもとに、男女の懊悩は絡んでくるけど、具体的に身体的な絡みのシーンが出るかどうかは決まっていない。

まだ、ぼんやりとした、抽象的なイメージでしかない。もしも絡みがあるのなら、そっち系の賞にチャレンジするという手もある。

まだ半分も書けていない時点であるので、何を話しても空想でしかない。

母親からよく「獲らぬタヌキの皮算用」と言われたことを思い出す。

そういえば、今日は、母親の誕生日であった。……と思ったら、誕生日は明日だった。あやうくフライングして祝うところだった。気がついて良かった。

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