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ラグビーワールドカップ2019注目選手 センター(CTB)編

センター(CTB)とは

センター(略称:CTB、背番号:右センター12番/左センター13番)
Center Three-quarter Back、バックスのキーマン。SOの戦略を支え、攻撃の形を作る。スクラムからバックスにわたったボールを前に運ぶ役割を担うとともに、バックスラインでの強いタックルも求められる。FL同様に運動量が多く当たり負けない選手が多いポジションです。

注目選手① 中村亮士選手(日本)

前回ワールドカップでは選考で涙をのんだ中村亮士選手が、今回はインサイドセンターとして堂々選出されました。2018年秋のイングランド戦でトライを挙げるなど、強靭なフィジカルを活かしたハードなランと強いタックルが武器。SO田村選手の戦略を支えるインサイドセンターとしてバックスのリーダーシップを発揮します。

注目選手② マヌ・トゥイランギ選手(イングランド)

185㎝/112kgと世界レベルでも超大型センター。「ダンプカー」と呼ばれる破壊力のある突進で、攻撃に入れば、相手がいようと一気に相手のラインを突破するし、守備では鉄壁の守りを見せます。バックスが力で突破できるはイングランドとしては有利、優勝候補のイングランドにとって頼もしいCTBです。

注目選手③ サム・ケレヴィ選手(オーストラリア)

ワールドカップイヤーになると強くなるワラビーズの主力ともいえる選手の一人。ゴール前で隙間があれば瞬時に飛び込んでくる判断力と、相手が来てもハンドオフ(出て相手を突き倒す)で倒して突破する力強さで、ゴール前にいるだけで怖い存在。なお、ラグビーワールドカップ終了後は、日本のトップリーグ(サントリーサンゴリアス)でプレーをすることが決定しています。

その他の注目CTB選手

昨シーズンまでトップリーグのコカ・コーラレッドスパークスでCTBペアを組んだラファエレ・ティモシー選手ウィリアム・トゥポウ選手の連携も見どころ。ニュージーランド代表のソニー・ビル・ウィリアムズ選手は格闘家との二足の草鞋で世界で戦う変わり種、格闘技で鍛えたパワーとスピードは圧巻です。

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