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ラグビーワールドカップ2019注目選手 プロップ(PR)編

プロップ(PR)とは

プロップ(略称:PR、背番号:左プロップ 1番/右プロップ 3番)
最前列で前から敵が押してくる力を支え、後ろから味方が押してくる力をしっかり相手に伝える役。代表クラスでは体重は120kgを超えるのは当たり前で最重量級の選手が多い。こんなに力がかかるポジションを引き受けるプロップは優しい縁の下の力持ち。

注目選手① 稲垣啓太選手(日本)

日本国内ではトップリーグ新人だった2013年から2018年シーズンまでベストフィフティーン入りをした日本を代表するプロップ。スクラムの第一列として支えるだけでなく、日本代表チームトップレベルの運動量であり1試合当たりのタックル数もチームトップレベル。
TVでは寡黙で笑わない印象を演出するが、論理的で的確にチームをとらえたコメントとその展開するコミュニケーション力で内外からの信頼は厚い。

注目選手② テンダイ・ムタワリラ選手(南アフリカ)

愛称が「ビースト」。183cm/116kgとプロップとしては背が低めだが大柄、低いポジションが取れるため、当たりが強い。また走るスピードも速く、ボールを持つと観客席から「ビーーーーースト」ビーストコールが沸き起こる。走ってぶつかって、とにかくパワフルなプレーが魅力。日本でもビーストコールで応援しよう。

注目選手③ ファン・フィガロ選手(アルゼンチン)

スクラムの要、右プロップを2011年大会から任されるのが、ファン・フィガロ選手。イングランドのプレミアシップ・サラセンズに所属し、北半球の選手とのあたりにも慣れています。経験豊富でアタックの強いプロップが若きロス・プーマス(アルゼンチン代表)を支えます。

その他の注目PR選手

日本代表では、右プロップ具智元選手は父親がラグビー韓国代表PRであるサラブレッド。愛くるしい笑顔からは想像できないパワープレーで相手を圧倒します。
世界的には、「フランスのビースト」と呼ばれる若きレ・ブルー(フランス代表)のPRデンバ・バンバ選手や、オーストラリアの堅牢なスクラムを支える右プロップセコペ・ケプ選手も注目です。

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