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【RWC2019】【RWC2023】ポジション別注目選手

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ラグビーはポジションごとに役割が決まっている競技です。 ラグビーワールドカップ2019、2023大会のポジションと注目選手を紹介します。
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#ラグビーワールドカップ2019

ラグビーワールドカップ2019注目選手 プロップ(PR)編

プロップ(PR)とはプロップ(略称:PR、背番号:左プロップ 1番/右プロップ 3番) 最前列で前から敵が押してくる力を支え、後ろから味方が押してくる力をしっかり相手に伝える役。代表クラスでは体重は120kgを超えるのは当たり前で最重量級の選手が多い。こんなに力がかかるポジションを引き受けるプロップは優しい縁の下の力持ち。 注目選手① 稲垣啓太選手(日本)日本国内ではトップリーグ新人だった2013年から2018年シーズンまでベストフィフティーン入りをした日本を代表するプロッ

ラグビーワールドカップ2019注目選手 ロック(LO)編

ロック(LO)とはロック(略称:LO、背番号:左ロック 4番/右ロック 5番) ラインアウトの時にジャンプを持ち上げる、ジャンプする役割や密集での軸を担うセットプレーの中心選手。そのプレーのため、チーム一の長身の選手が多いポジション。また密集では果敢なタックルで相手をしっかり押さえます。 注目選手① トンプソン・ルーク選手(日本)日本でのプレー歴、特に東大阪を本拠地とする近鉄ライナーズではベテランで、「トモさん」の愛称で親しまれています。現在の日本代表では最年長38歳で4回

ラグビーワールドカップ2019注目選手 スクラムハーフ(SH)編

スクラムハーフ(SH)とはスクラムハーフ(略称:SH、背番号:9番) スクラムにボールを入れる、スクラムやラックから素早くボールを出しバックスにつなぐ攻撃の起点。スクラムしゃがんだ姿勢からパスを出す独特の動作をこなすSHは、世界的にも小柄だが、相手につかまれないすばしっこい選手が多いです。 注目選手① 流大選手(日本)日本代表のSH3名の中で、ロシア戦開幕SHとして出場することが決まった流選手。流選手の強みはキックの精度。密集から出したボールを攻撃に変えていく幅が広がります

ラグビーワールドカップ2019注目選手 センター(CTB)編

センター(CTB)とはセンター(略称:CTB、背番号:右センター12番/左センター13番) Center Three-quarter Back、バックスのキーマン。SOの戦略を支え、攻撃の形を作る。スクラムからバックスにわたったボールを前に運ぶ役割を担うとともに、バックスラインでの強いタックルも求められる。FL同様に運動量が多く当たり負けない選手が多いポジションです。 注目選手① 中村亮士選手(日本)前回ワールドカップでは選考で涙をのんだ中村亮士選手が、今回はインサイドセン

ラグビーワールドカップ2019注目選手 ウィング(WTB)編

ウィング(WTB)とはウィング(略称:WTB、背番号:右ウィング11番/左ウィング14番) Wing Three-quarter Back。ラグビーの花形ポジションの1つ。つながってきたボールをもらったら一気にトライをする。そのため求められるのは俊足。特にボールをもらいに行くとき~トライまでの数十メートルの短い距離での速さが光ります。50m走なら陸上選手並み、という選手も多数。 注目選手① 福岡堅樹選手(日本)日本が世界に誇る韋駄天、50m走5.8秒と陸上短距離選手並みのス

ラグビーワールドカップ2019注目選手 フルバック(FB)編

フルバック(FB)とはフルバック(略称:FB、背番号:15番) チームメンバの最後尾に控え、攻撃ではハイパント処理をして攻撃の起点となり、守備では最後の砦となるポジション。バックスの中では比較的がっしりした体形で高身長な選手が多い。前回大会でフィーバーになった五郎丸選手がFBです。 注目選手① 山中亮平選手大学時代にはSOとして注目された選手ですが、神戸製鋼コベルコスティーラーズでFBに転向した山中選手。2回のワールドカップ直前の落選を経て、今回ワールドカップでついにメンバ