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コナコーヒー あれこれ

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ハワイでも主に2つのコーヒーカッピングコンテストがあります。

その前にハワイ州でコーヒーが栽培されているのは、ハワイ島・マウイ島・カウアイ島・オアフ島・モロカイ島で、それぞれ島自体に特徴(島が出来上がった時代や気候)がありコーヒーもそれぞれの特徴がある味なのです。

それらの各島のコーヒーの味の品評会が年に一回あり、本年度2019年度の優勝は、ハワイ島コナコーヒー地区にあるグリーンウェル農園の「ゲイシャ・コーヒー」でした。

そんなんです、数年前からハワイでも あの有名な?流行りの?「ゲイシャ」の栽培が始まり、去年あたりから収穫・製品化となっています。

それなりの方は「ハワイのコーヒー、主にコナコーヒーってアラビカ種ティピカじゃないの?」と思われると思いますが、ここ4・5年前からコナ地区でもティピカ以外の栽培が盛んになってきています。ブルボン・カトゥーラ・SL-28・マラゴジペ・ポワントゥー と、もう何でもありです!

加えてご存知の精製方法も 水洗・ナチュラル・ハニー、加えて水洗式でもミュシレージを取るのをイースト菌や色々な方法で除去することがウエットミルを持つ一部のコーヒー農園で研究されています。

要は、これまでの水洗式だけでない方法で新たなコナコーヒーの味を作り出し、他のコーヒー生産国でコンテストで優勝したコーヒーをオークションで高値で取引されるのを意識して、(コナコーヒーは、もともと高値なのに)さらに価値を付けていこうと、生産者側も考えだしたからだという気がします。

これらは、10年ほど前にコーヒーの害虫でもある CBB(コーヒーベリーボゥラー、コーヒーチェリーにつく害虫)が発生して以降、コナコーヒーの品質が極端に低下してから、試行錯誤の結果ではないかとも思われます。

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