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好き探しのマガジン②「好きの定義改革」

私はこの1年間、「どうやって自分の好きを増やしていくか」ということを常に考えていて、好きを見つけるために時間を費やしてきた。

特にこの2ヶ月はいろんなことを試行錯誤して、好き探しがグンと進んで自分の中でいろんなことが見えてきて「なんか好きを探す方法についてのnoteが書けそうな気がするぞ…!」と書く意欲がグングン湧いてきて、

初めて企画してnoteを書いてるよ!

好き探しのマガジン
第1章 私が好きを探す理由。
第2章 「好き」の定義改革
第3章 やりちぎる戦法
第4章 「好き」の研ぎ澄まし方
第5章 好きを仕事にできるかの見極めポイント

今日は第2章について書くね!

*この記事は前回の「第1章」の続きです。

*****

好きなことが見つけられない人へ

「好き探し」と聞くと、「何言ってるのこの人…?そんなの簡単じゃん!好きなことなんて探すまでもなく普通にあるでしょ!」と思う人も一定数いると思うんだけど、(そういう人は読み飛ばしてね…!)

その一方で、「好きなことが見つからない…自分が何が好きなのか分からない…」という人もいると思う。

なんで分かるかって私がそうだったから…!!!

「趣味がない」ということがコンプレックスだったし、初めましての席で趣味の話題になるのが苦痛で、趣味で盛り上がれる人が羨ましいなと思っていた。

「好き」と言えるものがこれといってなかったし、「令和では好きを極められるクリエイティブな人が勝つ」とささやかれるたびに「私にはそういうものがないんだよなあ」という気持ちになった。

そんな私には今「好きだ」と言えるものがたくさんある。「趣味」と言えるようなものもできた。

だけどそれは自然にそうなったわけじゃなくて、そうなるために、好きの定義改革をしていったから、というのが大きい。

化学反応が起こるものは全部「好き」のうち

「好きなことが見つからない…自分が何が好きなのか分からない…」という人は、まず「好き」のハードルを下げることから始めてみるといいと思う。

どういうことかと言うと、「自分の心が動いたもの」は全部、「自分が好きになるポテンシャルがある」と考えるのがいいいと思う。

そもそもね、普通に生活していると、好きになりうる対象は無限にある。その中で、自分の心が動くっていう化学反応が起こる対象は無限の中のすごく稀な一部で、ちゃんと大事にするべきだと思うんだよね。

例えば、世の中には、散歩していてふと目に止まった電柱の仕組みに興味を持つ人もいるし、工事中に出される音が何ヘルツなのか気になる人もいる。広告のキャッチコピーを見て、これを考えた人すごいなあと感動する人もいるし、電車を見て目をキラキラさせる人もいる。

好きの対象は無限にあって、自分が思ってもみないことに興味がわく人がいる。

つまり、自分が考えたこともない対象が無限にある中で、1ミリでも心動くものには「好きのポテンシャルがある」と考えて、どんどん自分の「好きになるかもリスト」に加えるのがいいと思う。

「心動く」っていうのは、

・興味がある。
・気になる。
・知りたいと思う。
・幸せな気持ちになる。
・ワクワクするもの。
・目がキラキラするもの。
・いいなあと思うもの。

みたいな、すごくすごく曖昧な基準でいい。

だって自分が思ってもみないこと(例えば私にとっては電柱とか何ヘルツだとか)と比べると、「気になる」という曖昧な基準でさえ自分の中で化学反応が起こっている大切な対象だと思うから。

そうやって私は、好き探しのスタートに、「なんか気になる」を基準にした、大量の「好きかもリスト」を作ったよ。(詳しくは第1章の「この1年間にしたこと」の中に書いてるよ。大量なので割愛)

「好き」は作れる。

「好き」っていうのは感情だから自然に湧いて出てくるものだと思われていると思う。

だけど、私は「好き」は自分で生み出せるし、自分の脳は意外と簡単に洗脳できると思っている。

例えば、私はかつては嵐ファンで、これ以上時間とお金を費やしたくなくて意図的にファンをやめたけど、もう一度「好きになる」ことも意図的にできると思っている。(「嵐」は私の中で好きになるポテンシャルを持っている対象だから、そこからは自分の行動を変えて洗脳していけば好きが生み出せる。)

だから好きなことを増やす準備運動として、好きの定義改革をしてみてほしい。

(一般的な考え)
「好き」は強い感情で自然に湧いてくるもの。初めから熱がこもっているもの。

   ↓

(好きの定義改革)
「なんか気になる対象」は好きになるポテンシャルがある。そこからの自分の行動次第で好きなものは生み出せる。

「好きなことが見つからない…自分が何が好きなのか分からない…」と思っている人は「好き」を探すのはやめて、

ひとまず自分の心の声を聞いて、心の動きに敏感になって、「なんか気になる」という曖昧な基準からスタートするのがいいと思うよ!


***

ここまで読んでくれてありがとう!

次回の第3章「やりちぎる戦法」では、どうやって好きのポテンシャルを持つ対象から「好き」を生み出していくのかについて書くね!


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