10冊目 傾物語 【西尾 維新】

たまにはライトノベルというものも読んでみようと棚を物色。何物語かは忘れたが、パチンコ台で見た気がして借りてみる。

数ページ読むが、かなり厳しい。読み進められる気がしない。非常に湾曲した言い回し、違和感のある口調、これでもかとボキャブラリーをぶち込んでくる冗長な会話。合わない。

しかし、非常に人気の作家だとは知っている。慣れれば面白くなると思い、読み進めるが全く慣れない。その内、何か設定を知らないと理解できない話が多くなり、シーズン途中から見ている気分になり挫折。本を閉じる。

私は世間ではおじさんと言われる年代だが、今までカルチャーについて、ジェネレーションギャップを感じた事はほとんどない。流行りの音楽や漫画など、私の知っているものと地続きのものが多かったり、リアルタイムで同時期に体験しているからだと思う。実際、そういう人は多いはずだ。

しかし、この本は違った。「最近の若いもんが読む本はわからん!」そう叫びたくなるくらい、面白さが理解できなかった。自分が歳をとった事を実感させられた。悔しい・・。パチンコからやりなおそうと思う。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?