200427 タイミング

 今日も原稿手につかず。書きたい気持ちはある。
 原稿とは関係のない考えごと。いかにも大勢にいいねを押されそうな「いいこと」を書くことへの拒否感がどんどん募る。昔からその自意識はあったが、最近それがさらに強くなった。だけどこれは「ウケることを書きたい」の反転した抑圧かもしれない。
 地元のLINEオープンチャットが一気に賑やかになってきた。どんな話題で盛り上がっているのかといえば、地元の飲食店のテイクアウト情報。さすがにあらゆる店がテイクアウトでしのぐ方向に舵を切り始めたのと、家で食事を作り続けているお母さん勢が限界に達してきたのが合わさったのか、情報交換が急に盛り上がってきている。
 その中で、1人がちらりと政府批判めいたことを書いた瞬間、別のユーザーから「政治の話はしないでほしい。ネットもメディアも政治の話ばかりでもううんざりしている」と間髪入れずにコメントがあり興味深く思った。こういう状況になって、国民の政治への関心は高まっているように見えるけど、政治アレルギーもまた全体的に強くなっているような気がする。
 そんなやりとりを横目に、今日も淡々と会社仕事。夜はドラマ「石つぶて」を見ながらストレッチ。どうでもいいが、この「石つぶて」を変換しようとすると、どうしてもポケモンが優先されて「イシツブテ」になる。
 昨日のこともメモ程度に。
 昨日は要で急の用事があり少し遠方へ行った。昼頃に電車に乗ったらがらがらだった。座席ワンセットにつき、客は端と端に1人ずついるだけ、というような状態。真昼間なのに始発のようだ。いや、始発でももう少し人はいる。
 そのあと、大きな川のそばを歩く時間があった。河川敷には大勢人が繰り出していた。気温は25度、風が強くて日差しも強く、外遊び日和なのは間違いない。テントがいくつも張り巡らされていて、凧揚げをしている子どもやボール遊びをしている親子が見えた。それを眺めながら子どもの頃のことを思い出した。簡単な凧を作っては、時々父と外で揚げていたものだ。当時好きだった「Do!図鑑」という図鑑シリーズの一冊、『工作図鑑』に出てくる凧だった。
 用事。かつて数年かけてもうまくいかなかったことが、今回はたったの3時間くらいで爆速完了してしまったことにびっくりする。月並みな言い方だけどやはり物事にはタイミングがあって、それが全てと言ってもいいくらいなのだ。焦る必要はない、と改めて思う。

 

読んでくださりありがとうございました。「これからも頑張れよ。そして何か書けよ」と思っていただけましたら嬉しいです。応援として頂いたサポートは、一円も無駄にせず使わせていただきます。