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アイデアは人に会うことでカタチになる!

アイデアをカタチにしていくプロセスで自分の中で煮詰まりすぎちゃって、途中で止まってしまう…というご相談をいただきました。

アイデアが煮詰まりすぎる理由

ありますね。ぐるぐる考えて、ある時点で答えが出ず停止状態。そのまま忘れていっちゃうというパターン。そうなってしまう理由を考えてみました。

多分「プライド」が邪魔しているんじゃないかな。完成度が低いモノを外へ出すことへの抵抗感。「あなたってこの程度なんだ」って思われるのが嫌。だから自分で完璧に練り上げるまで、なかなか外に出せなくって、自分の中で煮詰まってそのまま泡となって消えてしまう…。

それって完全に「プライド」ですね。私も一人で考えてしまうほうだったから、そのことに気付いたときは認めたくなかったです。でもこの「プライド」さえなければ、いくつものアイデアをポンポンと気軽に外に出せるのです。

煮詰まる前にアイデアを外に出せる、具体的な方法

じゃあ、どうしたら「プライド」に影響されずに、もっと気軽にアイデアを外に出せるのか、次に方法を考えてみました。

小さなアイデアをとにかく誰かにフィードバックしてもらう方法。

そこで考えついたのが、枕詞を使う方法!

まだ自分の中で出てきたばかりのアイデアを誰かに聞いてもらうときは、

「これは、叩きですけど、」

とか

「これは、芽だしなのですが、」

と最初に伝える!

そうすると情報を受け取る側も完璧なものが出てくるとは思わないので、期待を裏切ることはありません。じゃあ、このアイデアをどうしていこうか、良くしていくためには何をしていこうか、その人なりの意見をくれるでしょう。

アイデアをいち早くカタチにするには、行動力が必須

アイデアをできるだけ早くカタチにしたいなら、自分の中で煮詰めている時間をできるだけ短くすることが大事。出して、やってみて、ダメならすぐやめてまた次のものに取りかかる…この循環を早くすれば、同じ限られた時間でも、よりたくさんのことに挑戦できますね。

とにかく行動。考えることも大切だけれど、動かなければ何も始まりません。

人に会うことで、アイデアがカタチに!

「叩き」「芽出し」のアイデアにフィードバックをもらうには、人に会うことは必須。そして人に会うためには、行動力が欠かせません。

1年くらい前のことです。行動力を奮い起こしたおかげで、会いたい人に会えて、いろんなお話をしていく中でアイデアがカタチになりそうな出来事がありました。

NHKのディレクターをしていたときに、長野県に赴任していた頃、長野県の食に携わる人々を取り上げる番組を制作しました。長野県の名産の「わさび」について、だったのですが。

その番組のゲストに来てくださったのが、大桃美代子さん。

とっても素敵な方だったのですが、感動したのは、番組が放送された後に私宛に番組のお礼と感想を書いたハガキをくださったこと。ずっと大事にデスクの見えるところに飾っていました…。

あれから時は過ぎ、私はNHKを退職し、もうテレビに関わることはない日々を過ごしていましたが、ある日インスタグラムに大桃さんからいいね!がついたのです。

半信半疑で、DMを送ってみたところ、なんと本当にご本人で。その時に、

「是非一度お会いしたいですね」

と書いてくださったのですね。

社交辞令だったかもしれないですよ。でも私はお会いしたかったのです。だから、

「いつ、お会いできますか?」

とお返事して、その週末に約束していただけたのです。その結果、お互い今この時期に感じていることなどを2時間くらいお時間いただいて、じっくりお話できて、今度二人で一緒にインスタライブをやりましょう…というお話までできました。

会いたい人に、勇気を出して会いたいと言ってみて、勇気を出してみて良かったと感じました。もちろん、アイデアをカタチにするために会う人、フィードバックをもらう人は、凄い人じゃなくていいのです。家族でも友達でも先輩でも。だれかに話してみる!肩の力を抜いて。

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