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美の霊薬“ローズエリクシール”レシピ

錬金術と聞くと、何やら怪しく感じたり、魔術で「石などにされてしまうのではないだろうか!」などと思う方もいるかもしれませんが、草木の「エキスの抽出」を可能にし、薬草の効能効果などを凄まじくあげたのが、中世後期、ヨーロッパの錬金術のおかげです。14世紀に蒸留酒が生まれたのも、まさしく錬金術。

そして「見たい知りたい」「長生きしたい」と願う人々の好奇心により、錬金術師たちによって生み出されたのが「エリクシール」である。

そう、エリクシールは、「不老不死になれる霊薬」として錬金術師がアルコールを用いて、薬草成分を抽出した滋養強壮薬、現在のリポ○タンDでした。

カラダが重いとき、私が飲みたくなる「元気にしてくれる」リキュールである「シャルトリューズ」も錬金術により、フランスの修道院で生まれたエリクシールです。

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そんなステキなエリクシールがまだ無かった古代エジプト、美を追求し続けた才女のクレオパトラは、薔薇の花を水に浸して香りを愛でていたようです。これが今でも愛されているローズウォーターですね。薔薇は女性の魅力を引き出す魔力を持ち、今も尚、世界中の女性を魅了し続けています。

この古代に、もし薔薇のエリクシールがあったのならば、毎日飲んでいたのではないのかなと思わせるほどクレオパトラは薔薇を愛し、薔薇で男性を魅了し、薔薇で政治を動かした美の才女だと言えます。

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そんな薔薇のエリクシール、今回は子どもでも楽しめるような「薔薇ジュース」とも言えるレシピを紹介します。

美のエリクシール「ローズジュース」

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材料
・薔薇の花弁 ボウルいっぱい
・甜菜糖 1+1/2カップ
・塩 ひとつまみ
・ブランデー 1/4カップ
・水 3カップ

作り方

①薔薇をサッと洗って水を切り、甜菜糖をまぶして手で優しく混ぜる

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②鍋に水、甜菜糖、ブランデー、塩を入れて沸騰させ、甜菜糖を溶かす

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③少し水分が出てきて花弁がシナッとしたら

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④煮沸消毒した瓶に花弁を詰めて

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⑤液体になった②を熱いまま注ぎ入れる

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⑥冷めたら蓋をして、冷蔵庫で2〜3日寝かす

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⑦炭酸水で割ったり、紅茶に入れたりして、薔薇の香りを楽しめ、さらに女性の美しさも引き出してくれる「ローズエリクシール」です

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今日も野草と共に、みんなが彩り豊かな日でありますように
Have a lovely YASOU life!

安心安全な「無農薬野菜×野草」デリバリー、次回は5月27日発送→https://manmaruno.stores.jp

プロフィール:Miki

・マクロビオティックライフアドバイザー
・ハニーセラピスト
・国際NGO法人YASOUEN代表理事(http://www.yasouen.org)
・小学館BE-PALに野草コラム連載中→タンポポバームのレシピ公開中(https://www.bepal.net/?s=miki)
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