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カミナシCSチームのEntrance Book作成で工夫した5つのポイント

初めまして!カミナシの木村です。
社内では「ちゃんみき」と呼ばれています!
この3月でカミナシのカスタマーサクセスチームにジョインして早くも約4ヶ月が経ちました。

これまでは新卒で外資小売、HR系SaaSのCS、SaaSの人事担当などを経験しており人事領域長めの人間です。

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SaaS人事時代のHRチームのみんなと。最高の仲間でした!

カミナシのようなツールを導入することでお客様の組織文化が変わったり新たな挑戦が生まれたりと、HR的な側面を大切にできるプロダクトビジョンに惹かれ入社のご縁をいただき、慣れ親しんだHR系SaaSから飛び出し、未経験のデスクレスSaaSに絶賛チャレンジ中の毎日です!

今回は私を含め3人の新入社員メンバーが主導で作成したカスタマーサクセスチームのEntrance Bookでどんなことを伝えたかったのか、なぜ7営業日という爆速でβ版をリリースすることができたのか、社内での役割分担やコンテンツ・導線の工夫などをお伝えしていきたいと思います🎉

最近よく聞くけど『Entrance Bookって何?』『なんだか良さそうだからうちでも作ってみたい!』と思っていただけると嬉しいです!

なぜ作ることになったの?

実はカミナシには notionで作成されたsalesチームのEntrance Bookが既に存在していました!
メンバーの紹介はもちろん、チームならではの取り組みなどが分かりやすくまとめられており『こんなのがCSチームにもあったらもっと候補者の方にチームの雰囲気を伝えられるのにな』とすごく羨ましく思っていたのです笑

そんな中、VP of customer successのてっちゃん(@tetsuyamiyagi)より『新入社員の目線でいい感じのEntrance Book作って欲しい!』と突然のざっくりオーダーをいただき、作成プロジェクトに新入社員のスキニー(@uta_somi)・なっちゃん(@nazs_14)・私(@mikidonmikidon)がアサインされたのが1月半ばごろ。
さらに『もう今月中にはβ版欲しいな〜』と無茶振りがあり爆速作成がスタートしました。笑

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3人で構成を考えているところ

そもそもEntrance Bookってどんなもの?

作成にあたり『そもそもEntrance Bookブックって何?』をもう一度調べてみることにしました。
Entrance Bookとは、採用市場での企業情報のオープン化が加速する中、候補者に対して情報提供の方法を試行錯誤した結果生まれたポテンシャライト様から始まった採用施策の一つです。
2021年のトレンドにもなったことから沢山のスタートアップ、ベンチャー企業がEntrance Book作りをされていましたが、大切なポイントは次の3点であることを理解しました。

①候補者へ「適切なタイミングで」「適切な情報」を届けること
②特にカジュアル面談前のフェーズでは「幅広い情報」を届けることが候補者から求められている
③面談の前に候補者に伝えたい、知っておいてもらいたい情報を事前に伝えることで面談の場をより有意義にする

(参照|ポテンシャライトから生まれたEntrance Book19選+番外編)

(以下スライド引用|ポテンシャライト寳田さんnote

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カミナシCSチームのEntrance Book作成5つのポイント

Entrance Bookの定義を整理していったところ『幅広い情報とは何か?』『どんな人に何を届けるのか?』という新たな疑問が湧いてきました。
そこでお力を貸していただいたのが人事のレイチェル(@INOUERAY)さん。
HR的な側面から必要なポイントを一緒に洗い出していただき大まかな全体構成が決まりました。

①全体設計

■対象:カミナシの求人に対して接点を持っていただいた方(カジュアル面談前、一次面談前)
■目的:面談を待たずともCSチームの基本情報を知っておいてもらうこと
■場面:事前のインプット資料、面談の過程で再度理解を深めていただくサブケース
■内容:チーム(組織)・人・カルチャーが伝わる
■構成:シンプルな構成で流し読みでキャッチアップできるボリューム、さらに理解を深めたい方向けに情報の階層を作っておく

続いて、Entrance Bookのメイン部分にあたるコンテンツ内容を作成していったのですが、レイチェルさんとの全体設計MTGがあったおかげでこちらはスムーズに決まりました。
ここで気をつけたのはとにかく今回、納期がない!笑
まずはコンテンツごとに役割分担を行い、全体の最終調整は後からまとめてやることにしました。(【】内はコンテンツ作成担当)

②役割分担


・はじめに【ちゃんみき】
 - 読んでいただく方への簡単なご挨拶とEntrance Bookの目的
 - カミナシの紹介と関連note
・CSチームについて【スキニー】
 - チームビジョン
 - churn rate0.4%未満を誇る現在のチーム体制
 - さらに新しいチャレンジを加速させ日本一のCSチームを目指すための
  未来のチーム体制予想図
 - VP of Customer successてっちゃんからのメッセージ
・CSメンバーのご紹介【なっちゃん】
 - メンバーへのプチインタビュー
 - メンバーの個人noteライブラリ
 - CSチームの日常
・終わりに【ちゃんみき】
 - チーム一同から未来のチームメンバーへメッセージ

全体設計〜最終調整【ちゃんみき】

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毎回のMTGアジェンダやゴール設定を共有してくれるスキニー
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なっちゃんからメンバー紹介ページについてチーム皆んなへご相談アンケートを依頼

それぞれの役割分担や全体設計でも『こう思ってもらいたい』というゴールから逆算した工夫を盛り込みました!


③コンテンツの工夫

・あえて未来のチーム体制予想図(β版)を公開
- 候補者さまと未来のCSチーム像について一緒にディスカッションをしたい!という気持ちから大公開!
・人間味あふれる自己紹介ページ
- 日本一のCSチームを目指すにあたり何より大事なのはチームワーク。それぞれの個性やストレングスファインダーの上位項目を公開してコミュニケーションの特徴をオープンにしました。
・チームの日常を等身大で表現
- カミナシのバリューにある全開オープンを味わっていただきたく、候補者様に『一緒に働いている感覚』をお伝えするためあえて等身大の本当の日常の一コマを載せました!

④導線の工夫

・情報の深さに階層を持たせる設計
- 『カミナシ全体→CSチーム全体→CSメンバー』というように、どんどんチームの中に入っていくように情報の深さに階層を持たせる設計をしました。
・個人noteをライブラリ形式で表現
- 興味のある内容を選んで読んでいただけるように個人ページではなくライブラリとして一覧で確認いただける設計にしました。

ここまで緻密に設計や工夫が散りばめられていても全体設計で大きく狂わなかったのは、最終調整係を置いたことももちろんですが、やっぱりCSメンバーのチームワークの良さが奏功していると言えると思います。

⑤メンバーの得意を生かした協力体制

今回の作成プロジェクトでは3人のバックグランドや個性を事前にメンバー全員が知っていたからこそ上手く進んだと思っています。
カミナシのCSチームがメンバーのバックグラウンドを深く知ることを大切にしてきた事による一つの実績なのでは?と僭越ながら自負しています🙇‍♀️

<例えば今回のメンバーだとこんな感じ!・・・>

ひな形_Excel変換説明会

リリース後の社内外の反響

Entrance Bookをリリースしてから約1週間ほど経ちますが
Twitterでリリースをお知らせしたところ早速嬉しい反応が・・・✨

候補者さまの反響も良い!と社内からのフィードバックもあり、ますます嬉しくなってしまいました🎉

作成期間約7営業日、爆速でリリースまで辿り着いたEntrance Bookでしたが、このようなありがたい反応をいただき手応えを感じています!
今後もカミナシのバリューであるβ版マインドでどんどんブラッシュアップしたくさんの候補者の方々とコミュニケーションを図っていきたいと思っています✨

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました!
まさにカミナシのバリューにもあるような「β版マインド」「全開オープン」が結集したようなプロジェクトだったなと振り返っています。

Entrance Bookにも記載したようにカミナシCSチームは「名実ともに日本一のCSチームになる」という目標がありますが、まだまだ仲間が足りません💦

カミナシのCSチームに少しでもご興味を持っていただいた方、ぜひお話しましょう!
また、うちも作ってみようかな?と思っていただいた他社CSの皆さんや人事の方ともぜひ交流ができれば嬉しいです✨


カスタマーサクセス・カスタマーサポート共に仲間大募集中です!






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